スペイン・マドリードにあるオペラ座「テアトロ・レアルTeatro Real」。王宮の側にあって、マドリードのシンボル的な存在ですよね!
今回はこちらでオペラ「Die Soldaten」を鑑賞、その際のチケット手配について、およびテアトロレアルの座席表やホワイエの様子など、お伝えしていこうと思います。
チケット購入と座席表
テアトロレアルの公演チケットは、公式HPから購入する事が出来ます。スケジュールのページから任意の公演を選択し、BUY TICKETSからチケット購入ページへ移動。
席は8つのカテゴリーに分かれていて、細かな座席選択も可能です。チケットの発売日は公演によって異なる場合もありますが、今回の「Die Soldaten」はちょうど4ヶ月前に発売となりました。
クレジットカードで決済し、送られて来るEチケットを印刷すれば、そのままチケットとして利用できます。今回私が購入したチケットは、5番目のカテゴリーにも関わらず€67と、ウィーン国立オペラ座並の高額な料金でビックリ!一般的にオペラはバレエやオーケストラ公演よりも高くなる傾向にありますが、まさかスペインでこんなにもするとは…。※価格は為替レート等により常に変化します。
ちなみに、テアトロレアルの座席表はコチラ。全5階層あって、かなり大規模なオペラ座ですよね。私の席は、最上階Tribunaの先頭列ですが、こんな所で果たしてステージはきちんと見えるのだろうか…?
建物のサイド側から入る
さて、テアトロレアルへのアクセスですが、場所は言わずもがなマドリードのメトロOpera駅前にあるこちらの建物。オリエンテ公園を挟んだ向かい側に王宮もあって、正にマドリード観光の中心にあるオペラ座です。
テアトロレアルへの入場ですが、建物の正面(Espana広場)からではなく、裏手(王宮側)の方にあるTicket Officeの入口から入るとメインのエントランスがあります。ちなみに、今回は利用しませんでしたが、チケットオフィスの営業時間は次のとおり。
Teatro Real チケットオフィス営業時間
- 月曜~土曜:10:00~14:00、16:00~20:00(公演の無い土曜日は休業)
- 日曜・祝日:休業(公演のある日は開演2時間前から営業)
セキュリティの金属探知機を通ってからチケットチェック、その後リュック等の鞄を持っている場合はクロークに預けます。クロークはホワイエの至る所に存在するので、預けた場所を忘れない様にしておかないと!
あまり豪華じゃないホワイエ
エントランスを抜けるとホワイエがあります。卵形をした上階まで拭きぬけの構造ですが、なんだか想像していたよりも豪華さは限定的。先日お伝えした「サルスエラ国立劇場」もそうでしたが、ホワイエは小じんまりと質素に造るのがマドリード流なのかも?
参考:サルスエラ国立劇場 鑑賞レポ!Teatro de la Zarzuela/チケットと客席
ホワイエの中央にプログラムが山積みになっていたので、一部頂きました。無料とは言え、フルカラーのきちんとした冊子!これだけで€10も取る様なオペラ座もありますから、これはかなり良心的ですね。
ここには簡単なBarカウンターもあって、ドリンクの他ピンチョス(一口サイズのサンドイッチ)も何種類かある様です。休憩中は多くの人で賑わっていましたが、その模様は次の記事で!
上階に様々なロビーがある
このテアトロレアルのフロアガイドを見てみると、なんと最上階は9階!ここまで多くの階層を持ったオペラ座は初めてです。
階段を使って上階の方へ行ってみると、各階にそれぞれ配置の異なったロビーがあって、それぞれの対応する階の客席へアクセスできる様になっています。
4階はグランドフロアからの拭きぬけの天井部分にあって、ここには過去に上演されたオペラやバレエが写真で紹介されています。
更に上階まで上ると、このテアトロレアルについて写真やパネル・模型で詳しく解説されたフロアもありました。ここからは王宮との間に広がるオリエンテ広場が一望できます。
ちなみに、最上階には「SALA GAYARRE」という190席の小ホールがあって、ここで室内楽等のコンサートが行われる事もあるのだそう。このテアトロレアルは、オペラを観る以外にも様々な用途で使われている様です。
と言う訳で、テアトロレアル鑑賞レポート、次回は客席の模様、およびオペラDie Soldatenについて詳しくお伝えします→オペラ《Die Soldaten》の衝撃!テアトロ・レアル鑑賞記と客席をレポート!
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