イギリス・ロンドンのセントパンクラス駅を散策、その途中で立ち寄った「FORTNUM
& MASON」では、チョコレートの詰め合わせを買って、その味を確かめてみました。イギリス定番土産の一つになっているフォートナム&メイソンのチョコレート、その味や如何に?
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開放的なセントパンクラス駅構内
ネオゴシック様式の赤レンガ造りで有名なセントパンクラス駅ですが、その建物があるのは一部分だけで、ユーロスターが発着するホームの上は吹き抜けの近代的な空間になっていました(セントパンクラス駅についてはコチラの記事も併せてご覧下さい)。
天窓から注ぐ日の光が地下まで届く大空間!ユーロスターのチェックインや地下鉄への入口がある地下通路には、ターミナル駅らしくコーヒーショップやベーカリーなど様々なショップが軒を連ねていますが、ここでは“イギリス”ならではの2店舗を見ていきたいと思います。
M&S SIMPLY FOOD
イギリス国内に300店舗以上ある生活雑貨のチェーン「マークス&スペンサー」です。駅構内という事もあって、食料品を中心に扱うキオスクの様な形態の店になっていました。
サンドイッチや水が揃っています。水は持ち運びに便利な350mlが置いてあるのは気が利いていますね。
サンドイッチはハムやチーズ、野菜など具沢山なものが2つ入って£2.95。東京駅だと600円くらいするものもあるので、なかなかお得な方ではないでしょうか?※価格は社会情勢により随時変動します。
日本と違う所は、アルコールの殆どがワイン類であるという事。日本だと列車内で気軽に飲める“カップ酒”が置いてあったりしますよね。
ワインはフルボトルも沢山置いてありましたが、ハーフボトルやミニボトルもある程度揃っていたので、一応こちらの国でも“車内呑み”の需要はあるのだと思います。
その他、カット野菜や電子レンジで調理するインスタント食品まで揃っています。
イギリス人は、普段はあまり料理をせず、平日の夕食は出来合いのもので簡単に済ませる人が多いと聞きますから、この店はそんな仕事帰りのサラリーマンやOLの需要に応えているのかもしれませんね。
FORTNUM & MASON
そして今回の本題、イギリスの老舗百貨店「フォートナム&メイソン」の支店が駅構内に入っていました。
店内はカフェスペースと物販スペースに分かれていて、この様に物販スペースには赤絨毯が引かれています。
ロンドン市内にある本店も、赤絨毯で敷き詰められていましたね。詳しくは【FORTNUM& MASON本店で見た日本でなかなか買えないウイスキー】の記事に記載しています。
フォートナム&メイソンは日本語のサイトはおろか、楽天やヤフーのWebショップでも買う事がでるので、今更有り難味のある土産物でもないのですが、定番のティーバッグ類は日本の半額で売られていましたので、好きな人はまとめ買いも良いかもしれません。これだけ高級感漂う箱に入って25個入りが600円程度で買えますから、普段飲みに2~3箱ストックするのも有りかと思います。
しかし甘いものに目が無い私は、こちらのチョコレートを試してみる事にしました。色々な種類のミルクチョコとダークチョコの詰め合わせです。
この箱も何度か見た事がありますよ。認知はしませんでしたが、これまで幾度となくお土産で貰った事があるのだと思います。今回はお土産にはせず、買ってホテルで食べてみる事に。
定番のチョコレートの味は?
この「MILK
& DARK SELECTION」は6種類のサイズがあり、私が購入したのはSmallサイズ(£14.5)。これ以上小さいサイズだとグラム単価が跳ね上がるので、一人で食べるにはこれが一番コスパが良くて手ごろなサイズかと…。※価格は社会情勢により随時変動します。
中には11種類のチョコレートが入っていました。
味は…、美味しいものもあれば、ちょっと首をかしげたくなる様な特殊な味のチョコもありました。
「Mikl Coffee Cream」なんかは定番の味で美味しく頂きましたが、「Rose」や「Violet」のクリームが入ったものは、ちょっと異国の味…。吐き捨てる様な不味さはありませんが、これならば高島屋や伊勢丹に入っている「GODIVA」のチョコレートを買った方が、外れが無くて良いかもしれません。
およそ2,000円の内容としては、まぁこんなもんでしょう。美味しいチョコレートも入っていますから、定番のイギリス土産として、また土産話のネタとして持っていけば、その場はすごく喜ばれると思います。ただ、好き嫌いが分かれる味のチョコも混じっている事を、予め一言付け加えておいた方が安心かもしれませんね。
FORTNUM & MASONについては、以下の記事もご覧頂ければと思います。
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