先月の旅行で訪れたフランス・パリのオペラ座「パレ・ガルニエ」では、バレエ公演≪ジゼル≫を鑑賞しました。世界にも類を見ない程美しいオペラ座PALAIS GARNIERですが、今回はそのチケット入手の経緯をお伝えします。
2つあるオペラ劇場
ところで、パリには2つのオペラ劇場があり、ガルニエの他に「バスティーユ」も存在するのですが、こちらはごく普通のコンサートホールと言った感じで愛想も何もありませんでした。
市内に2つのオペラ座を持つ所は、他にチェコのプラハ(国立歌劇場と国民劇場)に見ますが、あちらは両方ともイタリアの伝統的な馬蹄(ばてい)状の客席を持って趣きがありますから、パリもそうすれば良かったのにと少し残念ではあります…。
チケット購入はオペラ座HPから
オペラ座「ガルニエ」および「バスティーユ」の公演チケットは、パリ国立オペラ座のHPから買う事が出来ます。購入には、先ず初めにユーザー登録をして「マイ・アカウント」を持つ必要があるのですが、登録する住所はダミーで問題ありませんでした。
※HP画面の仕様は随時変更されます。
希望の席種を選択すると、座席が勝手に指定されてしまうのですが、View Modify your seatsを選択すると座席図が現れて、希望の座席に変更できます。チケットの発売は、公演のおよそ5ヶ月前からとなっており、私も今回チケット発売日当日に購入をしました。しかし一番高い席種「OPTIMA」は、既に平土間の中央部など良い席が全て埋まっており、コスパに合った良席に空席を見つける事が出来ません…。
恐らくこれは、国立オペラ座が指定する特別な会員や、チケットを取り扱う“正規代理店”などが先に押さえてしまっているものだと考えられます。つまり我々の様な一般のゲストは、中間マージンの発生する国内の代理店や海外のエージェントを通したルートでない限り、良席を確実に押さえる事は出来ないのでしょう。
そこで、OPTIMAを諦めて一つ格下のカテゴリ「1st」で良席を探してみた所、「81」という独立したシートを発見!ちょっと端にはなってしまいますが、前方に視界が開けているので良いかなと思いました。
因みに“丸型”の座席(番号の後にS記載)は通路に設けられた“補助席”で、周辺より安い代わりに不安定で狭い座席ですから選択しない方が無難です。
決済はクレジットカード。記載の通りJCBで無事決済できました!海外のチケット購入の際には、JCBが可能と書いてあってもハネられる場合があるので注意が必要です。
今回も確実なeチケットの発行を選びましたが、現地ボックスオフィスでの引き換えを選ぶ方が、チケット実券を手に入れる事ができて記念として良いかもしれません。
しかし引き換えの手間を考えると、eチケットを印刷してそのまま持っていく方が時間短縮に繋がって楽かもしれませんね。
次回は超美しいオペラ座「ガルニエ」に潜入します!
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