シンガポールからマレーシアのクアラルンプールへとやって来ました!マレーシアもシンガポールと同様、コロナ規制は既にほぼ撤廃されているので、入国に際しての制限は一切なし。ワクチン接種ゼロでも、パスポートを提示するだけで簡単に入国する事が出来ました!
今回はそんなマレーシア・クアラルンプールから現地レポート。マスク事情やコロナ追跡アプリ「My Sejahtera」についても見ていきたいと思います。
日常が戻ったクアラルンプール
昨年8月からコロナ規制が徐々に緩和されたマレーシア。ここ2~3日でクアラルンプール市内の様々なSCやレストラン等を巡ってみましたが、道行く人の多くがマスクを着けずに歩いていて、すっかり日常が戻った感じです。
KLセントラル駅構内も、スーツケースを持った旅行者の姿が結構見受けられますし、日本人観光客の姿もちらほら。日本人との遭遇率は、お隣の国シンガポールよりも高いです。
ただ街行く人を見ていると、2019年以前と比べてちょっと大人しくなったかなぁと…。
例えば、以前はブキビンタンの横断歩道で信号待ちをしていたら、後から「Go Go Go!」と言って背中を押してくる輩がいた位みんなハッスルしていたのに、今は赤信号でクソ真面目に止まる人も時々見かける程です。
マレーシアはかつてロックダウンをした経緯があって、市民の行動や言論に激しい制限が加えられた経験がありますから、ある意味その後遺症が残っているのかもしれません。
良いか悪いかは別として(笑)、ちょっとマレーシアらしくなくなったなぁと…。
マレーシアのマスク事情、本物のマスク警察も?
コロナ規制がほぼ撤廃されたマレーシアは、屋内外を問わずマスク着用義務も撤廃済みですが、唯一「公共交通機関」の車内に限っては2023年3月末現在マスク着用義務が残っています。
“義務”という事もあって電車の車内はマスク人だらけですが、それでも着けない人は居るもので、未着用の者はざっと見で5%ほど。観光客と思われる西洋人はほぼ全員着けておらず、逆に現地民でごったがえす通勤時間帯は、着用率ほぼ100%です。
着けていないからと言って日本の様に“マスク警察”を名乗るチンピラに絡まれる事は無いですが、その代わりに本物のマスク警察に遭遇した事が1度だけあります。
KLモノレールに乗車した際、私のすぐ側にいた西洋人がノーマスクだったのですが、いきなり乗り込んで来た警察官に注意を受けていました。
その西洋人はマスクを持っていないのか、特に注意に応じる事も無く無反応。かといって尋問を受けたり罰金を取られたりする事も無く、警察官は次の駅でスッと降りて行き一件落着。
しかしその一方で、MRTの駅窓口の職員はマスクを着けていない人も多いですし、一体どこまで本気なんだか…。
結局のところ、こういった制限・圧力を加えてくるのは「国家権力」であって、民間・民衆は皆気付いているという証拠でしょう。まぁこんな茶番、もうすぐ終わりますよ。
追跡アプリ「My Sejahtera」は必要か?
ところで、マレーシア入国に際してインストールが奨励されているコロナ追跡アプリ「My Sejahtera」。
これは日本でかつて推し進められた“Cocoa”と同じ類のもので、これを提示しないとSCやレストランに入れない可能性がある、との脅し文句を、私も日本出国前に目にした事があります。
しかし実際にKLへ来てみると、こんなもの名前すら聞く機会も無く、何だか拍子抜け…。
ブキビンタンのパビリオンやLot 10、スリアKLCC、NU Sentral、また新しく出来たららぽーとにも行きましたが、提示を求められる様な事は一切無く、レストランやホテル、フードコートでも一切無し。
結局これもまた、不安を煽ってインストールさせて統計データを取りたいだけでしょ?スマホのバッテリー消費量も増えますし、入れるだけムダ!コロナ煽りたい病の人達の口車に乗せられちゃ駄目ですよ。
物価が安いマレーシアはおススメ!
と言う訳で、クアラルンプールへ来て数日が経ちましたが、電車の車内以外ではコロナ規制も無く、2019年以前と変わらない旅行を楽しんでいます!
今は史上空前の円安ですが、マレーシアリンギットに限っては1RM≠¥30と平常時と殆ど変わっていないですし、物価は体感的にシンガポールと比べて3分の1。1泊1万円で5つ星ホテルの高層階の広い部屋に泊まれますし、やっぱマレーシアは良いですね!
次回は、帰国前PCR検査についてレポートする予定です。