ドイツで話題のお菓子と言えば、バウムクーヘン!老若男女、誰もが好きな洋菓子の代表格ですよね。
ミュンヘンでどこかバウムクーヘンが食べられる有名な店はないか検索してみたところ、Café Kreutzkamm(クロイツカム)というカフェがヒット。これは1825年にドイツ・ドレスデンで創業した老舗カフェだそうで、人気のバウムクーヘンが食べられるのだとか。
話題のバウムクーヘンがどの様な味か、試してみました!
Marienplatz停留所すぐ側
バウムクーヘンで有名なCafé Kreutzkammですが、場所はミュンヘン旧市街の中にあるコチラの場所。マリエン広場からは少し離れていますが、トラムのMarienplatz停留所のすぐ目の前にあります。
同じ様な店が並んでいてちょっと分かり難いですが、デザインちっくなグレーの文字“Kreutzkamm”が目印。店頭に簡易的なテラス席がありますが、ここは流石にトラムの音がうるさいでしょう。
店内は奥へ続く縦長の構造で、入口付近にはケーキやクッキー等のショーケースがあって、テイクアウトが可能。ラインナップを見てみると、ショートケーキやモンブラン等がある訳ではなく、パイ生地やパウンドケーキが殆どで、価格は€3~€4程度。※価格は為替レート等により常に変化します。
店内奥にはカフェスペースがあって、絵画が飾られていてなかなか高級感のある落ち着いた空間です。夕方4時頃の訪問でしたが、店内に客は誰もおらず、空いていてラッキーと思う一方、一抹の不安も…?。
カフェメニュー
メニューを見てみると、カフェという事もあってコーヒーや紅茶、ソフトドリンクは充実していて、ビールやワイン等のアルコールもあります。
ケーキ類は定番のバウムクーヘンの他、ザッハートルテ等ウィーンっぽいケーキも幾つかある様で、ケーキの価格は€3.7。アイスクリーム等のデザートもあります。
もちろん今回は、こちらのバウムクーヘンをチョイス!メニューを持って来てくれた女性店員が、カタコトの日本語で「コレガバウムクーヘンデ、コッチガチョコレート…」と説明してくれました。よほど日本人客が多いんだろうな…。
これが“本場”の味!?
注文から僅か2分、運ばれてきたバウムクーヘンがコチラ。ノーマルなタイプとチョコレート、それぞれ€4.2で80gあるとの事ですが、ノーマルな方はすごく薄く切られています。
食べてみると、…う~ん微妙。思ったよりしっとりしておらず、普通のスポンジケーキレベル。味も卵の風味が全然引き立って来ないですし、これはだいぶ期待はずれ。
チョコレートの方も甘さ控えめで苦味も無く、これならチロルチョコの方が断然美味しいですよ。安っぽい味ではないですが、奥深さや余韻は全くと言って良いほど皆無。
唯一の救いは、しっかりした弾力がある事くらいかな…。スーパーでたまに見かける袋に入った同様のお菓子がありますが、印象としてはそれと殆ど変わりません。
かなり期待はずれ…
“有名だ”という情報を頼りに試してみたCafé Kreutzkammのバウムクーヘンですが、口コミで尾ひれがついた良い例ですね。如何に日本のお菓子のレベルが高いか、改めて実感しましたよ。美味しかったらお土産に買って行こうかと思っていましたが、これなら銀座の松坂屋などで買った方が断然良いですね。好みの違いはあれど、訪れる予定のある方はあまり過度な期待をしない方が良いでしょう。
Café Kreutzkamm Maffeistrasse
- 営業時間:8:00〜19:00(土曜日は9時オープン)
- 定休日:日曜日(11/1~12/23は12:00~18:00で営業)
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