ドバイ国際空港のエミレーツ航空ラウンジ巡り!先ず最初は、コンコースBにあるエミレーツ・ファーストクラスラウンジに潜入します!
広いラウンジエリアに上質なサービス、そしてフルオーダー式レストランと、至れり尽くせりのラウンジ!今回は、このラウンジでフルコースのランチを堪能しましたが、全て無料で楽しむ事が出来ます!
目次
場所とエントランス
ドバイ国際空港ターミナル3にある3つのエミレーツ航空ラウンジの内、今回最初に向かったのはコンコースBのラウンジ。場所は出発ゲートのある階の一つ上、レベル4にあります。
エスカレーターを降りて右へ向かうと、ファーストクラスラウンジの入口。エミレーツ・ラウンジお決まりの木目調エントランス、なかなか貫禄のある佇まいです!
エントランスを抜けると、レセプションホール。ここでチケットを提示した所、まだ翌朝のフライトまで20時間近くもある事から少し不振な顔をされてしまいましたが、制限エリア内のホテルに宿泊している旨を伝えた所、難無くOK!流石にホテルのバウチャーの提示は求められませんでしたが、私の様にイレギュラーな事をする人間は他に居ないのだろうか…?
広いラウンジ、巨大なソファー!
レセプションを抜けると、先ず最初にあるのが、2つの噴水があるオシャレなラウンジエリア!天井は上階まで拭きぬけになっているので、明るくて開放感抜群です。
この一つ上の階にガラス張りの通路が見えますが、ここが昨日お伝えしたトランジットホテル「Dubai International Hotel」です。部屋の窓から見えたラウンジは、このファーストクラスラウンジだったという訳。
先へ進むと、拭きぬけを囲む様にして出来た回廊が奥の方まで続いており、その傍らにはソファーがズラリ。もはやここは通路なのか…?部屋なのか…?
そしてこのソファーの何とデカイ事!男の尻でも4つくらい余裕で収まってしまう程の大きさ。何をどうやっても背もたれに腰がつかないので、座っていると逆に疲れてしまいそう…。
側に置かれた電源装置もかなり斬新です。でも残念ながら、コンセントの対応はBFタイプのみ。
席へ着くとドリンクのサービス!
ラウンジは滑走路に面した窓側の方にも続いていて、こちらもなかなか開放的なエリアになっています。
この付近のソファーで寛いでいると、暫くしてギャルソンが現われて「何か飲み物は?」と一言。スティル・ウォーターを頼んだ所、丁寧にもレモンをグラスに入れたVOSSのミネラルウォーターを持ってきてくれました!
日本語で“コンニチワ”等のリップサービスも有り、他にも何かあったら遠慮なく言ってね、との嬉しい言葉も。
このVOSSという水、ノルウェー産の高級ミネラルウォーターなのですが、このドバイのエミレーツラウンジはどこへ行ってもこのVOSSがわんさかと置いてありました。
375mlのボトル、日本で買うと1本500円くらいするそうですが、まぁその割には口当たりも舌触りもフツーの水かなぁと…。
尚、このラウンジにはプレイルームや仮眠室、タイムレススパもあります。プレイルームには、ゲーセンさながらのレースゲームが置かれていましたが、子供連れでないと入室できないと書かれていました。
レストランのオーダー式メニュー
ソファーのあるエリアを抜けるとレストランがあり、ここでオーダー式のメニューが注文できます。今回はここでのランチが目的だったので、早速いただいてみましょう!
任意の席に着くとすぐに担当者が現われて、早速パンとドリンクのサービス、加えて日本語の新聞も持って来てくれました!ドリンクはシャンパンを貰いましたが、エミレーツのラウンジはモエシャン一択です。
パンは3種類。ゴマとミルクブレッドに加え、“ピタパン”も添えられているのは中東らしい所。ほどよく温められて提供されましたが、味はまぁまぁ中レベル。
メニューはコチラ(文字が読める様に画像の解像度を上げています)。前菜からスープ、メイン、デザートに加え、サンドイッチや朝食など軽食メニューもあって、なかなかの充実振り!
ベジタリアン、ビーガン、グルテンフリーの表示もしっかりありますし、かなり本格的なメニューです。
なかなか豪華な料理、肉の質も高い!
今回は、前菜に“Traditional cold mezzeh selection”、メインに“Black angus tenderloin”をチョイス!ほぼ一気に運ばれて来ました。
この“メゼ”は、中東料理でもお馴染みの前菜ですが、以前カタール航空の機内食でも食べた事があります。(参考→カタール航空ビジネスクラス/アラビア風の機内食(成田~ドーハ))
ホンモス(写真左下)などピタパンにつけて食べるスタイルですが、香ばしい豆と肉がタップリ入ってなかなか手の混んだ料理です!
メインのテンダーロインステーキ、焼き方はミディアムを選択。メニューによると、付け合わせにポテトや野菜を添えてもらえる様ですが、ライスを注文したら肉だけになってしまった…。
でも肉の質はなかなかのもので、弾力がありながらナイフがスッと通る上質な肉!ソースの味付けは普通ですが、空港ラウンジでこんな歯切れの良い肉が出てくるなんて凄い!
デザートにはティラミス、大きな皿に入ってビックリしましたが、甘さ控えめで軽い食感なのであっという間にペロリ。カスタードのクリーミーな味が先行し、ココアやチョコの風味はちょっと陰を顰めています。
デザートと一緒に“Tea”を注文したところ、ジャスミンティーの様なサッパリ味のお茶が出てきました。でもティーパックを見ると“Green Tea”と書かれていますが、日本の緑茶とはかなり違います。
ビュッフェも充実!オシャレなソファー席も
尚、レストランのフロアにはビュッフェもあって、オーダーメニューと一緒に自由に取って食べる事が出来ます。“International”など料理のジャンルごとに分かれており、ホットミールも幾つかある他、“Japanese”のコーナーもありました。
ビュッフェは特にサラダが充実!葉物野菜だけではなく、アボカドとトマトのサラダや数種の豆を使ったサラダもあって、彩りも豊か!これが一ラウンジのビュッフェだなんて、到底思えないですよ。
このサラダのビュッフェが置かれたエリアからは厨房が見える他、ソファータイプのテーブル席があって囲いもあるので、落ち着いて食事がしたい場合はここが最適!
7~8人は座れそうな大きなソファー席ですが、テーブルセッティングを見るとこれでも3名用です!スペースを贅沢に使えるというのも、ファーストクラスラウンジならではの特権ですよね!
流石はファースト、上質なサービスのラウンジ!
と言う訳で、ドバイ空港ラウンジ巡りの第一弾で訪れたコンコースBのエミレーツ・ファーストクラスラウンジですが、設備・サービス共に文句なし!レストランでの木目細かいサービスや、豊富な料理のメニュー、ビュッフェと、どれを見てもファーストクラスの名に恥じない上質なラウンジだと感じました。
何と言ってもこの開放感が素晴らしいですね!広いスペースが取れる中東の空港ラウンジならでは。次回は、コンコースAのファーストクラスラウンジをレポートします!→ドバイ国際空港ファーストクラスラウンジ潜入レポ!コンコースA
他のコンコースのラウンジについては、以下の記事をご覧下さい。
♪こちらも合わせてどうぞ↓