スペインで人気のスイーツのひとつ「チュロス」。これを濃厚なチョコレートドリンクに浸して食べるのが定番となっている様なので、私もマドリードのカフェ・レストランLa Rollerieで試してみる事にしました!
砂糖のついた甘いチュロスを更に甘いチョコレートなんかに浸したら、何だか胸焼けしそうですが、意外や意外、食べてみると砂糖の甘さはかなり限定的!朝食としても食べられているとあって、なかなかの大人の味!そんなスペインの本格的チュロスの味をレポートしたいと思います。
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目次
有名なカフェ「San Ginés」のすぐ近く
私が訪れたLa Rollerieですが、場所はマヨール広場にほど近いこちらの場所。地下鉄で行く場合、Opera駅とSol駅のちょうど中間くらいにあります。
メインストリートから一本狭い路地を進んだこの場所。建物が入り組んでいて、ヨーロッパらしい独特な雰囲気があって良いですね。この辺りにはカフェやレストランが沢山あります。
チュロスとチョコレートドリンクで有名なカフェ「Chocolateria San Ginés」もこの辺り。私も初めはコチラへ行きたかったのですが、いつ行っても行列が出来ていて入れやしない…。
カフェ・レストラン「La Rollerie」
San Ginésの数件先、私が今回利用したコチラのLa Rollerie。あまり有名でないのか口コミはなかなか見かけませんが、HPによるとマドリードとその近郊に5店舗あるそうです。
店内へ入ると、最初に数席のテーブルとカウンターがあるフロアがあって、今回はここへ通されました。店頭のテラス席も数席のみと座席数は少ないですが、店内は奥へも続いている様です。
ただ、この時(午後3時ごろ)はロープがあって先へ進めず。恐らくディナータイム等になると開放されるのかもしれません。営業時間は、毎日8:00~24:00。
朝食メニューのチュロス
さて、今回のお目当てはチュロスとチョコレードドリンク。店頭のメニューを見てみると、朝食メニューの中に書いてありました!
5本のチュロスとチョコレートorコーヒーで€3.5。ただ、店員に聞いたところ、この価格は朝食タイム限定だそうで、ランチタイム以降は€4.1との事。まぁそれでも安いでの良いですけど。※価格は為替レート等により常に変化します。
今回はメニュー表を貰っていなかったので写真は少ないですが、HPによるとこのLa Rollerieのメニューは、朝食からブランチ、ディナーまで豊富に揃っている模様です。
甘くない!チュロスとチョコドリンク
注文から10分ほど、チョコの香りと共に運ばれて来ました!リング状のチュロス、なんか日本の某ドーナツ屋で見た事のある形ですよね。
チュロスはアッツアツ!出来たてを食べるのは初めてかもしれません。食べてみると、外はサクッと中はモチモチ。砂糖の甘さは殆どなく、小麦の風味が引き立ちます。
某ドーナツ屋およびディズニーランドで食べるチュロスとは、一線を画す味わい。
一方チョコレートドリンクの方を少し飲んでみると、チョコ味のドリンクではなく、これは完全な“ココア”の味!こちらも砂糖があまり入っていないのか、付け加えられた様な甘さは無く、ココアの風味がしっかり。
個人的にはもう少し苦味を効かせてくれた方が好きですが、これはこれで悪くありません。
チュロスを浸して食べてみると、チュロスの食感と小麦だけの素朴な味に、カカオの濃厚な風味がプラスされてGood!チュロスだけの素朴な味も良いですが、これでやっと完成されたという感じがします。
尚、このチョコレートドリンクを更に甘くする為のシュガーが付属していますが、私はこれで十分!下手に砂糖の人工的な甘さを加えると、折角のココア独特の甘みが台無しです。
安くて美味しい本場のスイーツ!
なるほど、これが本場のチュロスの味かと納得!初め、こんな甘い物を朝食に食べるなんてスペイン人ってどうかしてる…と思っていたのですが、この味ならば日常的に食べても飽きないですし、小腹が空いた時におやつとして頂くのも良いと思います。
日本円でワンコイン程度で食べられるチュロスとチョコレートドリンク。違う店では更に美味しいチュロスに出会いましたが、その模様はまたの機会に!
La Rollerieの店情報
- 住所:Calle Mayor 24、28013
- 営業時間:毎日8:00~24:00(23:00 LO)
- ホームページはコチラ
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