海外旅行の再開に向けて・・・ANA特典航空券の予約と路線選びのポイント

依然として変わらない社会情勢…、人々の海外旅行への意識もどん底という感じで一向に回復する兆しも見えないですね…。

しかしツイッターで「#指定感染症延長反対」がトレンド入りする等、コロナ騒動の茶番劇に気づき始めた人も増えて来ている様で、海外へ行ける日もそう遠くないのではと期待しています。

まだこの先どうなるか全く分かりませんが、取り敢えず来年の海外旅行の再開を見越して、2021年秋(ヨーロッパ行き)分のANA特典航空券の予約だけ先に済ませておく事にしました!今回は、今から予約しておく事の利点や注意点について、幾つか挙げてみたいと思います。

ANA特典航空券は現在も予約可能

コロナの影響で殆ど運行が無いANAの国際線ですが、チケットの予約自体は現在も可能。マイルを使った特典航空券に関しても、これまで通りHPから普通に予約出来ます。

コロナ禍という事もあって、路線によっては運行本数が著しく少ない路線もありますが、来年4月以降のANA基幹路線(東京⇔フランクフルト等)であれば、特に減便されている様子はありません。

これは恐らく2021夏ダイヤがまだ確定していない為だと思われますが、予約した後万が一運休になった場合は無料で便の変更やキャンセルが出来るので安心です。

今回は2021年秋に延期になったショパンコンクールの鑑賞旅行としてワルシャワと、その後の観光先としてアムステルダムを巡る行程を組みましたが、提携航空会社(Lotポーランド航空)のフライトも含めて難無く発券完了!今なら燃油サーチャージも無料なのでお得です!

尚、ワクチン開発への期待等から原油価格が徐々に値上がり始めている為、来年4月以降はゾーンAないしゾーンBの燃油サーチャージが課されるかもしれません。発券はぜひお早めに!

路線選びは慎重に

発券こそ問題なく出来た特典航空券ですが、路線のルートに関してはかなり慎重に選びました。

と言うのも、例えコロナ騒動収束後であっても空港での検閲強化は免れないでしょうし、また路線によっては旅行開始後に運休や振替になる可能性も十分考えられるで、極力リスクを小さくする為のルートおよび航空会社の選定は重要です。

主要幹線以外の路線は避ける

どの国のどの都市へ行くかにもよりますが、路線を選ぶ際はなるべくフランクフルト(ドイツ)線やウィーン(オーストリア)線など、極力「大都市を結ぶ主要幹線」を利用する事。

アフターコロナの航空業界はこれまで以上に運行本数が減少し、運休の可能性も高まりますが、一日に多くの便が離着陸するハブ空港であれば、万が一の運休の際にも代替便への振替が可能ですし、ルート変更も容易です。

また、スターアライアンスの本拠地で無い空港の利用もなるべく避けた方が無難。そういった空港は、例え一国の首都にある空港であっても運休時に対応してくれるカウンターが少なくて時間が掛かりますし、そもそも振替できる便が少ないです。

私は以前バルセロナの空港でルフトハンザ航空の運休に遭いましたが、ビジネスクラスにも関わらず振替対応に3時間以上掛かった挙句、希望の便に振替できず予定が大きく狂ってしまいました…(参考→飛行機が突然【キャンセル】に!航空会社の対応と手続きについて

なるべく乗り継ぎをしない

路線選びにあたっては、なるべく乗り継ぎ便ではなく「直行便」を選ぶ事も重要なポイント。

アフターコロナの空港では、検疫が強化されると共に搭乗者がどの地域から来たのかも厳しく問われる事が予測されますが、例えばイタリアやフランスなど“感染爆発”の経験を持つ国から出発した飛行機に搭乗した場合、例え乗り継ぎのみで未入国であっても到着地で厳しい検疫を強いられる可能性も考えられるので、そういう国を経由するルートは避けた方が無難です。

検疫に時間が掛かる事や乗継便の遅延や運休の可能性も考えられ、乗継便はこれまで以上にリスク大!直行便の利用を前提に考えておくのが良いと思います。

エコノミークラスは避ける

アフターコロナの飛行機は、運休やルート変更などのトラブル発生がこれまでより格段に上がる事が予想されますが、エコノミークラスの場合空港のカウンターが大行列で有事の際の手続きに時間が掛かる上、格下でぞんざいに扱われて満足のいく対応が受けられない可能性も考えられます。

「特別扱い」が受けられる地位に居る事が何よりの安心に繋がりますし、多少無理をしてでもプライオリティ・サービスが受けられるビジネスクラスやファーストクラスの利用が安心でしょう。

まぁANAのマイルを使ってコスパの悪いエコノミークラスを予約する人はそういないとは思いますけどね…。

人気の高いビジネスクラスの予約はお早めに!

と言う訳で、コロナ騒動収束後を見据えたANA特典航空券の予約についてお伝えしましたが、これ程までに海外渡航を制限された事は過去に例が無く、大量のマイルを保有して使い道に困っている人も大勢いるでしょうから、コロナが収束した暁には予約が殺到して、特典航空券全体がプラチナチケット化するでしょう。

特に人気の高いビジネスクラスの利用を考えている方は、是非とも早めの予約をおススメします!