今回から数回に分けて、サントリー山崎蒸留所の訪問記をお伝えしようと思います。蒸留所見学ツアーに加え、普段は滅多にお目にかかれない高級ウイスキーのテイスティングなど、存分に堪能して参りました。
工場見学は予約必須!連日超満員の大人気ツアーとなっています。今回は、そんな山崎蒸留所へのアクセスやツアーの予約などについてレポートします。
※コロナ騒動以降、山崎蒸留所は営業休止が続いています。営業再開時期については公式HPをチェックしてみて下さい。
蒸溜所見学ツアーは連日“満席”
山崎蒸溜所の見学ツアーは完全予約制です。サントリーのHPで2ヶ月先の月末まで予約が受け付けられていますが、かのウイスキーブームによってここ最近は連日“満席”が続いている様です。
私が訪れた9月の初旬は若干予約が取り易かったのか、7月下旬に予約を入れた時にはまだまだ余裕がありました。しかし今HPを見てみると、11月末まで殆ど満席状態です。やはり秋の行楽シーズンは訪問者が増えるのでしょうかね。
次回12月分の予約開始は10/3(月)の午前9:30との事ですので、訪問を予定されている方はチェックしておいた方が良さそうです。
大阪と京都の県境「大山崎町」へ
山崎蒸溜所は大阪府の北の外れにありますが、大阪や京都の中心地から電車1本で行けるので便利です。
最寄り駅はJR山崎駅。小さな駅ですが、東海道線の「快速」が止まるので大阪駅から27分、京都からは15分で着きます。阪急京都線の大山崎駅からも行けるのですが、地図を見ると結構離れていたので、JRの方が便利かと思います。
駅には堂々と看板が!これだけウイスキーブームになれば、山崎地区の町興しにも一役買っている事でしょうね。
駅前はタクシー乗り場があるくらいで他は何も無い辺鄙な所ですが、一応綺麗に整備されていました。
観光案内板もあるので、観光には力を入れている様ですね。近くには歴史資料館のほか、アサヒビール大山崎山荘美術館もあるので、いつか行ってみたいと思います。
JR山崎駅から線路に沿って住宅街を大阪方面へ歩いていきますが、案内板が至る所に出ているので、迷う事はありませんでした。
この辺は結構古い家並みが続いていますが、遠くに山を望む立地にあって、なかなか風情のある所ですね。
暫く進むと「山崎」の看板が見えます。踏み切りを渡れば到着です。
蒸溜器がお出迎え。さぁそれでは遂に聖地「山崎蒸溜所」へ潜入します!
レセプションで受付を済ませる
山崎蒸溜所への来訪者は、まずここで必ず受付を済ませる必要があります。ショップで買い物をするだけでも事前予約・受付が必要との事ですが、空いていれば予約なしでも入れてもらえるそうです。しかし昨今のブームもあるので、見学ツアーへ参加しなくともHPから予約を入れて行った方が無難ですね。受付で名前を言って料金(1,000円)を支払い、見学ツアー開始時刻の入ったプレートを受け取ります。定員25名、所要80分の見学ツアーは1日に5回開催されていて、今回は一番最後の回(14:50開始)に参加します。
順路に従ってウイスキー館へ。まだ開始時刻まで時間があるので、先に展示品などを見学してみようと思いますが、その模様は次回へ。