今回は、私が利用したJALビジネスクラス(ヘルシンキ→成田)の機内食をレポートします!
往路 の記事でお伝えした通り、(成田→ヘルシンキ)の洋食が期待外れだった為、搭乗前は意気消沈でしたが、実際復路の内容は、その不安を一気に解消する良いものでした。
メニューとシャンパン
往路と同じ洋食、メインは魚料理を選択しました。メニュー表の仕様は往路と変わりありませんが、コラボシェフの写真やコーヒーの解説等が無い“簡素版”となっています。
先ずはシャンパンを頂きます。実はこのシャンパン(Delamotte Brut)、成田発着路線に限られた“格下”シャンパンなのですが、その内容については、また別途記事にしたいと思います。
とは言え、市場価格5000円程はする中堅シャンパンですので、ビジネスクラスの機内で飲める最高級ドリンクには間違い有りません。「BRUT」のため、甘さ控えめのスッキリした味わいとなっています。
Amuse-Bouche
海老と帆立のマヨネーズマリネとワイルドマッシュルームのフラン
往路に出てきた繊維の残るアスパラとは打って変わり、魚介の微かな歯ごたえとマヨネーズ風味、そして濃厚なフランが食欲をそそり、シャンパンが進みます。この先の料理を期待させ“楽しませて”くれるアミューズに、漸く出会えた様な気がします。
Hors d’oeuvre
鴨胸肉のエスカベッシュとサーモンとポテトムース、魚卵のムース、パン
北欧の食材を使用しているのでしょうか、直前に立ち寄ったヘルシンキ空港のプレミアムラウンジでもそうでしたが、サーモンがとても美味しいです。
パンは往路とは違い、温かいものが提供されました。
ツルッとしながらも、やや粘り気のある舌触りと、ボリューム感のある歯ごたえがたまりません。柔らかい鴨肉とムースも良く合います。
Main Dish
ピュレと蟹のソース、2種類の味わいは極上品で、ご飯が進みます。洋食ながら、ソースをたっぷり付けたイワナを箸でご飯に載せて頂きました。長い間ワルシャワで期待外れの食事が続いた後ですから、まさに涙ものです。
ご飯の炊き具合は、好みにもよると思いますが、私にとっては“普通”レベル。もう少し米粒がしっかり立っていると良いかなと思いますが、それでも美味しく頂きました。
Dessert
これは、ややしつこい味わいで、お茶が必須です。コケモモは北欧で良く見られるベリーの一種だそうで、こちらの地方ではジャムやジュースにも使用されるらしいです。例えるならば、酸味の強いラズベリーでしょうか?好き嫌いが分かれる味だと思います。
ANYTIME YOU WISH
洋食のメインディッシュとして掲載されている割には、完全なデザートです。
美味しいですが、アップルシナモンの香りがもう少し漂ってくれば良いのにな、と個人的には思いました。
エコノミークラスと同じハーゲンダッツ・アイスクリームで締めて、終了です。
ドリンクの銘柄は、アルコールを含めて往路・復路で変わりません。
ウイスキーは
- 「山崎(ノンエイジ)」
- 「白州(ノンエイジ)」
- 「シーバスリーガル12年」
- 「ジャックダニエル」
の4銘柄です。個人的には“シングルモルト”の上2つがおススメですが、出来れば12年物が飲みたいところ…、今後に期待です。
如何でしたでしょうか?ヘルシンキ線限定の「北欧イワナのソテー」は特に美味しかったです。往路で期待はずれだった分、感動もひとしおでした。
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