ルフトハンザ航空ビジネスクラス搭乗記&機内食レポ!ミュンヘン~マドリード

ドイツのミュンヘンからは、ルフトハンザドイツ航空のビジネスクラスでスペイン・マドリードを目指します!

ビジネスクラスと言えども、欧州国内線とあってシートも機内食も簡易的なサービスである事が一般的ですが、今回の機内食はとても高レベル!期待していなかっただけに、感動もひとしおでした!

搭乗口にコーヒーマシンがある

ミュンヘン空港搭乗口

今回のフライトは、定刻19:10ミュンヘン発のマドリード行きLH1806便。定刻での出発を期待していましたが、案の定30分の遅延…。

尚、ここへ来る前に立ち寄ったラウンジの模様は、昨日の記事をご覧下さい→ルフトハンザBusinessラウンジレポート!ミュンヘン国際空港(K11付近)

ミュンヘン空港のコーヒーマシン

ここで一つ気になったのがコレ!この搭乗ゲートのすぐ後ろにあったのが、なんとコーヒーマシン。エスプレッソからカプチーノ、ラテまであって選べる様になっています。

エスプレッソマシン/ミュンヘン空港

1杯2ユーロ、ここはラウンジじゃないので、無料で飲めると思ったら大間違い(笑)。世界のコーヒー消費量ランキングの上位を独占するヨーロッパの空港ならではの設備ですよね。

案外よく売れている様で、私が写真を撮っている数分の間にも2~3人利用していました。

A320-200短距離のビジネスクラス

ルフトハンザの優先搭乗

さて、今回もビジネスクラスなので一応優先搭乗はあるのですが、日本の空港みたいにパーティションが引かれる事も無く、ろくに整列もせずにエコノミーの人達も同時に大量にゲートに押し寄せるので、なんかもう無茶苦茶…。

ルフトハンザA320-200シートマップ

このマドリード行きの機材はA320-200。168席仕様の小型機です。シートマップを見ると、前方7列がビジネスクラスとして宛がわれている模様。

lufthansa-businessclass/シート配列

シート配列は3-3でエコノミークラスと一緒ですが、真ん中の席(B列・E列)に人を座らせず空ける事によって、2-2で座れる様になっています。

これぞ欧州国内線ビジネスクラスのスタンダードな形ですが、中にはビジネスクラスと言えども2-2のシートに詰め込まれる機材もあるので要注意(参考→Finnair ビジネスクラス搭乗記(ヘルシンキ⇔ワルシャワ)

シート周りはエコノミーと一緒

lufthansa-businessclass/2Aのシート

今回は2Aの席。シートピッチ含めて、全てエコノミークラスと一緒です。従って、足元のスペースはかなり狭く、JALやANAの国内線と変わり無いか、それ以下。

エアバスの窓側/せまい

またこれはエアバスの宿命ですが、壁面が斜めに切り立っているので窓側の席はかなり圧迫感を感じます。これで満席のエコノミーには乗りたくないですね。

テーブル/ルフトハンザ

テーブルは、ドリンクの溝が両端に付いている仕様です。これ、隣の席(中央の列)にも同じテーブルが付いているので、通路側の人とテーブルをシェアする際に重宝します。

読書灯/ルフトハンザ

読書灯も3席分付いています。この席をエコノミークラスとして使用する場合もある様です。

短距離なのにメニュー表が配られる!

lufthansa-businessclass/メニュー

出発してベルトサイン消灯後、最初に配られたのがなんとメニュー!こんな欧州国内の短距離路線で機内食のメニューが配られるなんて思ってもいなかったので、ビックリ!

lufthansa-businessclass/機内食メニュー

メニューは、ドイツ語に並行して英語の記載もあります。機内食はオードブル・メイン・チーズ&デザートの3コース、なかなかガッツリな内容ですね!

メインはチキンかフィッシュの選択となっています。

lufthansa-businessclass/ドリンクメニュー

一方ドリンクのページを見てみると、赤・白・スパークリングのワインにビール、ウィスキー等のハードリカー、ソフトドリンクは2種類のコーヒーと紅茶、ジュース類と、基本的なものは何でも揃っている様です。

シャンパンを期待していたのですが、メニュー表によるとスパークリングワインはドイツ産かイタリア産(スプマンテ)若しくはフランス産のクレマンのみという事で、残念ながらシャンパンにはありつけず…。

lufthansa-businessclass/オレンジジュースとおつまみ

とは言え、ANAで散々呑んで来た後なので、もう流石に呑めません!ここは大人しくオレンジジュースを頂きます。

ルフトハンザのおしぼり

尚、メニューの後に配られたお手拭が、メチャクチャ熱くて火傷しそう!配る本人が触れないので分からないのでしょうが、これはちょっと配慮して欲しいところ。

そして1分も経たずにおしぼり回収…、なんとも西洋人らしい対応でした!

どれも美味!レベルの高い機内食

lufthansa-businessclass/パンの選択

さて、いよいよ機内食が運ばれて来ました!このタイミングでメイン料理の選択を聞かれ、加えてパンをバスケットの中(恐らく2種類)から選ばせてもらえます。

ルフトハンザ航空ビジネスクラス機内食ミュンヘン~マドリード

メインはフィッシュを選択。パンは一番無難そうなものを選びました(笑)。それにしてもなかなか豪華ですよね!

メイン料理の魚は「パイクパーチ」というスズキの仲間。ヨーロッパではよく見かける名前ですが、食べてみるとホクホクの身でクリーミーな味付けでとても美味!付け合わせのフェンネルも風味豊かです。

lufthansa-businessclass/機内食の前菜

前菜は、スコットランド産アンガス牛のマリネに、ドライフルーツやチーズが散りばめられた一品ですが、こちらも美味!風味豊かなアンガス牛は、歯応えもありながら口の中でとろけていきます。

lufthansa-businessclass/機内食のパン

パンはかなりアッツアツ!サクッとして香ばしさもあり、変な香辛料は一切なし。ドイツ系特有のクセのあるパンを想像していましたが、これはかなり食べ易いです。

lufthansa-businessclass/機内食のチーズ

チーズはどれも濃厚で本格的な味ながら、嫌な臭みが全く無くて食べ易いです。こういうチーズを日常的に食べてみたいものですけどね。

lufthansa-businessclass/デザート

デザートは、イチゴ味のソースの上に乗った濃厚なチョコレートムース、その上に杏子の層。食べてみると、ムースの中にもチョコチップのサクサクした所感があって、これも美味!味も食感も楽しめるデザートです。

これぞ5つ星の品質!しかし…

lufthansa-businessclass/機内食の味

いや~美味しかった!いずれもレベルの高い味でビックリ!短距離の欧州国内線の機内食だからこそ、感動もひとしおですね!久しぶりに気分が高揚しましたよ。

ルフトハンザはスカイトラックスの格付けで堂々の5つ星!その名に恥じない上質な機内食で、その評価にも納得です!

ルフトハンザの遅延

あとは遅延さえ無ければ良いのだが…。ルフトハンザ航空はヨーロッパの航空会社の中でも高い定時運行率を誇っているのですが、今回ばかりは遅延だのストライキだの、ルフトハンザにさんざん泣かされましたよ…。

運の善し悪しもありますが、最低限の事はきちんとやってもらいたいものです。

マドリード空港到着

以上、ルフトハンザ航空ビジネスクラス(ミュンヘン~マドリード)のレポートでした!ミュンヘン空港ルフトハンザ航空ビジネスラウンジについてはコチラ→ルフトハンザBusinessラウンジレポート!ミュンヘン国際空港(K11付近)

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