昨日ご紹介したSt.Mary’s大聖堂を観た後、シドニーの中心街「タウンホール」方面へ向かいました。シドニーは近代的なビルが幾つも建ち並ぶ大都市ですが、このタウンホール界隈だけは歴史を感じる建物が集結しており、観光にはピッタリのエリアです。
今回は、このタウンホールにある3つの歴史的建造物「Town Hall」「QUEEN VICTORIA BUILDING」「St.アンドリュース教会」を見ていきたいと思います。
♪こちらも合わせてご覧下さい→「シドニー」記事一覧と観光ガイド
タウンホールにある3つの建物
St.Mary’s大聖堂からハイドパークを横切って歩いて来る事15分、タウンホール駅付近へと到着しました。シドニーの中心地でありながら、自然公園のあるエリアから僅か3区画。シドニーは都市と自然が融合したコンパクトな都市なんですね。
地図で見ても分かる通り、この辺りはシドニー市街のど真ん中。ビジネスでも観光でも、恐らく必ず一度は通る場所だと思います。
今回は、このエリアの中心にあるシドニー・タウンホールと、それを挟んで南北にあるクイーン・ヴィクトリア・ビルディング、St.アンドリュース教会を見ていきたいと思います。
「Sydney Town Hall」
先ずは、シドニー市街のランドマークともなっているTown Hall。ビクトリア様式の建物は1889年に建てられたそうで、既におよそ130年の歴史があるという事になります。
時計台の高さは55mとの事ですが、周囲の高層ビル群が視界に入るとどうしてもそんなに高くは見えないですね~。恐らく建設当初ははるか遠くからも見る事が出来たのだと思います。
“Hall”の名の如く、この建物の中には2000人規模のキャパを誇るホールがあって、そこには8000線本ものパイプを持つ巨大なパイプオルガンがあるとの事。音楽家の一人として是非見てみたいものですが、残念ながら今回の旅行では中へ入る機会には恵まれず…。
しかしこの時、なにやらイベントが行われていました。“SYDNEY COMEDY FESTIVAL”と買いてありますね。HPを拝見すると、様々なお笑い芸人がパフォーマンスを行う年に一度のガラ・イベントだそうで、毎年チケット完売する程の人気なんだとか。
仮設のボックスオフィスも出ていました。ここでチケットを買って入っても良かったのですが、この後の予定が詰っていたので今回は見送り~。
ちなみに、夜のライトアップはこんな感じ!オレンジ色の間接照明が綺麗ですね。
「QUEEN VICTORIA BUILDING」
続いて、クイーン・ヴィクトリア・ビルディング。タウンホールとは道路を挟んで向かい側にある、縦に細長い建物です。こちらも19世紀(1898年)の創業で、当時イギリスの国王だったビクトリア女王の即位50周年を記念して建てられたのだそう。
建物中央には、大きなドーム型の屋根。ビクトリア様式で美しいですね。この内部はショッピングセンターになっていますが、1984年に開業したものであまり深い歴史が感じられるものではありませんでした。
こちらも、夜にはタウンホールと同じ色のライトアップがなされます。でも1FのSC部分が明る過ぎて、ちょっとムードが出ないかな…。
「St.アンドリュース大聖堂」
3つ目はSt,アンドリュース教会。タウンホールの隣、同じ区画内に建つゴシック調の建物です。そう言えば、シンガポールにも同じ名前の教会があった様な…。
シドニーのSt.アンドリュース教会は1868年に建てられたもので、オーストラリアの聖堂の中で最も古い建物なんだとか。確かに、今回見て来た中で最も歴史を感じる外観ですね。
教会の前はちょっとした公園になっています。ベンチもあって、寛いでいるサラリーマンも居ました。
中を色々と撮影しようと思っていたのですが、残念ながら入口には撮影禁止の立札が…。でもこれ、入口の隅の方に寄せられていますし、教会の儀式が行われている間のみ禁止したものなのかもしれませんが、まぁ念のため辞めておきました。内部には大きなパイプオルガンが置いてありましたが、このパイプのデザインが実に斬新!クリーム色と水色、茶色のストライプ模様で、インディアンが頭に付ける羽飾りにソックリ!どんな音がするのか気になります。
という訳で、シドニー・タウンホールにある3つの歴史的建造物、秋(5月)という事もあり紅葉も相成って美しい街並み散策が出来ました。次回はタウンホールにあるスーパーマーケットをチェックします→Woolworthsで炭酸なしの水が買えない!?シドニーのスーパーマーケット
「シドニー」記事一覧と観光ガイドはこちら↓