昨日に引き続き、羽田空港JALダイヤモンドプレミアラウンジの話題です。羽田空港のJALラウンジはビールが充実していて、以前お伝えした「羽田空港国内線JALサクララウンジで“無料”ビール飲み比べ!」では、サクララウンジで飲める4種類のビールをテイスティングしています。
今回訪れたダイヤモンドプレミアラウンジでは、流石上級クラスのラウンジとあって、置いてあるビールの銘柄もちょっと高級!このラウンジで飲める全ての銘柄のビールを飲み比べてみました!
目次
北ウィングで飲み比べ!
先ずは、北ウィングのダイヤモンド・プレミアラウンジから。ダイニングカウンターの右端には、3つのビールサーバーが設置されています。
3つのビールサーバーは全て異なる銘柄となっており、その詳細は左から順に次の通り。
- キリン一番絞りプレミアム
- キリンハートランド
- サッポロエビス
サッポロエビスはスーパーでもよく見かけますが、キリンの2種類はそうあまり見かけない銘柄ですよね。
※2020年以降、北ウィングのDPラウンジでは5種類全てのビールが飲める様になっています。
“甘口”のキリンと“麦”のサッポロ
先ずは、「キリンハートランド」から試飲!飲んでみると、どちらかと言うと甘口ながら、ビール独特の臭み(渋み?)が広がります。余韻も殆ど感じられず、上級ビールとしては何だか腑に落ちない感じ…。
続いて「一番搾りプレミアム」。こちらはとてもフルーティー!泡が木目細やかで、口当たりも良し。こちらも甘口ながら、後からしっかり麦の風味がやってきて、それが余韻となって長く続きます。
ハートランドよりもずっと美味!ただ、味の深さは限定的で軽い印象ですので、玄人が飲むとちょっと物足りなさを感じるかもしれません。普段あまりビールを飲まない若い人なんかにはベストでしょう。
3つ目は「サッポロエビス」。さすがは定番のプレミアムビール、芳醇な麦の風味は一番です!長い余韻も魅力の一つですが、サーバーのせいなのか独特の臭みも感じます。
そして何故か、泡の出方がかなり少なかった…。これならサクララウンジの黒ラベルの方が、満足度は高いですね。
離れた所に置いてあるプレモル
ところで、北ウィングのダイヤモンドプレミアラウンジには、ダイニングエリア以外にももう一つドリンクのコーナーがあって、ここにもビールサーバーが置かれています。
ビールサーバーはひとつだけ。銘柄は「サントリー・プレミアムモルツ」、TVCMでもお馴染みで高い人気を誇るビールですよね。
こちらも泡の出方は少ないですが、麦の風味とフルーティーさのバランスが良いです。私もたまにスーパーで缶ビールを買って飲む銘柄ですが、流石サーバーで入れると最後の一滴まで美味しくなるものですよね。
ビールとしての完成度も高く、この北ウィングの中ではこれが一番美味しいかもしれません。
南ウィングで飲み比べ!
さて、続いては南ウィングのダイヤモンドプレミアラウンジへ!こうして国内線のラウンジをハシゴできるのも、羽田空港ならではですよね。
北ウィングに比べて6割ほどしか広さが無い南ウィングのDPラウンジ。その為、北ウィングでは2箇所あったビールサーバーも、ここではダイニングエリアの一箇所のみとなっています。
ちょっと珍しい「熟撰」
銘柄を見てみると、左から「サッポロエビス」「アサヒ熟撰」「サントリー・プレミアムモルツ」となっており、北ウィングには無かった「熟撰」が加わりました!
この「熟撰」は、スーパードライでお馴染みアサヒのプレミアムビール。同社HPによると、3種類の異なるホップを使用し、通常に比べて2.5割長い熟成期間を経て作られたビールなんだとか。
飲んでみると、口当たりはスーパードライに似ているものの、それよりも遥かに滑らかなのど越し!スッキリ感が先行してアッサリし過ぎなスーパードライと比べると、これはより一層ビール感が感じられる味に仕上がっています。なかなかお目にかかる機会の無いアサヒ熟撰、アサヒビールファンにはたまらない一杯なのではないでしょうか?
DPラウンジのビール一覧
羽田空港JALダイヤモンドプレミアラウンジで飲めるビールの銘柄をまとめると、次の様になります(2018年4月現在)。
北ウィング
- キリン ハートランド
- キリン 一番絞りプレミアム
- サッポロ エビス
- サントリー プレミアムモルツ
※2020年以降、北ウィングのDPラウンジでは5種類全てのビールが飲める様になっています。
南ウィング
- サッポロ エビス
- アサヒ熟撰
- サントリー プレミアムモルツ
これだけ日本のプレミアムビールが勢ぞろいして、しかも無料で飲み放題だなんて、こんな恵まれた環境が他にあるでしょうか?
ただ、個人的にはサントリーのプレモルが好みですが、麦の風味や香り立ち、泡の木目細やかさはサクララウンジのサッポロ黒ラベルに勝るものは無かったです。そう考えると、プレミアムビールだからって特別な事は何も無いのかもしれません。
日本の空港にあるラウンジなので日本のビールを置くのは良しとして、もっと黒ビールや白ビールなど明らかな味の違いを楽しめる様なラインナップがあれば嬉しいのですけどね。似たもの同士の味が揃っていても、あまり面白くないです。
以上、ダイヤモンドプレミアラウンジのビールについてレポートしました!軽食メニューについては、昨日の記事をご覧下さい→軽食メニューから見るダイヤモンドプレミアラウンジの今/羽田空港
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