スイスフランへの「両替」でお得なのは?ジュネーブ空港の両替所とATMで比較してみた!

今回はスイスという事でユーロは使えない為、到着したジュネーブ国際空港で日本円からスイスフランへの両替を試みました。空港や駅での両替所やATMの利用、また日本の空港での両替と比べてレートはどれくらい異なるのか?レポートしていきたいと思います。

両替所のレートをチェック!

ジュネーブ空港両替所

先ずは空港の両替所でレートをチェック!ジュネーブ国際空港の到着導線には、バゲッジクレーム内と出た所にそれぞれ両替所がありますが、どちらも同じ店でレートも一緒。

ジュネーブ空港両替所のレート

レートを見てみると、83.5(1万円が83.5フランになるという意味。小数第2位以下切捨て)とあったので、1フラン=119.8円。この日の公示レートは1フランおよそ112.2円だったので、1フランあたり7.6円の上乗せという事になります。

ジュネーブ空港SBB両替所

因みに、ジュネーブCornavin駅(中央駅)のスイス国鉄(SBB)のオフィスでも両替サービスがありますが、レートを見てみると83.0(1フラン=120.5円)と若干悪化。

しかもここは1回4フランの手数料がかかる様なので、あまり利用はしたくないですね。

ATMでのキャッシング

ジュネーブ空港両替ATM

次にATMでのキャッシング。ジュネーブ空港のバゲッジクレームを出たすぐの所(両替所の隣)にUBSのATMが並んでいます。今回私はこちらで両替する事にしました。

両替ATMタッチパネル

操作は拍子抜けするほどカンタンで、英語に切り替えてから任意の金額にタッチ。楽天カード(VISA)でも問題なく使えます。最低金額が50フランである事と、細かく金額の設定が出来ない点はちょっと難点…。

スイスフラン

今回は100フラン下ろしましたが、50フラン札が2枚。小額紙幣は貰えませんが、スイスは物価が高いので、50フラン札くらいなら難無く使えるかと思います。

楽天カードの両替

肝心のレートと手数料ですが、後日楽天カードの詳細を見た所、為替レートは1フラン辺りおよそ公示レートの+80銭、これに加え手数料が156円、そして更にATM手数料が216円かかりました。

トータルコストは11,677円、これを為替レートにそのまま置き換えると1フラン=116.77円という事になり、公示レートとの差は4.5円。空港や駅の両替所と比べると大分安く済ませる事が出来ました!

日本の両替所もそんなに悪くない

トラベレックス/羽田空港国際線

因みに、日本の空港や主要な両替所(ワールドカレンシーショップやトラベレックスなど)であっても、スイスフランのレートはそれほど悪くありません。例えばトラベレックスのオンラインレートの場合、公示レートとの差は1フラン辺りおよそ5.2円。

駅や街中の窓口だと若干値上がりしますが、それでもジュネーブの空港に比べたら安いです。

また、マネーパートナーズの両替サービスを利用するのも手。こちらは手数料が1回あたり500円かかる上、両替から受け取りまでに1週間~2週間を要しますが、公示レートとの差が殆ど無い所が最大の利点です。

少し多めに換える場合は、かなりお得になるかと思います。

現金はどのくらい必要か?

と言う訳で、ジュネーブにおけるスイスフランへの両替事情を見てきましたが、小額(50フラン程度)の両替なら日本の両替所で十分だという事が分りました。今回の様に少し多め(100~250フラン程度)なら空港のATM、更にそれ以上高額(300フラン以上)な場合はマネーパートナーズの利用も有りかと。

クレジットカード利用

ただ、今回ジュネーブを旅行した限りでは、街中のレストランやスーパー、観光施設でクレジットカードが使えなかった事は無いですし、現金が必要なケースはコンサートホールのBarくらいだったので、敢えて高額な現金を用意する必要は無いと思います。

数日の滞在であれば50フラン、1週間程度の滞在でも100フランもあれば十分でしょう。スイスの滞在には、便利なクレジットカードの利用が一番です!

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