昨日より、カタール航空ビジネスクラス(ドーハ~羽田)の搭乗記をお伝えしています。日の出から日の入りまで丸一日かけて移動する今回のフライトでは、機内食が2回。今回は、初めの朝食をレポートしたいと思います。
5つ星エアラインとして名高いカタール航空の美味しい機内食ですが、中東ならではのアラビア風メニューがある事も魅力の一つ!その朝食は、果たしてどの様な味わいなのでしょうか?
朝食メニューとパンの味
今回のフライトは、カタールのドーハを7:00に出発する昼行便。質全的に、最初にサーブされる機内食は“朝食”という事になります。
日本行きの路線なので、日本語メニュー有り!でも、初めのオーダーの時には日本人CAが来てくれず、日本語を照らし合わせながら英語での注文を余儀なくされました…。そんなケースに備えて、英語に併記する形で日本語が書いてあれば便利なんですけどね。
そして、CAの一流の所作によってテーブルがセットされます。「成田~ドーハ」の記事でもお伝えしましたが、ナプキンを三角に折って渡してくれるCAの所作は、何だか高級レストランの様な気分ですね~(参考→カタール航空ビジネスクラス/アラビア風の機内食と残念なシャンパン(成田~ドーハ))。
テーブルクロスにナイフの置き方、皿の位置までも毎回完璧なセッティング!ほんと、日本のどこかの航空会社も見習って欲しいところ。
ただ、これも何度もお伝えしていますが、パンの味に限っては期待に副わず。今回のクロワッサンはまぁまぁですが、柔らかすぎるマフィンはちょっと頂けないかなぁと…。
因みに、パンに塗るジャムは、ドーハのラウンジの記事でもお伝えした英国王室御用達の「Tiptree」が出てきました。“ハニー”を選択したのですが、本物のハチミツそのものと思えるほどトロットロのジャムです!
朝にピッタリ!フルーツの前菜
さて、メニューは初めに「グァバとマンゴーのスムージー」を選択。私は普段マンゴーを好んで食べないのですが、このスムージーは甘酸っぱい風味が先行し、マンゴー感はほぼ無し。代わりにグァバのベリーっぽい味が引き立って美味しいです!朝にピッタリ、この後おかわりを頂いてしまいました!続いて「ギリシャヨーグルト」。なんだか“食事”とは思えないデザートが2品も続けて出てきましたが、これでも一応メニュー上では“朝食”と“前菜”の扱いです(笑)。
プレーンのヨーグルトに、甘さ控えめのベリー。朝にはピッタリの一品。
アラビア風のおいしい朝食メニュー!
朝食のメインに注文したのがコチラ。「伝統的なアラビア風朝食」と題されたメニュー、往路で食べた“アラビア風メッツェ”と同じ様に、ピタパンという名の平たいパンに具材をつけて食べる料理です。
メインとなるのが「そら豆の練りゴマ和え」。大きな豆がゴロゴロ入って、他に玉ねぎや魚のすり身、トマトも入っています。沢山の具材が織り成す奥深い味わい、アッツアツのピタパンに漬けて食べるとなかなか美味です!
大きな種入りのオリーブの実、艶やかなキュウリ、そしてフルーツの様に甘いトマト!食材の質にも、カタール航空の高い拘りが見えてきますね。
エレガントなBarカウンター
さて1食目が終わった後は、機内の照明が落とされて、次の機内食まで自由時間(笑)!少しの間仮眠しましたが、日の光が差す時間なのであまり眠れず…。
ビジネスクラスエリアの中央には、この様なBarカウンターが設けられていて、置かれているお菓子やワインを自由に頂く事ができる様になっています。これまで深夜便ばかりだったので、機内が暗くてBarエリアがよく見えませんでしたが、赤い花びらの散らされた何ともエレガントな空間ですよね。
置かれてあるワインはシャンパン。これも以前お伝えした通り、パンと並んで唯一カタール航空で残念なメニューの一つです。特別な“ロゼ”なんて用意しなくていいから、せめてボトル10,000円くらいのシャンパンを飲ませて欲しいなぁ…。
因みに、置いてあるお菓子はご覧の2品。クランチの方はコンビニのお菓子レベルでしたが、トマトチップスは酒の肴になりそうな味です。でも機内食に力を入れるなら、こういう所にも高級なチョコレートなんかが置いてあると、なおポイント高いんですけどね。
カタール航空ビジネスクラス(ドーハ~羽田)、2回目の機内食の模様は次回へ続きます→ドーハ発の美味しいアラカルト!カタール航空ビジネスクラス機内食
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