スイスの郷土料理の一つであるチーズフォンデュ。ジュネーブでは、せっかくスイスへ来たのだからとチーズフォンデュの食べられる店をリサーチした所、こちらのAuberge de Savièseというレストランを発見!
夜は常に満席の超人気店ですが、チーズフォンデュの味は美味しく、値段も手ごろ!なかなかおススメの出来るレストランです!
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19時には満席になる人気店
今回訪れたチーズフォンデュの店Auberge de Savièse。場所はジュネーブCornavin駅の東側、駅から徒歩7~8分の所にあります。トラムの駅からも離れていてちょっと不便なエリアですが、トリップアドバイザーなんかと見ていると、ランキング上位のレストランはこの辺りにある事も多いです。
小じんまりとしたレストラン。テラス席も数席ありますが、流石に秋冬は誰も座っていません。営業時間は12:00~23:00で基本的に年中無休。昼間も休憩無しで通し営業なんて、欧州ではなかなか珍しいですよね。
店内は、木のぬくもりを感じるロッジ風の内装です。店に入った途端、チーズの匂いが凄い…。
18:30に入ったら席の半分くらい空いていましたが、その後20分もすると満席に!トリップアドバイザーでも上位の人気店なだけあって、観光客らしき人でごった返しています。
私の様な一人客も珍しくない様で、壁際の席には一人用のテーブルセッティングが予めされている所もありました。手狭な店内なのでシートピッチは狭いですが、居心地は悪くないです。
豊富なチーズフォンデュのメニュー
メニューを見てみると、定番のチーズフォンデュメニューは12種類。数種類のチーズや具材、中には“シャンパン・チーズフォンデュ”や“コニャック・チーズフォンデュ”など、何故かアルコールの名の入ったメニューもあります。ただ、チーズフォンデュは基本的に2人前~となっていて、1人前オーダー可能なメニューは「Goat cheese fondue」と「House cheese fondue」の2種類のみ。
その他、アラカルトメニューも幾つかありますが、メインとなる様な料理は殆どありません。でも、前菜やサラダはハーフサイズが選べる様になっているので、お一人様には嬉しい限り!
サラダとパン、ワインの味
チーズフォンデュの前に、前菜とワインをオーダーしました。サラダは「Mixed salad」のハーフ(8.5フラン)ですが、鮮度は問題なし。
フランス語圏のレストランへ入ると漏れなく付いてくるバゲットですが、これはモチッとした食感と香ばしさもあって、なかなか美味しいパンです!バターをつけると尚美味しいと思いますが、こういう“お通し”で出てくる場合はバターが付いていないのが一般的。
グラスワインは、赤白ともに5種類くらいあって「ジャーマニー・オブ・ガネヴァ」という銘柄にしました。しっかりとした渋みを感じるものの、後味が若干安っぽいかなと。
3.9フランとスイスにしては格安ですが、それにしては美味しい方かもしれません。
美味しいチーズフォンデュ!
そしてメインのチーズフォンデュがコチラ!今回はGoat cheese fondue(32フラン)をオーダーしました。チーズの入った鍋は予め火が点けられていましたが、食べごろの熱さになるまで3分程かかりました。
チーズに漬けるのは、黄色い布の容器に入っている一口サイズのポテト。これを皮ごと漬けて食べるのですが、小さい割に量がハンパ無いので、これを一人で完食するのはちょっと無理かなと。
でもこのジャガイモ、ホクホクしていて美味しいですし、チーズは少し甘みがあって豊かな風味。嫌なクセは一切無く、とても美味しいチーズフォンデュ!
ジャガイモに飽きたら、バゲットに漬けて食べるとまた美味しいです!ジャガイモ以外にも色々な野菜が付いていたら良いですが、まぁこの値段ならそうはいかないのかも…?
コスパの高いチーズフォンデュの店
今回のお会計は44フラン(≠5,000円)。物価の高いジュネーブにおいて、ディナーで5千円以内に収まるのは嬉しい限り!味も雰囲気も良いですし、これはなかなかおススメ!※価格は為替レート等により常に変化します。
実は私、この前日にも一度この店を訪れたのですが、19時を過ぎて満席で入れなかった経緯があるので、ディナーで訪れるなら遅くとも18時半には入るか、またはHPから予約を入れておくと良いかと思います。
ジュネーブでおススメのチーズフォンデュの店、機会のある方は是非訪れてみて下さい!
Auberge de Savièse
- 住所:Rue des Pâquis 20, 1201 Genève
- 営業時間:12:00~23:00(基本的に年中無休)
- ホームページはコチラ
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