スイスのジュネーブから列車に乗って、フランスのリヨンへやって来ました!今回は、数日間の滞在で感じたリヨンの印象や街並みをざっくりとご紹介したいと思います。
“美食の街”として知られるリヨンとあって、さぞや美味しい料理にありつけると期待を膨らませていたのですが…。
フランス第2の都市は世界遺産の街!
フランス南部にあるリヨン。商業人口がパリに次いで多い事から、フランス第二の都市としても知られています。
交通網も発達していて、4路線あるメトロに加えトラムも走っているので、観光には事欠きません。ただ、メトロは異様に終電が早かったりするので、東京の様な過信は禁物。
リヨンの街で一番の見所は、ソーヌ川の畔に広がるリヨン旧市街。「リヨン歴史地区」として1998年に世界文化遺産に登録されているエリアで、リヨンの観光の中心にもなっています。
橋の架かる川沿いから眺める旧市街の街並みは、なかなかステキ!
この旧市街を歩いてみましたが、ヨーロッパらしい建物が建ち並んでいて美しいエリアです!雑貨などのセレクトショップが軒を連ねていて、昼夜問わず観光客で凄い人!
飲食店も多いので食事には事欠きませんが、いかにも観光客向けといった感じのレストランばかりなので、“地元の味”に出会うのは難しいかもしれません。
旧市街のすぐ西側には「フルヴィエールの丘」があって、ここへはケーブルカーで行く事が出来ます。丘の上に聳えるフルヴィエール大聖堂(ノートルダム大聖堂)へ行ってみましたが、独特の色使いが美しい内部は見応えアリ!
詳しくはコチラの記事をご覧下さい→リヨン「ノートルダム大聖堂」は入場無料!フルヴィエールの丘にある美しい教会へ
物価はパリよりも安い!
日本よりも物価が高いと言われるフランスですが、パリに比べるとリヨンはかなり割安な印象を受けました。
目安としては、例えばカジュアルレストランであればランチで概ね€15~€20、ディナーでも€30~€35程度の予算で食べられますし、今回宿泊したホテルも4つ星のキレイな所で1泊9,000円ほど。これがパリになると、同じ時期でも1泊1.5万円くらいしますし、シャンゼリゼ通りのレストランでディナーをすれば€50は軽く超えてしまいますから、物価の違いは明らかです。※価格は為替レート等により常に変化します。
またリヨン旧市街にはショコラトリーが何軒があって、チョコレートやマカロンなどスイーツがパリのショコラトリーよりも安く買えるのが嬉しいところ!中には、マカロンが1つ€1.5くらいで買える店もありました!詳しくはコチラ→日本では買えないフランスのマカロン「François Pralus」を購入して食べてみた!
リヨンは美食の街…じゃなかった?
そんなリヨンの街ですが、唯一残念だったのは食事の味。と言っても別に不味いという訳ではなく、店によっては普通に美味しいと感じる料理もありましたが、夏に訪れたスペイン・バルセロナの様にどこへ行って何を食べても美味いという事はなく、期待した程ではなかった…。
“美食の街”という事で期待して入ったカフェでも、クロワッサンがコンビニレベルの味だったのでビックリ!たまたま入った店が悪かっただけなのかもしれませんが、特にパンの味は値段相応である様な気がします。
リヨンはフランス第2の都市でありながら、ミシュランの星付きレストランがパリに比べて極端に少ないそうですが、今回の滞在で味わった限り、それもまんざらでは無いのかも…?
と言う訳で、フランス・リヨンの街についてざっくりとご紹介しました!パリに比べると見所は少ないですが、逆にコンパクトにまとまっていて過ごし易い街なのかもしれません。
また個別に色々と記事にしていきたいと思います!その他、フランス・リヨン観光に関する記事一覧はコチラ→リヨン