昨日に引き続き、クアラルンプール発成田行きのマレーシア航空ビジネスクラス搭乗記。今回は、この旅行最後となった機内食の味をレポートします!
昼行便でも深夜便でも、相変わらず最初に出て来るサテーに始まり、アラカルトメニューに朝食メニューと、これまでとあまり変わり映えしない内容ですが、味はなかなかの美味!マレーシア航空の機内食のレベルの高さを改めて実感しました。
さて、サテーを頂きましょう…
つまらない洒落を言いたくなる程、流石に食べ飽きてきたサテー。ベルトサインが消灯するとすぐに漂ってくる香りも、もう既にちょっと気分が悪くなってきます。
ここはサテーをパスしてさっさと就寝するのもアリですが、経験上外資系のエアラインではじめの機内サービスを断ると“もてなし”を拒否したと見なされてぞんざいな扱いを受ける場合があるので、要らなくても一口は口をつける様にしています。
「ミックス・プリーズ」と言ったら3本乗せられて来ました。これまでは4~5本だったので、私の顔色を見て少なくしてくれたのかな?丁度私が好きなチキンが2本。それでも、食べ始めると何故か食が進むマレーシア航空のサテー。完食はしませんでしたが、2本あったチキンの殆どをたいらげてしまいました。また時間が経つと食べたくなってくるのかもしれませんね。
就寝前のDINE ANYTIMEメニュー
さて、この便は深夜便なので、最初にアラカルトメニューから注文する軽食タイムがあって、到着2時間前に本格的な機内食サービスがあります。同じく深夜便であるシドニー行きのDINE ANYTIMEメニューは7種類もあったのに、成田行きは僅か4種類のみ。
この中で唯一食べていなかったChicken Tandoori Baguetteを頂きます。タンドリーチキンが3枚にキュウリとトマト、レタスが挟まれたサンドイッチ、軽食には丁度良いサイズです。
小ぶりのサンドイッチながら、中身は具沢山!冷たいものを想像していましたが、皿までアッツアツ!ボリュームのあるタンドリーチキンはパサついたりせずなかなか美味しく、キュウリの歯応えとトマトの果汁が上手い具合に絡み合います。カフェで食べると600円くらいしそうなサンドイッチ。
本来ならここでウイスキーをグイッとやって眠りに就きたい所ですが、さすがに胃がもたれてきたのでジュースで我慢します…。ウェルカムドリンクでもそうですが、マレーシア航空のフルーツジュースの中では、オレンジジュースが一番果汁を感じられて美味しいです。
朝食の前菜メニューはシドニー行きと同じ
そして就寝から3時間後、最後の朝食タイムの始まりです。今回は7Aの席でしたが、壁に近いせいかゴォーという騒音が大きく、きちんと眠れたのか否か微妙なところ…。このシートの寝心地については、昨日の記事に記載しています→マレーシア航空ビジネスクラスA330の最後尾で眠れるか?7Aの席を体験!
私が目覚めて体を起こした瞬間、早くもCAさんがやって来てドリンクの注文を聞いてきました。サービスとしては素晴らしいのですが、まだ目もろくに開けられない状態で、ちょっと気が早すぎやしませんか…?
クアラルンプール~成田の朝食メニューがコチラ。前菜として出される4品のメニューは、いずれもシドニー行きと全く一緒。
でも、フルーツの種類は違っていました。今回はドラゴンフルーツとキウイが入っています。パンに塗るジャムは、ストロベリーとハニーからの選択。
パンはクロワッサンやトーストっぽいものと合わせて3種類から選べます。このレーズンパン、外はサクサク中はフワッと、程よい甘さがあって美味しかったですが、肝心のレーズンが2粒しか入っていなかったのはちょっと残念!他の2種類も出来れば試したかったですが、ちょっと入らなかった…。
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Chef-on-Callのナシレマ
そしてメインは、またもや事前にオーダーしておいたChef-on Callのスペシャルメニュー。料理名は“Nasi Lemak with Prawn Sambal and Ikan Bilis Sambal”、同じナシレマですが、メニュー表にあるものとは若干具材が異なる様です。
ライスは私の好きなパラパラライス。この写真撮影の後、すぐタワーが崩れてしまいました。
いかにも辛そうな赤いソース。食べてみると、はじめは舌に甘みを感じるものの、やはりすぐに辛さが迫って来ます。激しい辛さではないですが、結構後に引く辛さ。でも旨味があって美味しいです!殻つきの海老は4尾、これも肉厚でなかなかGood!
付け合せに乗せられた煮干の様な小魚。少し甘口の出汁の味が効いていて美味しく、辛口ソースとよく合って口直しにもピッタリ!クアラルンプール発では、本場のマレーシア料理を食べると決めていたのですが、やはりナシレマを選択して正解でした。クアラルンプール市内でも、なかなかこの味には出会えないんじゃないかな?
レベルの高いマレーシア航空の機内食
計4回のマレーシア航空ビジネスクラスで機内食を試してみた感想は、所々に“美味しい!”と感じる料理があってなかなか満足しています。サービス全般としてはB級品のマレーシア航空ですが、良い意味で驚かせてくれました。この味を楽しめるならまた乗ってみるのも良いかなぁと思います。
今回のビジネスクラスチケットは、今年2月に出た激安キャンペーンで手に入れたもの。シドニーまでの往復でコミコミ139,000円です。マレーシア航空では年に1~2回はこういった激安キャンペーンが行われますので、興味のある方は小まめにチェックされると良いでしょう。詳しくは「マレーシア航空の格安ビジネスクラスはストップオーバーも可能?シドニー行きで発券してみた」の記事に記載しています。
以上、マレーシア航空ビジネスクラス機内食レポートでした。これまでの機内食レポートも併せてご覧頂ければと思います。
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