1食目に続き、ドーハ発羽田行きカタール航空ビジネスクラスの機内食をレポートします!美酒・美食は続き、今回もレベルの高い機内食に舌鼓!ほんと、これが5つ星エアラインの実力なのかと、改めて感心しました!
シャンパンよりも赤ワインが美味い!
2回目の食事となる前に、まずは食前酒を一杯!さんざん文句を言っているカタール航空のシャンパンですが、やっぱ食前には“泡”が欲しくなるもの!
これで飲み納めとなるので、定番のアングルで一枚撮ってみました!フルートグラスにロゼシャンパン、絵は様になっているか分かりませんが、味の方はやっぱり今一つ…。尚、このシャンパンの味に関しては「カタール航空ビジネスクラス/アラビア風の機内食と残念なシャンパン(成田~ドーハ)」の記事をご覧下さい。
なので、早々にシャンパンは飲み終えて、赤ワインへシフトします!赤ワインは、ウィーン線で美味しかった“Shiraz”ワインをチョイス。
銘柄はウィーン線とは異なり、今回は「Hollows Shiraz 2013」という名のボトル。メニュー表の説明によると、これは肉料理に合うワインなんだとか。
この赤ワイン、渋みは強い方ですが、口に含んだ直後に芳醇な甘みが広がります。ややねっとりした口当たり、これは美味い!ボトルの市場価格を調べてみると、海外のサイトで2千円弱ほどの価格だったので、特別に高級なワインという訳では無い様ですが、ほんとカタール航空の赤ワインは大当たりばかりですね~!好きな時に注文できるアラカルト
さて、昨日の記事でも載せましたが、機内食のアラカルトメニューはこのとおり。1食目の後は、メニュー表の中から好きなタイミングで機内食を注文する事が出来ます。
右のページに“和食懐石”とありますが、今回は全て左側の洋食メニューからオーダーしました。
先ずは前菜として「ビルヒャーミューズリー」、そして漏れなくパンがセットされました。
パンの味は…、もう何度も述べているので割愛(笑)!でも、これまた1食目とは異なる種類のパンが出てきたのは、評価に値します。
ビルヒャーミューズリーは、ヨーグルトベースにベリーやバナナなど様々なフルーツの刻みが入ったもの。甘さはヨーグルトとフルーツの甘みのみで、デザートではない料理として美味しい一品だと思います。
“軽食”ながら美味しいメイン料理
続いて“軽食”メニューから2品をオーダー。先ずは「ニンニクのグリル、エビの生姜風味、ヤギ乳のチーズ」。
プリップリの海老は肉厚で香ばしく、しっかりとした味付けです。紫色の甘い玉ねぎも相成って、これは美味!
もう一つ、「ライ麦ベーグルのパストラミビーフサンドイッチ」を選択。調理に時間がかかるらしく、出来上がりまで15分お待ち下さい、と言われました。
なんてこと無いベーグルのサンドイッチですが、ライ麦のベーグルはこれまでに出てきたあらゆるパンと比べても遥かに美味!サクッとしたベーグルにジューシーなトマト、ハムも上質ですし、こちらもレベルの高い一品です!
デザート・コーヒーも一流の味!
デザートは「ピスタチオのケーキ」。今回のフライトではまだゴディバのチョコレートを貰えていなかったので“チョコレートも一緒に欲しい”と頼んだところ、チョコレートケーキも一緒に出てきました。どちらも濃厚で美味しいケーキ!しつこい甘さは一切無く、豊潤な余韻が口いっぱいに広がります。
シメに「カプチーノ」を頂きます。これまでウィーンやグラーツで美味しいコーヒーを沢山飲んで来ましたが、これは苦味が強くてオーストリアのコーヒーとはかなり違う印象。でも奥深い味わいで、なかなか美味しいカプチーノです。
満足度が違う!カタール航空ビジネスクラス
名残惜しいものですが、今回で乗り納めのカタール航空ビジネスクラス。計4回乗りましたが、本当にこんな美味しい料理が次々と出てくるエアラインは初めてです!CAさんの立ち振る舞いも見事なもので、ワインの注ぎ方から喋り方、オーダーの取り方に至るまで、全てがスペシャリスト!
“5つ星エアライン”の実力、まじまじと拝見させて頂きました!これで“ビジネスクラス”とは本当に大したもの!前年に乗ったJALファーストクラスよりも、満足度は高いかもしれません。
尚、ドーハ出発は15分ほど遅れましたが、羽田には22:30の定時前に到着したので一安心!過去のフライト記録を見ていると、このドーハ→羽田便は遅延する事が多く、24時を回っての到着もそれほど珍しくは無いので、羽田空港からの終電には気をつけておいた方が良いでしょう。
以上、カタール航空ビジネスクラスを使ったウィーン旅行の記事は、これで終了します。長らくのご清聴ありがとうございました!1食目の機内食、およびA350のシートについては、以下の記事をご覧下さい。
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