香港国際空港ファーストクラスラウンジ「THE WING」、今回はラウンジ内にある個室浴場「THE CABANA」について、詳しく見ていきたいと思います。
およそラウンジ内とは思えない個室の空間に、高級ホテルを思わせる浴槽とアメニティの数々!なかなか快適な滞在となりました!
個室浴場THE CABANA
THE WINGファーストクラスラウンジにある個室浴場「カバナ」。ラウンジ内の壁際、あまり目立たない所に入口がありました。カバナの他、普通のシャワールームもここにある模様です。
中へ入ると専用のレセプション。ピッカピカの大理石が光ってますね!専門のコンシェルジュが居るのかと思いきや、受付にいたのは掃除のおばちゃん。私が「カバナ~」と言うとすぐに空き部屋を探してくれました。
受付の所を見ると、フードコートでも見かける電子札(光って震えるやつ)が置いてありますね。恐らく混雑時には、これを渡されて待つ事になるのかと思います。
今回は運良く空いていて、すぐの案内となりました!
まるでホテルの様な広い個室!
さぁ遂にやって来ました、噂のTHE CABANA!キッチンの様な洗面台とデスク、その奥に浴槽がある構造です。十分な広さがあって、大型スーツケースでも余裕で広げられるくらい。
デスク前には巨大な鏡!天井も高いので、実寸以上に広さを感じます。こうして見ると、一般的なビジネスホテルの構造に似てますね。
浴槽の横には大きなソファー。口コミを見ていると、ここで仮眠をとる人もいる様ですが、足を伸ばして寝るにはちょっと長さが足りないかなと。でもクッション性が良いので、寝心地は悪くありません。
浴槽もオシャレ!
浴槽は、これまたオシャレな造り!凹凸の無い、フラットな感じが良いですね。足を思いっきり伸ばしても届かないくらい、一般的な日本の家庭にある浴槽よりも遥かに長さがあります。
お湯の栓と水の栓があって、温度調節も楽々!水圧もしっかりしていますし、水周りにありがちな排水溝のニオイ等は一切無く、とても快適です!
浴槽の側には、シャンプー、コンディショナー、シャワージェルの3セットが完備。小分けになったアメニティならば持ち帰る事もできたのですが、それは叶わず。
また、同じセットがシャワー横の棚にも収められています。タオルも複数(バスタオル、ハンドタオルが2セット)あって、至れり尽くせり!ほんと、こんな所で毎日シャワーを浴びてみたいものです。
ホテル並のアメニティがある
その他アメニティを見てみると、洗面台の所にはホテル並のアメニティがズラリ!シャワーキャップやメイクアップパッドなど、主に女性が使う物が揃っています。
歯ブラシを使ってみましたが、見た事も無いくらい歯のデカイ通称ワニブラシ!たまにはこんな歯ブラシで豪快に磨くのも悪くないかも?
また、洗面台の所にはハンドソープとローション、ハンドタオルも置かれています。どれをとっても、5つ星ホテル並のサービスですよね。
勿論、ドライヤーもあります。黒いキャリングケースに入れられて、洗面台下の棚に収められています。
コンセントと調光スイッチ
この他の設備としては、コンセントはデスクに2つと洗面台に1つ。いずれも3つの差口があるBFタイプのものです。
また、入口付近には室内の光量を調節できるスイッチがあります。光量は3段階、黒丸の数で示されています。
これを“1”にしたらムード出るかなと思ったのですが、そういう仕様では無い模様…。元々初期設定はMAXの“3”ですが、それでも個人的にはもう少し明るくして欲しいと思うところではあります。まぁここはあくまでもリラックス空間なのであって、デスクワークをする所では無いですから、これくらいの明るさで十分なのかも?
利用時間は90分
このカバナですが、利用時間に明確な制限は無いものの、利用は“1時間半を目安に”と記載されています。ここへ入る時にも、案内してくれたおばちゃんに念を押されたので、よほど長居する人が多いんでしょうね。
まぁ確かに、私もここへ入って湯に浸かったりメールを打ったりしていたら、あっと言う間に90分経ってしまったので、長居したくなる気持ちも分かります。
いっその事、宿直室にして泊まれる様になればとも思うのですが、それこそ争奪戦が激しくなる事は目に見えてますから、それはまず無理でしょう。
と言う訳で、3回に渡ってご紹介したTHE WINGファーストクラスラウンジですが、シックな内装に充実した設備、なかなか快適なラウンジでした!チケットの問い合わせに伺ったラウンジコンシェルジュも凄く対応が良いですし、キャセイの力の入れ様が伺い知れますね。
ラウンジの概要やレストランのメニュー等、以下の記事も併せてご覧下さい。
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