オーストリア料理の代表格の一つである“シュニッツェル(Schnitzel)”。ウィナー・シュニッツェルは、子牛のヒレ肉を使ったカツレツですが、今回訪れたレストラン「Gutenberg」では、ポークやチキンを使ったシュニッツェルも頂けるとの事。子牛では無いシュニッツェルがどの様な味なのか、試してみたいと思います!
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目次
Cafe Restaurant GUTENBERG
今回訪れたのは、シュテファン大聖堂の近くにあるカフェ・レストラン「GUTENBERG」。グーテンベルク像のあるルーゲック広場に面したレストランです。
創業は1963年という事で、半世紀以上の歴史を持つレストラン。店頭に英語メニューが表示してあるので、吟味してから入店する事も可能です。
観光客か地元の人かは分かりませんが、客は見事に西洋人オンリー!今回は口コミも何も頼りにせずプラっと入った店ですが、アジア人が居ないので逆に気楽で良いです!
店員は、若い人は愛想良いものの、年を取った店員はかなりガサツな対応…。
選べる6つのシュニッツェル
この店のメニューは、肉料理を中心としたオーストリア料理全般が主。中でもシュニッツェルが充実していて、子牛の他にポークやチキン、また“Styrian Schnitzel”という衣にカボチャの種が付いたものまであります。価格はメイン料理が一品€15~€20程と、繁華街にしては割安かと?(メニュー詳細は店舗HPへ)※価格は為替レート等により常に変化します。
ドリンクもまずまずの充実振りで、グラスワインは赤・白それぞれ5~6種類、価格は€4前後。
ビールはSTIEGLやZWETTLERなどオーストリアビールが数種類、グラスは0.3ℓと0.5ℓが選べますが、メニューを見ずに「ビールが飲みたい」と言ったらSTIEGLの0.3ℓが運ばれてきました。とても泡持ちの良いビールですが、味は至ってフツー。
チキン・シュニッツェルの味は…?
さて、今回注文した料理は2品。先ずはグラーシュ(GULASCHSUPPE)。これもウィーン料理の定番の一つで、ビーフシチューの様な煮込み料理です。
具がたっぷりと入ったグラーシュ!でもビーフは少し硬めで繊維質ですし、味も特筆する様な旨さでは無く、こちらも至ってフツーの味。あまり期待した程では無かった…。
そして、メインは「HÜHNERBRUSTSCHNITZERL」。鶏の胸肉を使ったシュニッツェルです。見た目は子牛と変わりませんが、デッカイ一枚肉で出てくる事の多い子牛シュニッツェルとは異なり、小分けにされた2切れになっています。
味にはあまり期待していませんでしたが、食べてみるとチキンは意外とジューシー!薄っぺらいカツレツが特徴のシュニッツェルですが、しっかりとした噛み応えがあります。
定番のビーフは衣の方に味が偏っている場合も多いですが、これはチキンにしっかりとした味がついていてGood!
シュニッツェルの下には、嵩増しのポテト。でもちょうど良い塩加減ですし、マックのポテトとは一線を画します。どちらも油物なので、できれば一緒に野菜サラダを注文する方が良いかもしれません。
色んなシュニッツェルが選べるのは良い
今回の会計は€22.1。繁華街で食べるディナーとしては、まぁまぁ安く済ませる事が出来たかなと。支払いにはクレジットカード利用OKですが、チップの入力画面が出てくるので、+€1~€2くらい余計に掛かってしまいます…。
店の評価としては、味も値段もまずまずと言ったところ。でもそれ以上に、色んなシュニッツェルの味を選べるのはポイント高いです!後で口コミを見た所によると、ポークのシュニッツェルはパサパサだったという書き込みもあって、評価は様々。機会のある方は、あまり味に期待をせずに色々なシュニッツェルを試してみると良いかと思います。
Cafe Restaurant GUTENBERG
- 住所:Lugeck 7, 1010 Wien
- 営業時間:8:00~25:00(土日は9:00~)
- ホームページはコチラ
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