2017年から日本に就航となったアメリカン航空のプレミアムエコノミークラス。先日訪れたツーリズムEXPOジャパンでは、シート体験のブースが設けられ、行列が出来るほどの大人気!
JALよりもお得に乗れる事も多いアメリカン航空のプレミアムエコノミークラス。そのシートについて、設備や座り心地などをレポートしていきたいと思います。
大人気!アメリカン航空のブース
先日訪れたツーリズムEXPOジャパン。シンガポール航空に続けて訪れたのは、アメリカン航空のブース。なかなか賑わっていますね。私は普段アメリカ方面には一切行きませんが、JALが親密にマイル提携をしているので、馴染み深い航空会社ではあります。
アメリカン航空のプレミアムエコノミークラスはまだ歴史が浅く、日本路線に導入されたのは2017年の8月ですから、まだ1年程度という事になりますね。
このプレエコシート体験が、アメリカン航空の目玉になっている様で、午前中の早い時間帯にも関わらず30分待ちの行列が発生!シート体験が出来るブースが少ない事も影響しているのかもしれません。
アメリカン航空のプレエコシート
こちらが、アメリカン航空のプレミアムエコノミーシート!飾り気も無く、ほぼグレー一色の無機質な体裁です。ここでは2席分が展示されていました。
シート幅は48.3cm、前後のシートピッチは96.5cmという事で、この辺りは他の航空会社と遜色無い仕様です。座ってみると、ドッシリとした構えで安心感があり、ANAのプレエコと比べても座り心地は上!
参考→2010年頃のANAプレミアムエコノミーはこんなに凄かった…
ヘッドレストももちろん完備。両端の角度調節機能も付いています。しっかりとした革張りの仕様が、エコノミーとの差を感じさせますね。
ただ、JALのプレエコの様にシェル型ではないので、シートを倒すと後ろの席に影響が及びます。プレエコくらいはストレス無く過ごしたいものですが、96cmピッチじゃシェル型は難しいのかもしれませんね。
シート周りの設備
続いて、シート周りの設備。肘掛から出すテーブルは、各社標様の2段折り仕様。アルミっぽい素材で、汚れ難い加工が施されています。
広げてみると、カクテルテーブルとの段差が無くてスッキリ!安定感はまずまずで、前後左右のブレは少ないです。
シートコントローラーは肘掛下。電動では無いので、ボタンを押したら少し手動で動かしてあげる必要があります。
レッグレストは最前列のみ
シートの足元にはレッグレスト、及びフットレスト。このフットレストは、肘掛下のシートコントローラーで引き出す長さを調節できます。
リクライニングをフルに倒して座ってみましたが、これが何とも心地良い座り心地!腰や背中への負担が分散され、上手い具合に体が包み込まれます。こんな良い座り心地、個室感覚のビジネスクラスでもなかなか体験できませんよ。
但し、これが出来るのは最前列のみ。それ以外の席にはエコノミークラスの様な簡易的なフットレストがあるのみで、レッグレストも付きません。これはかなり格差がありますよね。
アメリカン航空でプレミアムエコノミーを予約する時は、ぜひ最前列を押さえたいものです。
JALより断然お得なAAのプレエコ
そんなアメリカン航空のプレミアムエコノミーですが、運賃はエコノミーのおよそ2倍。ですが、アメリカン航空の場合、往復で異なるクラスを組み合わせる事が出来るので、どちらか片道をエコノミーにすればかなりコストを押さえられます。エコノミー+プレエコの場合、サンフランシスコ往復で税込16万円強。座り心地の良い最前列の席を押さえる事が出来れば、かなりコスパは良いですよね。※価格は為替レート等により常に変化します。
因みに、同じ日程の同じ条件をJALで検索してみると、なんと脅威の21万超え!ほんと、最近のJALは調子に乗っていますよね。
たとえJAL運行便に乗る場合でも、アメリカン航空のHPから予約した方が数万円安くなる場合が多いので、覚えておいて損は無いです。
と言う訳で、アメリカン航空プレミアムエコノミーシートの体験レポートでした!ツーリズムEXPOジャパンで体験したその他のシートについては、以下の記事をご覧下さい。