沖縄と言えばそば!私は宮古島滞在中、ランチは必ずそば屋に行って沖縄のそばを食べていました。沖縄には安くて美味いそばが食べられる大衆食堂が多数存在しますが、今回訪れた宮古島の「金吾」でも、定番の宮古そばが550円!併せて注文したグルクンの唐揚げと共に、そのその味を確かめてみたいと思います。
「金吾」へのアクセスと駐車場
550円の宮古そばが食べられる「金吾」の店舗があるのは、宮古島の中央部。県道78号線沿いにあるので、どの方面からでもアクセスはし易く、市街地からだと車で10分程。
私は宮古島東部にある吉野海岸で泳いだ後向かいましたが、そこからでも20分強で着きました。金吾の周りはあまり建物が建っていないので、運転していても見過ごす事は無いと思います。
店舗は琉球瓦の戸建てチックな建物。1階が食事処になっています。
店の前が駐車場になっていて、収容台数は4台くらい。この他にも建物の奥に砂利のスペースがある様ですが、店舗駐車場として利用して良いかどうかは不明…。店前が満車の場合は、店の人に聞いてみると良いかもしれません。
座敷がメインの店内
店内はそれほど広い訳ではなく、大きめのテーブルの座敷席が幾つかあるのみ。入口横には小さなテーブル席が、申し訳なさそうに置かれています。この時14時半ごろに訪れましたが、客は私以外に一人のみ。
どこでも座って構わないとの事でしたので、障子で隔てた奥の席を確保します。個人的に胡坐や正座は足が痺れて苦手ですが、やっぱり和室は心が和むものですね。
テーブルには、沖縄地方恒例のコーレーグース。“金吾のくーす”と書いてあるので、この店オリジナルでしょうか。調味料として好き嫌いが分かれる味ですが、個人的には何とも言い難い味…。唐辛子の唐さというよりは、酢と泡盛が合わさった何とも言えない不思議な酸味の方が圧倒的に強いです。
因みに、コーレーグースはAmazonで簡単に手に入ります。基本的には、折角の美味しい蕎麦の味を台無しにする、というのが個人的な感想ですが、まだ味を知らない方は後学の為に試してみるのも良いかと。
尚、店内は禁煙。これを見る限り、夜の営業時も禁煙なのかな?沖縄は禁煙や分煙の店が少ないので、もしそうなら有り難い所です。
豊富な種類のメニュー
さて、金吾のメニューを見てみましょう。定番のそば類に定食、チャンプルに丼物もありますね。宮古そばはかなりお得な550円!しかしそれ以外のメニューは若干割高な印象です。全て税込価格なのは良心的。※価格は社会情勢により随時変動します。
裏面は夜専用のメニュー?と思いきや、昼でも注文して良いとの事。一品料理に大皿料理と、居酒屋顔負けのラインナップですが、ドリンクの種類は限定的。
その他、伊勢海老を使ったセットもある様です。どれも伊勢海老が1/2でこの価格!ちょっと躊躇してしまいますよね。
宮古そば550円
今回は550円でお得な「宮古そば」と、一品料理から「グルクンの唐揚げ600円」をチョイスしました!グルクンの唐揚げは、以前石垣島で食べた事があるのですが、ここでの味や如何に?
先ずは宮古そばから。豚骨・昆布・カツオ節から取ったというダシは、あっさり薄味。心なしか生姜の様な風味を感じます。
肉は小ぶりながら、トロトロの柔らかさ!味を例えるなら“コンビーフ”、食の進む美味しさです。
でも、店頭のディスプレイとはボリュームが違います(笑)!あの厚みなら、3枚くらい入れてくれても良いのになぁ~と…。まぁ550円なので文句は言えませんね。
続いてグルクンの唐揚げ。“グルクン”という沖縄地方で取れる魚を、背開きにして揚げたもの。淡白な味ですが、なかなかの肉厚で美味しいです。他の魚料理と違ってジューシーではないので、この身だけ食べていると口がパサついてくるので、付け合せの大根おろしをつけて食べると丁度良くなります。これ一尾で600円!手の込んだ宮古そば550円が余りにもお得なので、これでもかなり割高感がありますね。
「金吾」の営業時間
金吾の営業時間は10:30~9:00(LO)、定休日は月曜日。基本的に沖縄地方はどこも“沖縄時間”なので、来店の際は時間に余裕を持って訪れた方が良いかと思います。
550円の宮古そばは、安いからと言って決して内容量が少なかったりという事は無く、しっかりボリューミーで普通に美味しいそばでした!グルクンや海ぶどうなど沖縄料理を手軽に追加できるのも良い所。一品料理の割高感はありますが、宮古空港も近くアクセスし易い所にあるので、気軽に訪れてみると良いかと思います。
その他の沖縄そばの店については、以下の記事をご覧下さい。
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