以前「沖縄限定クラフト「75ビール」が美味い!オリオンの新商品」の記事で75ビール(なごビール)という沖縄の名護の地名にちなんだ名前のビールをご紹介しましたが、2021年の今年、同じオリオンビールから今度は那覇の地名にちなんだ「78ビール」が登場!
沖縄の那覇でしか買えない限定クラフトビール、75ビールのちょっと変わったフレーバーも合わせてその味をレポートしたいと思います!
目次
那覇(なは)限定の新作クラフトビール“78 Beer”
沖縄の県庁所在地「那覇」の地名にちなんだクラフトビール“78 Beer”。これは沖縄のビール会社で有名なオリオンビールの新商品で、2021年に市制100周年を迎えた那覇市を記念して開発されたもの。
2019年に発売された75ビールと同様、地名を数字で表したユニークなネーミングの沖縄限定クラフトビールです。
350ml缶と334ml瓶の2種類が発売され、価格はどちらも税込292円。180円程度で買えるサッポロ黒ラベル等と比べるとかなり割高ですが、まぁ限定クラフトなのだから仕方ないかと…。
因みに、78ビールはオリオンビールの公式サイトから通販でも買えますが、2ダースパックが7,656円(319円/本)と定価よりも更に割高!送料も掛かるので、ちょっと躊躇してしまいますね…。
今回はちょうど沖縄に滞在中なので、那覇市内で安く売られている所は無いかどうか色々と当たってみる事にしました!
売り場が少ない78ビール、缶は既に終売?
ところが今回、滞在中の那覇市内にあるスーパーやコンビニで78ビールを探してみたのですが、どういう訳かどこを当たっても見つからず…。
大型のマックスバリュやファミマなど10軒以上周ったのですが、どこも75ビールは置いてあるのに78ビールは取り扱い無し。まだ4月に発売されてから間もないと言うのに、もう早くも終売になってしまったのだろうか…?
そんな中、唯一見つけたのがこちらの酒屋。「リカーショップ新城」という名の店で、場所は国際通り屋台村のすぐ近くにあります。
店内の冷蔵庫に78ビールを発見!しかしここにあるのは瓶のみで、店員曰く缶は既に終売してしまったのだとか。
通販ではまだ買えるのに!? ちょっと腑に落ちないながらも、取り敢えずホテルで飲む為の1本をGet!
まろやかで美味しいペールエール!
苦労してやっと手に入れた78ビール。75ビールと同様、パッケージには大きく“78”の数字が入っていて、その周りには那覇の国際通りや市の花(ブーゲンビリア)の柄が描かれています。
グラスに注いでみて分かるこの綺麗な琥珀色!78ビールはペールエールに分類されますが、早速ペールエール特有のフローラルな香りが漂ってきます。
飲んでみると、凄くまろやかな口当たりにスッキリとした喉越し。後味にホップの苦味が少し引き立ちますが、特段苦いビールという訳ではなく、かといってフルーティー寄りでもない非常にバランスの取れた味わいです。
悪く言えば刺激が無く、これと言った特徴が無い味ですが、この口から喉へ素直に入って行くまろやかさはクセになりそう!私的にはイチオシの美味しいビールです!
75ビールの限定フレーバーは意外な美味しさ!
78ビールの他、今回は折角なので2020年6月に発売された75ビールの限定フレーバーも試してみました!
シークワーサーを使ったというALC.6%のIPA、飲んでみると独特の苦味とキレが鋭く、真夏にピッタリの爽快なビール!キンキンに冷やして飲むと尚美味しいです。
しかしシークワーサーを使ったという割にその風味は殆ど感じず、それはあくまで引き立て役といった所。果汁タップリのフルーティーな味わいを期待する人には向かないかもしれません。
尚、シークワーサーの果汁を感じるなら、同じオリオンビールから出ているこちらのドラフトビールの方が遥かにフルーティーでおススメです!
価格も75ビールより安いですし、発泡酒の様な安っぽいテイストではなく本格的な麦の風味も合わさった美味しいビール!空港の制限エリア内でも買えるので、帰り際の1杯にも最適です。
78と75、沖縄へ来たら是非試してみたい!
と言う訳で、沖縄の那覇で買えるクラフトビール「78 Beer」、限定品とあって売り場は少ないですが、2019年発売当初は手に入り難かった75ビールも今では那覇市のスーパーならどこでも置いてある状態になったので、恐らくこの78ビールも次期にそうなるのではないかと期待しています。
沖縄以外ではなかなか飲めない限定ビール、沖縄へ来たら是非試してみて下さい!