20周年キャンペーンで手に入れた、カタール航空ビジネスクラス!今回は成田~ドーハの搭乗記をお伝えします。
自身初の中東系エアラインですが、さすがはオイルマネーで潤った国の5つ星エアライン!CAの受け答えからアメニティーグッズまで、他の航空会社とは一線を画す、とても上質なお持て成しを受ける事が出来ました。
圧巻のシートピッチ!旧式B777-200のシート
今回搭乗するのは、成田発ドーハ行き。機材はB777-200で、羽田から出ているA350とは異なり、旧式の2-2-2配列シートです。
今回は2Kを選択していたのですが、隣が居るという事で4Kに変えてもらいました。全席通路アクセスのシートではないので、隣が空席かどうかは快適性を左右する上で非常に大きな要素になりますよね。
圧巻なのがこのシートピッチ!窓3つ分以上の占有面積があります!シートを倒しても後ろの席に影響が出ないシェル形で、尚且つフルフラットベッド対応となると、やはりこのくらいのスペースは必要になるのでしょうか。
座ってみると、やはり開放感は抜群!最近流行りの“詰め込み式”とは違い、スペースを存分に使った古き良き時代の産物という感じがしますね。モニター部分がやや重たい感じもしますが、まぁそこは旧式ならではの仕様という事でご愛敬!
ドリンクホルダーが便利!
続いて座席周りの設備ですが、まず便利だと思ったのはこのドリンクホルダー。ボタンを押すと蓋が開いて、中から“ミニバー”が出てきます。
中にはエビアンの500mlペットボトル。保冷機能は付いておらず常に常温ではありますが、好きな時に手軽にサッと取り出せてとても便利!ただ、どちらが自分のでどちらが隣の席のかが分からなくなる時があるので、隣に人が居る場合は間違って飲まれてしまわないかちょっと心配…。
その他、足元の収納スペースはバスケットの様になっていますが、スペースとしてはかなり狭く、ハンドバッグやポーチが入る程度。私が持っているリュックは到底入らないので、特に離着陸時は上の棚に収納する必要があります。
占有面積が広い代わりに、こうした身の回りの収納スペースは若干少ない様に感じました。
テーブルは、肘掛下から引き出すタイプ。光沢のある化粧板で高級感があり、安定性も問題なし。またJALと比べても奥行きがあるので、機内食の時にワイングラスが落ちないか心配になる事も無かったです。
一流のCAによるお持て成し
機内へ入って席に着くと、間もなくして担当のCAさんが挨拶に来ました。この便には日本人CAも常務しているはずなのですが、何故かまた私の所には英語オンリーの方が…。でも終始笑顔でハキハキとした受け答え、訓練を十分に受けた一流の所作が垣間見えてきます。
ウェルカムドリンクは、シャンパン他色々とある様ですが、フレッシュオレンジジュースを選択。飲んでみると、甘みは控えめながら口いっぱいに果汁を感じます。
上質なアメニティとパジャマ
続いて配布されたのが、アメニティーグッズとパジャマ。アメニティーは残念ながらハードケースですが、BRIC’S(ブリックス)というイタリア・ミラノの老舗旅行鞄メーカーとのコラボ品です。
中身は、アイマスク・靴下・リップクリーム・スキンクリーム・フェイシャルミストの5点。グッズの種類は標準的ながら、ケースはマレーシア航空の様な安易な造りではなく、ファスナーの端の方までしっかりと編みこんである質の高いもの!流石は5つ星エアライン、ここだけを見ても別格です!
また、JALではファーストクラスでしか貰えないパジャマ。薄い生地ながらキャリングケースつきで重宝しますが、渡されたものがXLという超ビッグサイズ!これ、滞在先のホテルで着てみましたが、袖が10cmも余ってしまいます。復路ではサイズを聞かれた上で渡されましたが、パジャマは貰った際に必ずサイズを確認するべきですね。
ここまでを見ても、JAL等とは比べ物にならないほど上質なサービスの数々!次回は機内食をレポートします。→カタール航空ビジネスクラス/アラビア風の機内食と残念なシャンパン(成田~ドーハ)
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