“俺の○○”でお馴染み、俺の株式会社が展開するチェーン店のひとつ「そば 俺のだし」。友人と銀座で食事をする機会があったので、久しぶりに寄ってみました。
銀座で食事をするとなると、以前はかなりの出費を覚悟しなければなりませんでしたが、今は知恵と工夫を凝らしたコスパの良い店もかなり増えてきたと思います。渋谷や六本木がそうである様に、競合の激しい地域だからこそお得な店も多いのではないでしょうか?
銀座駅C1出口 徒歩10秒のアクセス
「そば 俺のだし」があるのは、東京メトロ銀座駅のC1出口を出てすぐ、改札口から徒歩10秒ほどの所にあります。
場所的にはGINZA 5の地下1階にあたります。銀座というよりは有楽町に近い所でしょうか。この日訪れたのは平日夜でしたが、交通至便な事もあってサラリーマンで大賑わいでした。
この店の店内は、およそ半分が立席で椅子が無く、カウンター仕様のテーブルが並べてあるのみ。しかし着席料(¥300)を支払えば椅子のある席へ案内してもらえます。それでもシートピッチは非常に狭く、長居できる所ではありません。電話やWebサイトで席の予約も受け付けていますが、1グループ90分制となっているので、この点からも居酒屋などとは一線を画した形態の店である事が分かりますね。
「そば 俺のだし」メニュー
「そば 俺のだし」の定番メニューは「俺の肉そば」。冷たい汁に付けて食べるつけ蕎麦ですが、温かいつけ汁の「俺の鶏そば」もあります。他にもA5ランクの和牛が入った「プレミアム肉そば(¥1,280)」などもあって、いずれもボリュームが多く、女性だと一人じゃ食べきれない事もあるのだとか。
俺の○○シリーズは“イタリアン”や“フレンチ”などありますが、この店は“和”っぽいメニューが中心となっている模様。特に魚料理は本格的な料理名がズラリ(時期によっても変わります)。
ただ、多国籍の系列店があるお陰か、メニューのバリエーションは豊富です。メニュー数自体はそれ程多くはないものの、色々な味が楽しめる店だとは思います。
ドリンクメニューは、銀座にしては良心的な価格設定。ここには記載されていませんが、日本酒は各種取り揃えているのだとか。人気の高い「獺祭」は、スパークリングおよび50が用意されている模様。
大ボリューム「俺のそば」
定番の人気メニュー「俺のそば」がコチラ!冷たいそばつゆに付けて食べます。写真じゃイマイチ伝わり難いかもしれませんが、かなり底の深いどんぶりにてんこ盛りです。蕎麦、肉の上にゴマと刻み海苔がスゴイ量!この時は、ここへ来る前にすこし引っ掛けて来た後だったので、2人でシェアしました。
海苔に隠れてしまっていますが、肉も結構な量入っています。蕎麦はかなり太麺で、うどんを食べているかの様な強いコシ。物凄く食べ応えがありますが、蕎麦の風味が殆ど感じられないのは少々残念な所。と言うか、大量のゴマの香りにかき消されているだけかも?
大食感の相棒とシェアしましたが、それでもお互い満腹になってしまいました。たかが蕎麦と思うなかれ、これだけパンチの効いた蕎麦はそうどこでも食べられるものじゃありませんよ。香り立ちはイマイチにせよ、満足度は高いです。
アラカルトメニューも質が高い
そばの他、アラカルトメニューも注文してみました。先ずは「鯛の昆布〆」。680円もしますが、味は確か!肉厚でプリップリの身は風味豊かで美味!
こちらは「鯛のあら焚き」。通常は480円ですが、日本酒を注文すると300円に値引きされます。これも身が凄く柔らかで美味しいですが、付け合せのゴボウがメチャクチャ硬くて歯が折れそうになりました…。
野菜の掻き揚げもサックサク!玉ねぎの甘さが引き立って、こちらも美味です。
尚、唯一残念だったのは「焼酎の蕎麦湯割り」。本当に蕎麦湯を使っているのか分からないほど風味が無く、ただの濁り酒…。蕎麦湯を使った焼酎に関しては、だいぶ前に長野県・松本で飲んだ極上の蕎麦焼酎の味が忘れられなくて、どうしても辛口のコメントになってしまうのですが、これはちょっと落第点。ここは素直に獺祭を頼むのが無難でしょう。
コスパは高い
お会計は一人2500円ほど。銀座の立地でこのボリューム・味ならば、かなりコスパは高いと思いました。銀座駅の改札前で利便性も抜群ですし、連日混雑する理由が分かります。尚、会計にはクレジットカードが使えますが、VISAかMASTER限定です。
※価格は社会情勢により随時変動します。
営業時間は11:00~15:00および17:00~23:00(日曜祝日は22時迄)。土日は16:00~17:00も営業しています。居酒屋と違って終電近くまで営業している訳ではありませんが、気軽に立ち寄れてコスパも良し。次の機会にも利用したいと思います。