フランス・リヨンでの観光を終えて、これからスイスのジュネーブへと戻ります。ジュネーブへはフランス国鉄の特急列車TGVを利用しますが、今回は1等車へ乗車するので、出発駅では特別なラウンジを利用する事が可能!
しかしリヨン・パールデュー駅でラウンジだと思って入った所は、何だか異様な雰囲気の待合室…。ラウンジ利用の際は、不親切な案内表示に惑わされないよう注意が必要です。
パールデュー駅の様子と構内MAP
リヨンにあるパールデュー駅「Gare de Lyon Part-Dieu」。ここはリヨンの“中央駅”にあたる所ですが、駅前は特に目だった建物がある訳ではなく、駅の西側に大型SCがあるくらいです。
駅の構内MAPを見てみると、このパールデュー駅のプラットホームは計6つ。A~Kまで11の番線がある事が分かります。なかなか大きな駅ですが、コンコースはこれ一つしか無いので、人が集中して凄い混雑!
※駅構内MAPのダウンロードはコチラ
駅構内は様々な飲食店やショップが軒を連ねていますが、コンコース内は何だか薄暗くて雰囲気は良くないです。自動操銃を持ったアーミーが常にうろついていますし、たまに警察官等が集まって物々しい雰囲気になる事も…。
SNCFラウンジに来たはずが…
そんな中、今回はTGVの1等車へ乗車するにあたって、駅のSNCFラウンジが利用可能!“Salon Grand Voyageur”の案内表示に従って、ラウンジの方へと進んで行きます。
行き着いた先は、Loungeと書かれたこちらのエントランス…。レセプションも何も無く、何だかちょっとSNCFラウンジとは雰囲気が異なる気もしますが、取り合えず入ってみる事に。
中は30席ほどが配置されていて、有料のスナック菓子の自動販売機が1台。コンセント付きのシートもあって、一応ラウンジの形にはなっています。
隣のフロアには、カウンターテーブルを備えたワークステーションも。しかし無料のドリンクが飲めるサーバーやビュッフェカウンター等は一切無く、しかもチケットの提示無く誰でも入れてしまう所を見ると、ここはラウンジではないのかも?
ワークステーションの所にはハンディキャップの人に向けたスペースもあります。ここにはカウンターがあって係員が常駐していますが、体が不自由な人へ向けたサービスしか提供されていません。
マークに惑わされてはいけない
後から調べて分かりましたが、今回私がラウンジだと勘違いして入ったのは無料で使える待合室で、SNCFラウンジがあるのはMAPの“2”と書いてある所。間違って駅の反対側へ来てしまったという訳ですね。
本来使えるはずだったパールデュー駅のSNCFラウンジはこんな感じ。フランスらしい洒落た雰囲気で、できれば利用したかった…。
それにしても、ラウンジのマークに従った進んだのにラウンジへ辿りつけないなんて、何とも分かり難い駅!
結局のところ、無料で使える待合室にもこのマークが使われているのが問題ですよね。リヨン駅でSNCFラウンジを利用する場合は、このマークに惑わされない様に注意が必要です。
今回は時間が無くなってしまい、SNCFラウンジへの訪問は叶わず…。気を取り直して次回はジュネーブに向けたTGV 1等車の模様をお伝えします!→TGV-Lyria 乗車レポート!1等車シートとビュッフェカー(リヨン~ジュネーブ)
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