今日は、先日訪れた羽田空港にある「エアポートラウンジ」の話題。羽田空港には様々なラウンジが存在しますが、今回訪れたのはサクララウンジの様な航空会社運営のラウンジではなく、空港運営のラウンジです。
第1ターミナルの到着ロビーにひっそりと入口を構える「エアポートラウンジ中央」、その内部の様子やサービス内容、利用のメリット・デメリットなどを見ていきたいと思います。
※このラウンジは2019年3月に改装され、新しく生まれ変わりました→Newオープン!Power Lounge Central レポート(羽田空港第1ターミナル)
T1到着ロビーにあるラウンジ
羽田空港第1ターミナル(JAL国内線)にあるエアポートラウンジは3つ。その内の1つが制限エリア外にある「エアポートラウンジ中央」です。
場所は、第1ターミナル1F到着ロビーの中央付近。郵便局の隣にあります。これから飛行機に乗る人が利用するラウンジなのに、到着階にあるというのがちょっと理解に苦しむところ。
今回は、同行する友人を待つのに、少しの間利用する事にしました。
入室可能なゴールドカード
カードラウンジは、基本的にクレジットカードのゴールドカード保持者が入室可能となっています。このエアポートラウンジの入室条件を見ると、主用な会社のゴールドカードは一通り入る事ができる模様。
ただ、私の持っているセディナ・ゴールドカードが書かれていなかったので、入れるかどうかちょっと心配でしたが、無事に受付をパスしたので一安心!セディナカードのHPには“入室可能”と書かれていても、実際には入れないラウンジもあるので注意が必要です。
ラウンジへ入ると、すぐ右側にレセプション。ここでゴールドカードと当日出発の搭乗券を提示して、受付を済ませます。
狭いラウンジエリア
ラウンジのメインフロア。ここには19席のシートが置かれています。窓なしの閉鎖された空間ですが、照明が明るいのでそれほど窮屈な感じは受けません。
とても狭いラウンジですが、向かい合う席や隣り合う席を極力減らして、隣席との干渉を最小限にする等、シート配置には特段の工夫が見られます。それでも人の視線は気になるもので、この後ラウンジが混雑してきて満席になりましたが、流石にリラックス出来るものではなかった…。
こうしてテレビを中心に囲む様なシート配置を見ると、なんだか病院の待合室みたいですね(笑)。
尚、コンセントは一部の壁際にのみありますが、余りにも人の視線が痛い席なので、不人気なのか最後まで埋まりませんでした。
ラウンジ内は禁煙ですが、喫煙ルームが別にあって、そこには9席用意されているとの事。単なる喫煙所ではなく、キチンとした部屋が用意されているというのは珍しいですよね。
フリードリンクとシャワールーム
このラウンジのサービスとして、コーヒー・ジュース等のソフトドリンクは無料。サーバーから自由に注いで飲み放題となっていますが、ビール・チューハイ・ワイン等アルコールは有料で、別途注文が必要。
この辺りが航空会社のラウンジとの大きな違いと言ったところでしょうか。
シャワールームもありますが、1回1,080円の有料制。1室しかありませんが、まぁここでシャワーを利用する人はかなり限定的でしょう。その隣にはビジネスルーム、ここに入ればかなり落ち着けそうですが、残念ながら先客がいたので断念…。利用には、係員に申し出る必要があります。
ラウンジ利用のメリットとデメリット
このエアポートラウンジ(中央)を利用する事のメリットは、おおよそ次の通り。
- 制限エリア外にある(人との待ち合わせ等に便利)
- フリードリンク
- 新聞各紙が無料で読める
- 個室で利用出来るビジネスコーナー(2室限定)
逆に、デメリットを挙げるとすれば、次の通り。
- 狭い空間で寛げない(人の視線も気になる程)
- アルコール有料
- シャワー有料
所詮はカードラウンジ。されど、日本の玄関口「羽田」のラウンジ。もう少し内容の濃いものを想像していましたが、同じカードラウンジでも、制限エリア内にあるPOWER LOUNGEと比べると、かなり見劣りしてしまいますよね。
特段の理由が無い限り、ここへ来る価値は無いと判断せざるを得ない、そんな羽田空港第1ターミナル「エアポートラウンジ中央」のレポートでした!
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