ジュネーブ国際コンクールが行われているスイスのジュネーブ。今回は、そんなジュネーブがどの様な街か、ざっくりとレポートしたいと思います!
湖畔に広がる美しい街
ジュネーブがあるのは、スイスの西の端っこ。フランスとの国境付近にあります。国連のヨーロッパ本部が置かれている為か、国際会議が開催される事も多い様です。
言語はフランス語。同じスイスでもドイツ語を話すベルンやチューリッヒとは違い、街を歩いていてもドイツ語の表記はおろか、ドイツ語を話している人を殆ど見かけません。本当に同じスイスなのかと疑うほど。
街のシンボルは、やはりこの大きなレマン湖!周辺には遊歩道が整備されてベンチもあるので、湖や遠くの山々を望みながらのんびり過ごすには良いところです。
このレマン湖から続く運河には幾つもの橋が架かって、そこを中心に街が形成されています。路面電車も走っていて、雰囲気も良し!街の中心部は飲食店よりもファッションの店が多く見受けられますが、そこは流石スイスと言ったところ。
水がキレイ!水道水が飲める水の国
ジュネーブの街を歩いていて驚いたのは、湖の水の透明度。運河に架かる橋の上から眺めてみましたが、まるで沖縄の海の様に透き通っています!
こんな都市の中を流れる運河で、こんな綺麗な水を見たのは初めて!沢山の水鳥たちが居るのもナットクですね。
流石は“水の国”と言われるスイス!ホテルの水道水も、何ら普通に飲めてしまいます。カルキ臭も一切なく、心なしか口当たりもまろやかな感じ。
スイスの水道水は水質に厳しい基準がある様で、どこへ行っても安心して飲めるという訳です。
その為か、物価高のスイスにも関わらず、スーパーで売られている水の値段はとても安く、1.5ℓのエビアンが僅か€1!そりゃぁ水道から美味しい水が出るなら、おのずと買う人が減って値段も下がりますよね。私も初めの内はいつもの癖でスーパーの水を買っていましたが、水道水を飲んでからは一切買わなくなりました。慣れない硬水等で腹を壊す事も無いですし、経済的にも助かっています!
外食は特に金が掛かる…
そんなジュネーブでの滞在ですが、唯一苦労しているのが食事事情。外食費が高い事で有名なスイスですが、その中でもジュネーブは特出している様で、カジュアルレストランで普通に食事をするだけでも軽く5000~6000円は掛かってしまいます。
逆に安さを求めると、味もそれなりになってしまう事が多く、例えば私がディナーで入って5000円以内に収まったイタリアンの店では、ほとんど味気の無いパスタが出てきたり、また別のインド料理店でもインスタントかと思う様な味のビリヤニが出てきたりと、値段相応と言わざるを得ないものばかり…。
そんな事情もあって、数少ないコスパの良い店はとても人気が高く、特にトリップアドバイザー等で上位の口コミを有する店は世界中から観光客が押し寄せる様で、ディナータイムでは18時半には入らないと満席で断られてしまいます。
手ごろな店で美味しい食事をするには、事前に予約を入れるなどかなり計画的に動かないと難しい様です。
そんなジュネーブを離れて、現在私は隣国フランスのリヨンへ退避(笑)!ここは物価もあまり高くないですし、なかなか過ごしやすい所です!
ジュネーブ国際コンクールの決勝の時にはジュネーブに戻るので、またレポートしていきたいと思います。その他、スイス・ジュネーブ観光に関する記事一覧はコチラ→ジュネーブ