ジュネーブの超人気レストラン「Bistrot du Boeuf Rouge」ランチメニューを食レポ！

トリップアドバイザーの口コミを見て訪れた、スイス･ジュネーブのレストランBistrot du Boeuf Rouge。予約必須の人気店らしく、はじめディナーで訪れたら満席で入れず…。

しかし翌日ランチタイムに再びトライした所、運良く入店する事ができました！人気店の味はどの様なものか、レポートしたいと思います。

オープンと同時に入店！

ジュネーブで人気のレストランBistrot du Boeuf Rouge。場所はCornavin駅から徒歩5～6分の所にあるコチラ。以前お伝えしたチーズフォンデュの美味しいレストランAuberge de Savièseもすぐ近くにあります。

平日の12時～14時、および19時～22時しか店を開けていないという殿様商売のレストランですが、トリップアドバイザー等の口コミで高い評価を得ている為か、いつ覗いても人でいっぱい！

今回はランチで訪れようと、12時ピッタリを見計らって到着しましたが、既に数名の客が席に着いていました…。ちょっと出遅れたかと心配しましたが、無事に席へ案内されたのでホッとひといき！

周りのテーブルを見ると“Reserve”のプレートが置かれた席も多いので、予約無しでの入店で入れたのはラッキーだったかもしれません。

事実、私が入った後10分ほどで満席になり、その後に予約無しで来た人は全員断れていました。その場で翌日の予約を入れる客も多く、ほんと人気の高さが伺い知れますね。

Bistrot du Boeuf Rougeのメニューですが、メインは肉料理が主。“シャトーブリアン”など高級な名前もあって、価格は1品30～50CHFでなかなか良いお値段します！※価格は為替レート等により常に変化します。

“比較的リーズナブル”だという口コミもあったのですが、何をもって“比較的”なのか…？

でもランチタイム限定メニューなら、もう少しリーズナブル！前菜とメインそれぞれ3品から選択できてデザートもありますが、3コースセットという訳ではなく、各々を単品で注文するというシステム。

前菜は11CHF（≠1,220円）、メインは19CHF（≠2,100円）、デザートが8CHF（≠890円）、まぁジュネーブにしてはお手頃なのかもしれません。

注文が終わると、早速テーブルセッティング。ここは一応カジュアルレストランですが、なかなか見栄えが良いものですね。

ワインはボトルだけでなく、グラスワインも数種類から選ぶ事が出来ます。「Petite Arvine」というスイス産の白ワインを試してみましたが、かなりの甘口！食前酒にはちょっと合わないかな…。

お通しは、この店オリジナルだと言うバケット。出来たてなのか、外はカリッと中はフワフワ！雑味が無くスッと口の中で無くなる上等なパンですが、塩気が全く無くて味は無し。やはりバターが欲しいなぁといつも思うのですが…。

今回は、ランチメニューから前菜とメインを1品ずつオーダー。前菜はWarm Coat Cheese Salad。

ゴートチーズとは、ヤギの乳で作られたチーズの事。食べてみると自然な甘みもありますが、本格的なチーズ特有の臭みも少し。レタスの鮮度はまぁ普通かなと。

そしてメインはWhite Fish From The Geneva Lakeという魚料理。肉料理メインの店で敢えて魚料理を選んだ訳ですが、見た目はちょっと華やかさに足りないかなと…。

焼き鮭に酸味のあるホワイトソース。風味豊かで立派な鮭ですが、魚独特の臭みが少し。それよりも付け合わせのほうれん草のソテーの方が、バターが効いていて美味しいです！

まぁ味の好みにもよりますが、調理･素材ともに質は悪く無いと思います。

今回の会計は、〆て41CHF。白ワインは6CHF、その他チェイサーに頼んだスティルウォーターが5CHFもしたので、ちょっと予算オーバー…。比較的リーズナブルだという口コミもありましたが、どんなに安くてもランチで一人4千円は掛かると思って間違い無いでしょう。

店の雰囲気良し、味は中の上で値段はやや割高。コスパ的にはまぁ可も無く不可も無くというのが正直な感想です。店員の対応はとても良いですし、一人客もチラホラいるので独り旅でも居心地は良いと思います。

夜のメニューはかなり割高なので、行くなら絶対ランチがおススメ！そんなジュネーブのレストランBistrot du Boeuf Rougeのレポートでした！

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