物価の高いスイスのジュネーブではレストランでの食事に苦労しましたが、今回訪れたインド料理店Spice of Indiaもその内の一つ。なかなかコスパの良い店を探し出すのは難しいものです。
物価高のジュネーブにおいて、カジュアルインド料理店で食べる料理がどれくらいのレベルなのか?確かめてみたいと思います。
今回訪れたのは、ジュネーブCornavin駅近くにあるこちらのインド料理店。口コミ等を参考にして、なるべくリーズナブルでコスパの高そうな店を選びました。
店頭には“Spice of India”と書かれた看板がありますが、この店名を検索したら何故か“Little India Street kitchen & Cocktails”と出てきました。どちらが本当の店名なのかはちょっと不明…。
店内はまずまずの広さ。あまり人気店ではないのか、夜8時頃にも関わらず席は半分ほど空いていました。客はアジア人はおらず、西洋人とインド系の人がちらほら。
店内奥の席へ案内されましたが、店頭よりもインテリアがオシャレでGood!椅子も店頭の方は簡易的なスチール製の椅子でしたが、ここは木の足でしっかりしています。
料理とドリンクのメニュー
メニューを見てみましたが、“○○Curry”というメニューは無く、いずれもチキンやラム肉など主にしてカレーソース等で味付けした料理となっている模様。メイン料理には必ずライスが付いてくる様ですが、価格はいずれも30フラン前後が相場…、やはり安くは無いですね…。ナンは別メニューとなっており、プレーンナン(4フラン)など全8種類。※価格は為替レート等により常に変化します。
ドリンクメニューもありますが、全てアルコールのみでラッシー等が見当たらず。店員に聞いたらラッシーは5種類のフレーバーがあって、ソルト、マンゴー、バナナ、あと2つは聞き取れなかった…。
バナナラッシーを頂きましたが、甘さ・風味共にかなり控えめ。口当たりはドロッとしているのに、アッサリし過ぎです。ずっしり重く飲み応えありますが、味はロンドンのインド料理店の方が断然上です。
ジュネーブで食べるビリヤニの味は…?
メインは、今回も例外無くビリヤニをチョイス!この店のビリヤニは3種類(ベジタブル・チキン・ラム)あって、こちらはチキンのビリヤニ。
“Briyani”とはパキスタン発祥の米料理で、インド風ピラフといった感じの料理。インド料理店では定番のメニューの一つです。
食べてみると、結構辛い!辛さだけ引き立って、肝心の味の方は浅はかで深みが足りない感じがします。チキンもパサパサだし、ちょっとこれは期待はずれ…。
もう一つ、アペタイザーの中から“Raita”というメニュー。これはキュウリとトマトをプレーンヨーグルトで和えたものですが、全く味のしないヨーグルト。辛味で火照った口の中を冷やすにはちょうど良いかもしれません。
コスパ悪いカジュアルレストラン
今回のお会計は42フラン。チキンビリヤニは3,000円、ラッシーは900円…、う~んやっぱ高いなぁ…。とびきり美味しければ文句は無いですが、今回味わった限りでは中の下。
店員は親切ですし異心地は悪くない店ですが、何ともコスパの悪い・・・。まぁこれがジュネーブにおけるカジュアルレストランの標準的なレベルなんだという事、それを痛切に感じました。
〆て予算5千円でこのレベル…、ジュネーブ恐るべし!
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