グラーツ大聖堂でオルガンの練習に遭遇!アクセスや営業時間など

Dom-zu-Graz-Cathedral (7)

西洋では大概どの街へ行っても教会があって、中には“大聖堂”と呼ばれるランドマーク的存在の教会もありますが、オーストリア・グラーツで言うランドマーク的な教会と言えば「グラーツ大聖堂」。

その重みのある名前に、さぞロンドンにあるウェストミンスター寺院の様な壮大な佇まいを想像してしまいますが、行ってみると意外に質素な外観で驚き!でも内装は、大聖堂らしい立派なものでした。


旧市街の高台にある教会

グラーツ大聖堂があるのは、中央広場から東へおよそ300mの所。広場の脇からSporgasseという細い上り坂の道を真っ直ぐ進み、途中で右へ曲がってHofgasseへ進むと見えて来ます。

グラーツ大聖堂

緑の塔が目印のグラーツ大聖堂。その呼び名からは想像もつかない程、外観はシンプルで質素な造りですよね。想像していた“大聖堂”のイメージとは随分と異なります。

グラーツ大聖堂の入口

入口は建物正面ではなく、左サイドの勝手口から。扉が閉まっていると開館しているのかどうか心配になりますが、他の観光客が出入りしていたので一安心!

因みに、入場は無料です。教会HPはコチラ

意外と中身は豪勢だった!

グラーツ大聖堂の天井

シンプルな外観とは裏腹に、内部へ進入するとその壮大さに驚きます!高い天井に格子状の枠、身廊の両側に側廊も備えた本格的な“大聖堂”の姿がありました。

グラーツ大聖堂の内部

この教会は、ローマ帝国の皇帝フリードリッヒ3世によって、王宮の教会として1462年に建設されたものだそうで、随分と長い歴史のある教会ですよね。HPによると、来年2019年には内部の改修工事が予定されているのだとか。

グラーツ大聖堂の照明

ただ、壮大な景観ながら照明が一切点いておらず、かなり薄暗いのがちょっと残念なところ。自然光の入る窓は皆高い位置にあるので、人の歩く所は暗がりになってしまいます。

グラーツ大聖堂の祭壇

祭壇の中央にはフレスコ画が描かれているのですが、暗がりでハッキリ見えず…。キラキラとした装飾は少なく、ゴロゴロと小さな銅像が幾つも連なっている、ちょっと特異性のある祭壇ですよね。

グラーツ大聖堂の装飾

中にはこんな装飾も…。宗教観の無い人間にとって、これはちょっと不気味…?

重厚なパイプオルガンは見応えあり!

グラーツ大聖堂の大きなパイプオルガン

この教会で一番豪華なのは、このパイプオルガン!重厚感のある赤茶色のボディには、5345本のパイプが使われているのだそう。

グラーツ大聖堂でオルガンの練習

この教会に入った時からオルガンの音が聴こえていたのですが、ちょうどオルガニストが練習をしていました。今回の旅では、ウィーンも含めてよくオルガンの演奏に遭遇するなぁと。

グラーツ大聖堂のオルガニスト

それにしても、演奏している曲が凄くメカニックな作品でビックリ!何の作品かは分かりませんでしたが、速いパッセージばかりが続く曲でも音の粒が潰れる事無く聴こえてくるのは、奏者の技量が優れているのか?または教会の音響が優れているのか?

ダイナミックなベースの音からフルートの様な優しい音まで、色々な音色を試していましたが、ほんとパイプオルガンって色々な音が出ますよね。

グラーツ大聖堂の営業時間

  • 平日:6:30~19:00
  • 土曜日:6:30~17:00
  • 日曜祝日:8:30~10:00、11:30~17:00

営業時間は上記の通り。ちなみにこのグラーツ大聖堂ですが、正式には“Dom zu Graz Cathedral”または“Grazer Dom”と言うそうで、現地の人は単に“Dom”と呼んでいるのだとか。

グラーツ大聖堂の営業時間

シンプルな外観と、そこからは想像もつかないほど壮大な内装を誇るグラーツ大聖堂。無料で入れるので、街歩きの休憩に立ち寄るのも良いかもしれませんね。次回、この大聖堂の隣にある「霊廟」をレポートします→Mausoleum‐グラーツ大聖堂の隣にあるローマ皇帝の霊廟を訪れる