さてさて、スイス・ジュネーブへの渡航が近づいて参りました!今回利用するのはJAL提携会社特典航空券で取ったエールフランスのビジネスクラスですが、なんと燃油サーチャージは無料!大変お得な航空券となっています。
今回は、そんなお得なエールフランスを使ったルーティングについてお伝えしたいと思います。
燃油サーチャージが徴収されないケース
国際線航空券の運賃に数万円もの無駄な税金を上乗せされる燃油サーチャージですが、航空券の種類によっては徴収されないケースもあります。今回私がJALマイルで発券したエールフランスもその一つ。
例えば、東京⇔パリをエールフランスのビジネスクラスで往復する場合、JAL提携会社特典航空券での見積もり価格はご覧のとおり。必要マイル数85,000に加え、諸税は僅か9,500円余り!燃油サーチャージが全く取られていない事が分かりますね。
通常であれば、これに加えて高額な燃油サーチャージが加算されるはずです。
ちなみに、JALで正規運賃のビジネスクラス航空券の見積もりも出してみましたが、こちらはしっかり燃油サーチャージが加算されています。現在のサーチャージはZone D、往復28,000円もの余計な経費がかかってしまう訳です。
尚、本家エールフランスのHPで普通に航空券を購入する場合でも、この通りきちんと燃油サーチャージが徴収されます。
何故かJALの提携会社特典航空券で取る場合だけは、サーチャージの徴収が無いという何とも奇妙な話。これは利用しない手は無いですね!
エールフランスを使った“周遊”旅程
そんなエールフランスを使った今回の旅程はコチラ!東京・羽田からパリ経由でジュネーブ、そして最後にロンドンにも立ち寄るルートにしています。全てエールフランスなので、計3回パリを経由する形になるのも特徴です。
- ①羽田→パリ
- ②パリ→ジュネーブ
- ③ジュネーブ→パリ
- ④パリ→ロンドン
- ⑤パリ→羽田
ロンドン発の航空券に課される高額な空港税を避ける為、“ロンドン→パリ”だけはBAの別途手配になっていますが、JAL提携会社特典航空券では最大6区間まで予約する事が出来ます。
ストップオーバーも3回まで可能ですし、総飛行距離14000マイル以下なので必要マイル数は85,000で変わらず!細かいルール等については「Webなのに手数料!? JAL提携会社特典航空券の上手な予約方法とは?」の記事をご覧下さい。
必要マイル数が85,000から110,000へ改悪
ただし、ご存知の通りJAL提携会社特典航空券は、今年2018年11月20日より制度の改悪が予定されており、必要マイル数が超大幅に増えます。今回は85,000マイルで発券できた上記の行程も、11月20日以降は110,000マイル必要となってしまいます。
「JALがまた改悪!特典航空券PLUS導入で1マイルの価値が数分の一に」の記事でもお伝えしましたが、最近のJALの制度改悪ぶりは目を見張るものがあるので、“燃油サーチャージ不要”という特別ルールもいつまで持つか分かりません。
エールフランス利用を検討されている方は、是非早めの発券を強くおススメします。
エールフランスは利用価値大!
エールフランスはヨーロッパの中心に近い所にあるパリを拠点にしている為、北欧ヘルシンキをハブとするフィンエアーや、西欧の端っこロンドンを拠点とするブリティッシュエアウェイズ等と違って、旅程が作り易いのが特徴です。制度改悪によって必要マイル数は大幅に増えてしまいますが、それでもJALマイルの中では利用価値大!ヨーロッパ方面への特典航空券利用は、エールフランスがおススメです!