フランスの専門店 beillevaire で聞く【臭くない美味しいチーズ】の選び方!

beillevaire (2)

様々なタイプのチーズが安く手に入る、チーズの国フランス!しかし日本で売られているチーズと異なり、鼻が曲がる様な臭いチーズが多いのも事実…。

そんな中、フランスにあるチーズ専門店beillevaire(ベイユヴェール)を訪れた際、臭くない美味しいフランス産チーズの銘柄を教わったので、レポートしたいと思います。



「beillevaire」のあるリヨン中央市場へ

beillevaireの本店はパリにありますが、私が滞在したリヨンにも支店があって、場所はポール・ボキューズ市場の中。ここはリヨンの中央市場にあたる所ですが、フランス料理界の巨匠である故Paul Bocuse氏の名が付けられています。

リヨン中央市場

おおよそ市場とは思えないほど近代的なガラス張りの建物!この建物は2006年に出来たそうですが、この市場自体は1971年からこの場所にあるのだそう。

リヨン中央市場の内部

内装もオシャレでキレイ!“市場”と聞くと、水で濡れた床や生魚の臭い匂いを想像しますが、ここは新装開店したショッピングモールの様です。

リヨン中央市場のワインショップ

リヨン中央市場の肉の店

売られている物を見ると、食材類はハムやソーセージ等の肉類が主。その他、惣菜やワインの売場、またチョコレートやケーキ等のスイーツ店も沢山入っています。

でも街中のショコラトリーと比べると、価格は大分割高。ケーキ一つ€4.8もします。

臭くないお勧めのチーズは?

beillevaire/リヨン

そんな市場の一角にあるのが、こちらのbeillevaire(ベイユヴェール)というチーズ専門店。beillevaireと言えば、2017年に東京・麻布十番にも店舗が出来た事で、知っている人も多いのではないでしょうか?

beillevaire/チーズの種類

店内は、オシャレにディスプレイされたチーズがギッシリ!スーパーの様にパッケージされた商品は少なく、殆どが計り売りでの販売になっている模様。

beillevaire/店員

物色していたら店員が声を掛けて来たので、“臭くないチーズ”はどれか尋ねてみた所、一般的に臭いのはカマンベールの様なソフトタイプのもので、ハードタイプのチーズは臭くない物が多いらしい。

Cantalチーズ

特に勧められたのが、こちらの「Cantal」というチーズ。これはフランス中部の地域で作られるチーズで、カチカチのハードタイプ。味はチェダーチーズにも似ているとの事。

beillevaire/試食

テイスティングさせてもらうと、確かに鼻を近づけても(くっつけても)臭く無いですし、食べてみると風味豊かで余韻もしっかり!これはなかなか楽しめそうなチーズです!

beillevaire/袋

そんな訳で、このCantalのチーズを100gほどお買い上げ。たった€2ちょっとの買い物なのに、親切な店員さんが綺麗にカットして手提げの袋にまで入れてくれました!

Cantalという名のチーズ、その味は?

beillevaire/Cantalチーズ

購入したCantalチーズをホテルに持ち帰り、いざ実食! 元々チーズは円盤状の形で作られるので、カットされたチーズはこの様にケーキの様な形をしています。

前回の記事でお伝えした臭いチーズの記憶があるので、包装を解いても臭いが殆どしない事に感動すら覚えるほど(笑)!

Cantalの焦げ目

でも完全に無臭という訳ではなく、特にこの皮(?)の部分に鼻を近づけると、若干あのチーズ臭が漂います。とは言え、これを部屋にほったらかしにしておいても部屋に臭いがこもる事は無いですし、あの臭いチーズ達とは完全な別物!

Cantalチーズの味

改めて食べてみると、臭いの弱さとは裏腹に味はしっかり。チェダーチーズに似ていますが、それよりも遥かに主張の強い味。まぁ確かに美味しいですが、若干のしつこさもあるので、これだけを沢山食べるのはちょっと辛いかな…。

スーパーで買えるCantal

尚、Cantalのチーズを翌日スーパーで探したところ、アッサリと見つかりました!価格は180gのカットで€2、ベイユヴェールの3分の2の値段で買えます。

Cantalチーズの味

こちらも食べてみましたが、味はほぼ全く一緒。これならスーパーで買うのが断然お得ですよね!

でも独特の生臭さと言うか、日本で売られているチーズには無い“天然”さを感じます。いかに日本のチーズが食べやすく調整された味なのか、それを深く実感させられました。

更に美味しいハードタイプのチーズを発見!

スイスのハードチーズ

尚、後日スイス・ジュネーブのスーパーへ行った際、今回の知識を元にハードタイプのチーズを購入して試してみたところ、これがなかなかの美味!これはスイス産のチーズですが、フランス産のCantalよりも更に臭みが少なく、風味も豊か!

スイス産チーズの味

170gで4.75フラン(≠540円)と日本のスーパー並の高値ですが、余韻もたっぷりで病みつきになる美味しさ!飽きが来ないので、いくらでも食べられてしまいます。

M&Sの美味しいチーズ

また、その後に訪れたイギリス・ロンドンのスーパーでは、美味しいチェダーチーズを発見!これはイギリスで有名なM&S(マークス&スペンサー)のプライベートブランドのチーズなのですが、そのお値段300gで2.1ポンド(≠300円)と超激安!

イギリスのチェダーチーズ

臭みはほぼゼロ。スイス産と同じく、こちらも嫌なクセが一切無いのでとても食べ易く、味も日本人好み!食べはじめたら手が止まらず、夕食後にも関わらず200gくらい一気にたいらげてしまいました!

こんなチーズが日本のスーパーでも安く手に入れば嬉しいですけどね~。

ハードタイプを選ぶのが吉!

と言う訳で、臭くない美味しいチーズについてお伝えしましたが、この他にも幾つか試してみたところ、カチカチのハードタイプであれば、臭いに関しては殆ど問題なし。逆にソフトタイプはほぼNG!基本的にハードタイプを選んでおけば、ほぼ間違い無い様です。

美味しいチーズの選び方

そう考えると、日本のスーパーで買えるミルキーなカマンベールチーズなんかは、ほんと奇跡ですよね!いかに日本の臭みを抑える技術が凄いかが窺い知れますが、逆に言うと余程強力な何かが入っているのではないかと、疑いの念を持ってしまうものです…。

フランス・リヨンのスーパーで買えるチーズについては、前回の記事をご覧下さい→フランスのスーパーで買ったチーズが臭くて食べられない…

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