クアラルンプール国際空港から先は、引き続き同じマレーシア航空のビジネスクラスでシンガポールへ向かいます。僅か1時間の短いフライトですが、機内食もあってサービスは充実!座席は特別仕様の新型シートで、とても快適なフライトとなりました!
KL空港の本館から出発
今回搭乗するのは、クアラルンプール19:25発のMH607便。東京行きが発着するサテライトではなく、本館H2ゲートからの出発です。
出発の1時間も前(18:25)にゲートオープンしましたが、KL空港は隔離式でトイレにも行けなくなるので、少し待ってから入るのが吉!
尚、2023年4月現在、KL国際空港KLIA 1の本館とサテライトを結ぶモノレールは、改修工事のため運休。バスでの移動となる為、両ターミナル移動の際は通常より10分ほど余計に時間が掛かるので注意が必要です。
B737-800の新型シート
KL~シンガポールの機材はB737-800。世界で最も多く使用されている3-3シート配列のオーソドックスな機材ですが、前方4列は2-2のビジネスクラス向け特別仕様になっています。
そのシートがこちら!ブルー一色の革張り仕様で、直線的なフォルムのシート。まだ導入されて間もないのか、真新しくて綺麗です!
レッグレスト付きで、肘掛下にはコンセント完備。シェル型になっているので、後の席に気遣う事無くリクライニングを倒す事が出来ます。
座席幅はとても広く、目方で図っておおよそ55cm。ただその分、腰のホールド感に欠ける為、長時間座っていると疲れるかもしれません。
リクライニング&レッグレストは、肘掛のボタンで操作。中央の肘掛には、小さなカクテルテーブルも付いています。
メインのテーブルも特別仕様で、テーブル上に置いた物を落とさない様にする為のツマミが付属。
シャンパンは無し、でもサービスは秀逸
搭乗時には、ウェルカムドリンクのサービス。しかしここで選べるのはアップルジュースかオレンジジュースのみで、シャンパンは無し。この後の機内食の時にも、シャンパンをはじめアルコール類は全て用意が無いと言われてしまいました…。
シャンパンが飲めないビジネスクラスなんて…。まぁイスラムの国の航空会社なので仕方ないのかな…?
それでもCAの対応は親切丁寧ですし、非常に短い時間でも抜かり無く接客してくれるので、まぁ文句は無いです。
機内食はサテー、Beryl’sのチョコレート付き
さて、離陸して間もなくベルトサインが消え、程なくして機内食が運ばれてきました!4本のサテーにピーナッツソース、チョコレート、塩ピーナッツのセット。
サテーはチキンのみでビーフは選べませんが、甘口のピーナッツソースに付けて食べると絶品!4本は丁度良い量ですし、最後の1本まで熱っつあつ(皿が火傷しそうな位熱いので要注意)。
付け合せのチョコレートは、マレーシアで有名な「Beryl’s」。この時初めて食べたのですが、豊潤なカカオの風味とベリーの様な甘みが広がって凄く美味しいです!
余りにも気に入ったので、後日クアラルンプール市内の店舗で大量に買って帰りました(笑)!
短い路線でも充実のサービス
と言う訳で、遅延も無くスムーズにシンガポールへ到着!
マレーシア航空の短距離ビジネスクラスは、例えるなら羽田⇔伊丹のJALファーストクラスを少し簡素化した様な印象でしたが、特別なシートに美味しいサテーが食べられて、なかなか満足のいくフライトとなりました!
成田~KLで利用したビジネスクラス搭乗記も併せてご覧ください→マレーシア航空A350ビジネスクラス搭乗レポ&Business Suiteシート(成田~KL)
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