引き続き、タイ国際航空ビジネスクラス(バンコク~成田)より、今回はTG676便の機内食をレポートします!
A380のシートや設備のレポートは、前回の記事をご覧下さい→タイ国際航空A380ビジネスクラス搭乗レポ!シート&フルフラットベッド
目次
機内食メニューは“朝食”
離陸してベルトサインが消灯すると、早速機内サービス開始!機内食のメニューは予めシートポケットに入っていて、食事(Cuisine)とドリンク(Beverage)の2種類。
厚紙で作られた2つの冊子は、フランクフルト発の長距離路線と同じ仕様です。
今回は朝8時発という事で、機内食メニューは朝食。メインディッシュは3種類あって、和食も選択できる様です。
到着前には「しょう油ラーメン」が提供。
ドリンクメニューは長距離路線と同じ
一方ワインリストやドリンクメニューは、フランクフルト発と全く同じメニュー。5~6時間で着く短距離路線ながら、長距離路線と変わらないメニューが提供されるのは凄いですね!
やはり先ずはコレという事で、シャンパンをチョイス!タイ航空のシャンパンは「Piper-Heidsieck Essentiel」という銘柄ですが、ほど良い主張と余韻があって、バランスの良い味わい。
特別な魅力がある訳では無いですが、食前酒にはちょうど良いかもしれません。
その他、後で赤ワインの「Chateau Tour Prignac 2016」を試してみましたが、こちらもバランス重視の味わい。秀でた特徴がある訳では無いですが、食事にはよく合いそうです。
因みにボトルの市場価格を調べてみたら、日本で買うと3千円程度はする代物でした!1,000円程度のボトルしか積まない日系エアラインと比べたら、随分と高級志向ですよね。
美味しいミューズリーとクロワッサン
さて、ドリンクの提供から間もなくして機内食がスタート!先ずは前菜、ワゴンに乗せられて運ばれて来ました。
前菜は、フルーツのプレートを中心に、ミューズリーとパンのセレクト。フルーツがメインのはずですが、食べてみるとどのフルーツもシャリシャリでコリコリ…、干からびたものばかりで残念!
しかしミューズリーは、甘さ控えめのヨーグルトテイストでフルーツの風味もしっかり。食事にピッタリでなかなか美味しいです!
また、バスケットから選べるパンもレベルが高く、特にクロワッサンは良い塩加減とバター風味!エールフランスの味には及びませんが、美味しくておかわりをしてしまいました!
タイ料理の雑炊が美味!
メインディッシュはタイ料理を選択。やはりバンコク発はタイ料理に限りますね。
でも隣の席のジェントルマンを見たら、オシャレな器に入った和食を食べていたので、それでも良かったかなぁと…。
タイ料理のメインディッシュは「豚肉甘辛煮入り雑炊」。東南アジア独特の風味もありますが、肉の出汁がよく出ていて美味しいです!唯一、パクチーが入っているのは残念ですが、量が少なくて助かった…!
美味しい雑炊の一方、この卵焼きはイマイチ。具材を入れて焼き固めただけの料理で、時たま激辛の唐辛子が入っています。
同じ玉子料理でも、フランクフルト発のオムレツの方が美味しかったです。
2回目の食事が食べられなかった理由…
ところで、到着前に提供されるはずの「2回目の食事」ですが、映画を見ながら待っていた所、どういう訳か私だけ飛ばされてしまった模様。機内が暗い中、もしかしたら眠っているものだと勘違いされたのかもしれません。
庇が開いていれば勘違いされる事は無かったと思いますが、1回目の食事が終わった後に強制的に閉められてしまい、開けたくても迂闊に開けられる雰囲気では無かった…。どの航空会社でもそうですが、昼行便であっても機内を真っ暗にするのは本当にオカシイですよね。ぜめて昼間の便の時くらい、外の景色を見させて欲しいです。
機内食は良い!豪華さは無い
そうこうしてる間に、あっと言う間に成田へ到着!カタール航空の様な豪華さは無く、なんともイベント性の薄いフライトでしたが、この“平穏”こそビジネスクラスの醍醐味なのかもしれません。
次の機会には是非ファーストクラスに乗ってみたいものです!
と言う訳で、タイ国際航空ビジネスクラスのレポートでした!A380のシートについては前回の記事→タイ国際航空A380ビジネスクラス搭乗レポ!シート&フルフラットベッド
フランクフルト発のA350についてはコチラをご覧下さい→タイ国際航空ビジネスクラス搭乗記!A350-900シート&アメニティ
♪こちらも合わせてどうぞ↓