バルセロナ市街のど真ん中にあるオペラ座「リセウ劇場」。今回は、このリセウ劇場の公演チケット手配やアクセス、エントランスからロビーの様子等をお伝えします。
マドリードに続き、バルセロナでも訪れたオペラ劇場ですが、その内部はマドリードと比べものにならないほど豪華!しかしそれに伴ってか、チケット料金は驚くほどの高値です。
ランブラス通り沿いの歌劇場
リセウ劇場ですが、場所はバルセロナ旧市街のど真ん中!観光客で賑わうランブラス通り沿いにあります。カタルーニャ広場からは600m以上離れていますが、地下鉄L3のLiceuを使えば、出口を出てすぐ目の前にあります。
カタルーニャ語の正式名称は「Gran Teatro del Liceu」。1847年完成、2度の火災によって、再建されたものなんだそう。エントランスはランブラス通りに面していますが、これがかなり分かり難い…。と言うのも、Google Mapの衛星写真を見るとオペラ座だとすぐ分かるのですが、周囲の建物に埋もれているので、通りから見ると本当にここがオペラ座なのかと疑う程です。
チケット購入は公式HPから
今回のリセウ劇場の公演チケットですが、いつもの通り公式HPから購入しました。座席指定可能、クレジットカード決済でEチケットが発行され、別途実券への引き換えも不要です。
ただ、一番の懸念はチケット料金…、ファーストカテゴリーはなんと€270!ウィーン国立オペラ座のオペラ公演初日の料金にも匹敵するほどの高額プライスです。カフェでコーヒーが€1台で飲めるスペインの物価を考えると、これはほんとにヤバイ価格!※価格は為替レート等により常に変化します。
仕方なく、今回は第5カテゴリーでの鑑賞となってしまいました…。それでも手数料込みで€74.9と1万円超え、なんともブルジョアなオペラ座ですよね。
尚、今回のチケットの売り出しはメチャクチャ早く、昨年の8月初旬には既に発売されていました。恐らく、次のシーズンが決まった段階で早々とチケットを発売するのだと思いますが、少しでも良い席を取るには早めの購入がベターです。
エントランス、クローク、プログラム
それでは早速、エントランスから入ってロビーへ!先ず最初に手荷物検査があって、その後チケットのバーコードをスキャン。オペラ座でのセキュリティチェックも、今や当たり前になってしまいましたね。
中へ入ると手狭なロビーがあって、ここにはクローク、そしてプログラムの販売窓口もありました。プログラムを窓口で改まって販売するなんて、なかなか珍しいですが、決済にクレジットカードも使えます。
プログラムを手売りをしている人もいますが、この人から買う場合は現金のみ。プログラムは€10と結構高く、また言語もスペイン語とカタルーニャ語のみという何とも殿様商売!まぁ記念だから買いますけど~。
青い光の大階段が奇妙…
エントランスから客席へのアプローチは、この青白くライトアップされた大階段。これまで見て来たスペインのオペラ座の中では最も豪華ですが、このライトは何か意味があるのだろうか…?
このライトアップ、階段だけでなくその先の踊り場までも続いています。こんなオペラ座初めてですが、なんだか折角のオシャレな照明が台無し…。こういう所にブラックライトは合わないという良い例ですよね。
と言う訳で、リセウ劇場の鑑賞レポートはまだまだ続きます!客席やホワイエの社交場等、続きは次回へ!→バルセロナで【オペラ】鑑賞!リセウ劇場/客席の眺望と無料のワインサービス!
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