海外旅行で意外と大きく圧し掛かるのが食費。特に物価高のスイスでは、食費だけで旅費全体の3分の1を占める程と言われ、節約旅行にはかなり痛い出費ですよね。
今回は、物価高で有名なスイス･ジュネーブで、少しでも安く済ませられる食事を幾つか試してみました！果たしてコスパが良いのは、スーパーの惣菜か？セルフ式レストランか？またはファーストフード…？
スーパーの惣菜を利用する
先ずは節約の定番、スーパーの惣菜を利用してみるとどうなるか？ジュネーブ滞在中に何度か訪れたCornavin駅構内にあるスーパー「MIGROS」で、価格等をチェックしてみましょう！
このスーパーは駅構内にありながら、意外に広い売場に惣菜が充実しています。毎日夜遅く23時まで営業していますし、恐らく仕事帰りのサラリーマン等がターゲットになっているのでしょう。
惣菜の価格を見てみると、サラダのパックは6CHF（660円）前後、出来合いのサンドイッチは5CHF（550円）前後。またレンジでチンするレトルトタイプのグリルやパスタも、5～6CHFが殆ど。※価格は為替レート等により常に変化します。
パンも色々を種類があって、クロワッサンから惣菜パンまで様々。でもあまり夜遅くなると売り切れているものも多かったです。価格は1～2CHF（110円～220円）程度のものが多いですが、何も入っていないプレーンのパンで0.8CHFというのもありました。
意外と美味しい？スーパーの味
今回の食事はこんな感じ…。パンとサラダだけという何とも貧弱なディナーですが、この日は節約の日なので文句なし！これだけ揃えて、お値段8.93CHF（Caprice des Dieuxのチーズを除く）、およそ1,000円に抑える事が出来ました！
かと言って安かろう悪かろうだと困るのですが、食べてみると意外と味は悪くなく、サラダはどちらも酸味の効いたドレッシング。やや濃い目の味つけではあるものの、パプリカの鮮度もちゃんとしています。
1.2CHFのクロワッサンは、外はサクッと中ももっちり、なかなかレベルの高い味わいです！もう一つ買ったチョコの入ったクロワッサンも美味しいですし、流石はフランス語圏の国。
尚、後日違うスーパーでチェックしてみたところ、Coop Cityの食品売場にはチキン入りのサラダやピラフもありましたが、価格はそれぞれ9.5CHF、7.6CHFとかなり割高。
スーパーは確かに安いですが、日本の1.5倍～2倍くらいは見ておいた方が良いかもしれません。
セルフ式レストランを利用する
続いては、セルフ式レストランをチェック！通常のレストランの様に充実したサービスが無い代わりに、価格も安いのが一般的かと思います。
ジュネーブの中心部では2つのセルフ式レストランを見つけました。一つはCornavin駅にほど近いSC「MANORA」の中にあるセルフ式レストラン、もう一つは「Coop City」の最上階にあるセルフ式レストラン。
どちらもシステムは一緒で、トレーに好きな料理を乗せていき、最後にレジで精算。サラダ等は皿の大きさで価格が決められています。
どちらのレストランも、品揃え価格ともにあまり遜色は無し。思ったほど料理の数は多くなく、またお昼時を過ぎるとメイン料理が品切れになったりするので注意が必要です。
見た以上にボリュームがあり、価格は合わせて7.7CHF（850円）。かなりコスパの良い食事でした！味の良し悪しはメニューによりけりですが、利用してみる価値はあるかと思います。
あのファーストフード店の味は…？
その他、“安い”食事と言えばファーストフード店もその代表格の一つ。ジュネーブにあるジャンクフードの王様「マクドナルド」でハンバーガーとポテト（合わせて約1,000円）を試してみましたが、残念ながら味はそれなり…。
やはりこればかりは日本と遜色無いのでしょうか？腹を膨らませるだけなら手軽で良いですが、体の事を考えるとちょっと…。ジュネーブのマクドナルドについて詳しくはコチラの記事へ→スイス･ジュネーブの「マクドナルド」で味と価格を調査！
ちょっと難しいスイスの食事事情
という訳で、物価高のスイス･ジュネーブで試した節約フードですが、リーズナブルな価格であっても意外とまともな味に出会える方法もあるという事が分かりました！それでも、やはり1回の食事で1,000円～2,000円の出費は仕方がないですね…。
あまり節約のしすぎは体にも良くないですが、どうせ中途半端に高いレストランへ行っても大した味の料理は出てこないですし、う～ん…スイスの食事事情は難しい…。
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