JALファーストクラスのアメニティグッズの一つ「リラクシングウェア」。機内での着用の他、ホテルや自宅への持ち帰りも可能となっている為、機内で着用せずに記念に持ち帰るだけの方も多いと思います。
私も持ち帰ったものが1着ありますが、これまで一度も着用した事が無く、最近になって衣替えの為に衣類を整理していたら出て来ました！定価200万円もするファーストクラスで提供されるものだからこそ、極上の着心地を想像してしまうのですが、実際どの程度のものなのか…。今回初めて開封して、着用してみました。
なんと“袋”が付いていた！
折りたたまれた衣類がビニールの包装に入れられただけの簡素な提供の仕方に、流石のファーストクラスでもこの程度か…と思って中身を出したところ…
なんと袋付きでした！ビニールの外装から見えていたのは袋で、その中にリラクシングウェアが入っている仕様となっています。たかが機内着の提供に、使い捨てでない梱包を施すところは流石ファーストクラス！
袋の外側は上着と同じ材質ですが、内側はカラフルで洒落たデザイン！しかもナイロンかポリエステルかの化繊で出来ていて、手触りが良く伸び縮みもするスグレものです。
特別“リバーシブル”という訳ではない様ですが、裏地の縫い目もしっかり織り込まれているので、これならばカラフルな柄を外側にして使っても良いかもしれませんね。その方が汚れも付き難くて尚良し？
素材は若干簡素か
さて肝心の中身ですが、デザインはJALのHPで掲載されている写真の通り、上がグレーと下がネイビーのセット。
鶴丸マークの刺繍もバッチリ！ファンの人にとってはこの部分だけでも価値があるのではないでしょうか。
素材は上下ともに綿100%。やはりリラクシングウェアというだけあって、パジャマにも多く使われる肌触りの良い生地になっています。でも洗濯は気をつけないと、すぐに縮んでしまいそう…。
生地自体も薄く、特に首の襟周りや袖周りは非常にヤワで、すぐにヨレヨレになりそうです。でもこの薄さが軽さと着心地の良さを実現しているならば、それで良いのかもしれませんね。
確かにサイズは大きめ
Mサイズを着てみると、確かにゆったりサイズ。肩周りや腹周り、そしてヒップや足周りなど、いかなる体型の人でも着られる様になっています。
丈も長く、身長170センチ台前半の私でも手首と足首が余ってしまう程です。でも洗濯で縮む事を考えれば、このくらいの余裕があった方が良いのかもしれません。まぁこれをパジャマとしてメインに使用したら、おそらく冬の1シーズンで使いきりとなってしまうでしょう。
それでも、綿100%の生地は上下とも肌触りが良く、着た瞬間にリラックスモードになります。これならば冬場のパジャマとして重宝する他、温かい部屋であればこれ一枚で部屋着としても使えそうです。
尚、スラックスのベルト周りに入っているゴムが非常に大きなサイズを想定して造られているのか、痩せた人が穿くと少し緩いと感じるかもしれません。この辺りは万人に向けられた商品の宿命で仕方ないですが、ヒモも付いているので問題は無いでしょう。
機内での着用に特化したもの
JALのファーストクラスで提供される機内着リラクシングウェア。小洒落たケースに着心地の良い素材のもので、持ち帰っても十分に使えるだけの質を備えたものである事が分かりました。
しかしこれはそもそも機内での着用を前提としたものですから、そういう意味では機内の環境下で最も快適になる仕様に作られているのかもしれませんね。それならば今度深夜便に乗る際に持参して機内で着用しても良いですが、エコノミークラスでこれを着ていると何だか後ろ指さされそうで気が進みませんが…。JALファーストクラス搭乗記はこちら→JALファーストクラス搭乗記【羽田～ロンドン】JAL-Suiteシートとウェルカムドリンク
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