タイ・バンコクからは最後のフライト、タイ国際航空ビジネスクラスで東京・成田へ!今回搭乗する便は、世界最大にしてオール2階建ての旅客機「A380」という事で、胸が高鳴ります!
日本の航空会社ではなかなかお目に掛かれないA380。今回の記事では、そのビジネスクラスのシートや設備を中心にレポートしていきたいと思います。
TG 676便「A380」
今回のフライトは、バンコク・スワンナプーム空港8:00発のタイ国際航空TG 676便。E4ゲートからの出発です。このゲートは隔離式ですが、待合所にトイレがあるので安心!
この便の機材はA380。“世界最大の旅客機”としても名高い総2階建ての巨大旅客機です!シートMAPを見るだけでも圧巻ですよね。
1日に何本も飛んでいる東京~バンコクにA380を投入するなんて、相当需要が高いのでしょう。
ボーディングブリッジは3箇所に枝分かれしていて、ファーストクラスとビジネスクラスは2階前方の入口、エコノミークラスは座席の位置によって2箇所に分かれています。
A380のスタッガードシート
ビジネスクラスは、1-2-1配列のスタッガードタイプのシート。2階席の中腹に計60席も配置されていますが、この日はほぼ満席でした!
私の席は、左側先頭の12K。フランクフルト発で乗ったA350と同様、窓側に座席のある個室感の高い席をGetしました!
タイ航空のトレードカラーでもある紫色のシート。A350と同じスタッガードタイプながら、細部の仕様が若干異なっている様な気がします。
ダッシュボード周りの仕様もA350と大差はありませんが、シート幅は若干広く、また窓際には大容量の収納ボックスがあるので便利です!
この収納ボックスはA380の2階席特有のもので、ビジネスクラスだけでなく後方のエコノミークラスにも付いています。何でも投げ込めてとても便利ですが、位置によっては前後の人とシェアする形になるので、あまり貴重品は入れない方が良いかもしれません。
座席周りの設備
座席周りのスペックですが、こちらも基本的にはA350と同じ。しかしサイドテーブルの面積は、それと比べると若干小さい気がします。
メインのテーブルもデザインは異なりますが、使い方は同じ。古いタイプながら、しっかり清掃されていて綺麗です。
読書灯は、サイドテーブルにあるスポットライトと頭上のライトの2つ。スポットライトは3段階調節可能。
サイドテーブル下には、シートコントローラーとモニターのコントローラー。旧式タイプの為か、かなり年季の入った感じがします。
ベッドポジション
続いて、ベッドポジションにして寝転がってみた所、肘掛部分のスペースは他の航空会社と比べると若干狭いものの、シート幅が広い分A350よりは余裕があります。
それ以上に、窓際に何でも物が置けるスペースがあるので、寝そべりながらの作業に便利!
足回りのスペースは、A350とほぼ一緒。大して広くは無いですが、高さがあるので寝返りも楽チン。
尚、寝具は枕(クッション)と掛け布団の2種類。長距離路線では無いので、シートに掛けるシーツはありません。
長距離路線と同じアメニティ・ヘッドフォン
アメニティグッズは、前日に乗ったフランクフルト発の機内で貰った物と全く一緒。長距離路線としては貧弱なポーチですが、今回の様な短距離路線で貰えるアメニティとしてはかなり充実しているのではないかと。※アメニティの中身についてはコチラ→タイ国際航空ビジネスクラス搭乗記!A350-900シート&アメニティ
ヘッドフォンも同じく、AKG製のノイズキャンセリング機能つき。心なしか、A350で使った時よりもノイズキャンセリングの性能が良い気がします。
無料Wifiはたったの5MB…
その他、出発して暫くすると機内Wifiの無料カードが配られたのですが、何と容量は僅か5MBポッキリ…。
フランクフルト発の20MBでも2~3件ネットサーフィンしただけで残り5MBまで減ってしまったのに、これじゃ接続しただけで終わってしまいますね。短距離路線であっても、せめて10MBは欲しい所。
とは言え、日本語の雑誌や新聞もありますし、短距離路線にしては手厚いサービスだなぁと感心!日本語対応のCAが来ない(ビジネスには居ない?)のは少々不便ではありますが…。
と言う訳で、スムーズに離陸していざ成田へ!揺れも少なく、ゴーという騒音も小さいのは流石A380!超大型機材はいつ乗っても快適です!
機内食のレポートは、次回へ続きます。→機内食レポート!TG676 タイ国際航空ビジネスクラス BKK~NRT
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