先日ジュネーブへの渡航の際に利用した、エールフランス航空の搭乗レポートをお伝えします!今回はビジネスクラスへの搭乗ですが、出発前にファーストクラスの席へお邪魔して、シートを体験する事が出来ました!
「ラ・プルミエール(La Première)」と呼ばれるエールフランスのファーストクラス。ビジネスクラスシートとの比較も交えて、詳しく見ていきたいと思います。
羽田発AF293便
今回の搭乗は、羽田空港23:50発のAF293便パリ行き。パリへ早朝に到着する深夜便です。パリまではおよそ12時間半、私は数年前にこの同じ路線をJALの満席エコノミーで飛んだ経験を持ちますが、当時は本当に長くて辛いフライトだった…。
搭乗口はサテライトの奥から2番目「142番」。本館側と違って、搭乗ゲートへの入口が低いフロアになっています。
ちょうど優先搭乗(ZONE 1)が始まっていましたが、他のZONEの人達は整列すらさせてもらえない様で、皆ベンチに座って待っていました。パリの空港なんかだと無数にパーティションが張り巡らされてZONE分けされていますが、そことは大違い!
B777-300ビジネスクラスシート
今回の私の座席は3L。ビジネスクラスの一番先頭の席です。1-2-1配列のヘリンボーン配列シート。
パリ発の搭乗記でもお伝えしましたが、このビジネスクラスシートはとにかく足元のスペースが超広々で快適!恐らく数あるビジネスクラスの中でも、最大級を誇るのではないかと思います。
でも先頭だからと言って、後方よりもスペースが広いという訳ではありません。
ビジネスクラスは60席ありますが、前方の16席だけはファーストクラスと同じ先頭のフロアに位置します。中央の2人掛け席は、真ん中に可動式パーティションが付いています。
通路側の肘掛は、ボタン操作で上げ下げ可能。離着陸時は緊急脱出の妨げにならない様、下げておく必要がある様です。
窓は2つ分。中途半端な位置になる事なくピッタリ!
たった4席のみ!ファーストクラス「La Première」
さてさて、私の席の目の前、パーティションの隙間から見えるのは、神の領域ファーストクラス!まだ誰も乗客は入っていない様なので、今の内にちょっと覗いてみたいと思います。
エールフランスB777-300のファーストクラス(La Première)は、1-2-1配列シート。ビジネスクラスと一緒ですが、縦の長さがハンパ無く広いですね!
ファーストクラスは僅か4席。前後をパーティションに囲われていますが、1席あたりの空間がこれだけ広いと、せせこましさを感じません。この時、天井の照明は点いておらず、白くて明るい間接照明が独特なラグジュアリー感を演出しています。
私が写真を撮っていたらCAさんが現われたので会釈!試しにシートに座って良いかと尋ねたら、快くOKしてくれました!
座ってみると、ヘリンボーンのビジネスクラスとは打って変わって開放感抜群!就寝時にはカーテンを閉める事で、半個室の様にする事も可能です。
またこのCAさん、ファーストクラス専門のCAとの事で、座席周りの設備について色々と詳しく教えてくれました。シートコントローラーの機能等はビジネスクラスと大差はありませんが、こちらはマッサージ機能がついているとの事。
4つ分を占める窓は特別仕様で、明度の異なる2種類の電動式カーテンが備わっています。電動式のカーテンはエアバスだけの仕様かと思っていたら、ボーイングにもあったんですね!私も以前、カタール航空のビジネスクラスでこの電動式を体験した事がありますが、動作も素早くてとても便利です!(参考→カタール航空A350の設備がスゴイ!ビジネスクラス搭乗記)
意外と安い?ファーストクラスの値段
そんなエールフランスのファーストクラス「La Première」ですが、運賃は意外と安く、東京~パリ往復で120万円ほど。JALだと250万円しますので、半額以下という事になります(まぁJALが高過ぎるだけですが…)。
ちなみにJALのマイルで取る場合、パリまでの往復で165,000マイル必要。JALのファーストだと160,000マイルで若干少なく済みますが、エールフランスで取るとパリまでの単純往復だけではなくパリから先の乗継も一緒に取れるのでお得です!詳しくはコチラ→JAL提携会社特典航空券のエールフランスはサーチャージ無料でお得!
と言う訳で、夢の世界に別れを告げて現実の世界へ…?いやいや今回はビジネスクラスなので、これでもかなり夢心地ですよ!
次回はこのフライトの機内食などをレポートしていきます。→エールフランスHND~CDGビジネスクラス機内食レポート!
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