ANAダイヤモンド会員向け「種別S」空席待ちの新設

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この9/30より、ANA全日空のキャンセル待ちシステムが変更となり、最上級のダイヤモンド会員に「種別S」が与えられ、最優先空席待ちの恩恵に与る様になりました。これまではダイヤモンド会員と言えども、その他の上級会員と同じ「種別A」であった訳ですが、JALに偏った知識の私は、恥ずかしながらこの事実を知りませんでした。

羽田空港の国際線Suiteラウンジといい、座席の事前開放システムといい、ANAの多頻度利用者に対する贔屓は群を抜いていると思っていましたので、JALに採用されている「種別S」が、まさかANAには未採用だったとは…。

ダイヤモンド会員が最優先されるのは当然の事で、それが“名ばかり上級職”の「平SFC」と同じ土俵で席取合戦させる事自体おかしな事だと思います。なぜなら、主要路線における「種別A」でのキャンセル待ちは、殆ど機能しない場合が多く、ダイヤモンド会員に対するサービスのとしては、あまりにも劣悪なものであると考えるからです。

ANA Suite

出張路線における「種別A」は殆ど機能しない

ごく限られた多頻度利用者に宛がわれる最上級会員「ダイヤモンド」ですが、“羽田⇔伊丹”や“羽田⇔福岡”など出張の王道とも言える路線では、吐いて捨てる程存在します。先日、私が「大阪・伊丹」から「東京・羽田」へJALで飛ぶ際、クラスJへの空席待ちを、飛行機出発の4時間前に入れて「種別A」の1番目をGetしたのですが、その後20名程に膨れ上がった「種別S」にて終了となり、私の所へ巡って来る事はありませんでした。

しかも私と同じ「種別A」も20名程いたにも関わらず、クラスJ空席待ち当選者が発表されるカウンターの前には、私を除いたAの20名は誰一人として待っておらず、皆自身に宛がわれる可能性は無い、と判断して、そそくさと搭乗してしまったのでしょう。他の便への振り替えに関しても、満席の多い主要路線における機材変更やキャンセル等で空く空席は、せいぜい10数席でしょうから、「種別A」は事実上機能しない事になります。

平SFCのサービス改悪

ダイヤモンド会員以外の「種別A」対象者は、S新設によってサービス改悪となりました。上記の通り、ANAにおいても主要路線でのアッパークラスへのUPグレードは、事実上諦めたほうが良さそうです。平SFCは、国内線優先搭乗においても、以前はダイヤモンドと一緒でしたから、これまでの優遇は「平JGC」から見ればおかしなもので、それが漸く適正水準へ近づいて来た、という印象です。

これからJAL or ANAで上級会員を目指そうとしている方は、その判断材料の一つとして、今回の改定を慎重に精査されると良いと思います。


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