今回は、ハノイ・ノイバイ空港での「両替所」に関するレポート!ハノイへ着いてすぐ、ベトナムドンへの両替をしたいと思っていたのですが、到着ロビーに出てすぐの所に両替商が軒を連ねていたので助かりました!
一般的に空港の両替所はレートが悪いとされていますが、果たしてここハノイ・ノイバイ空港の両替所のレートはどうか?両替手数料の有無も含めて、比較してみたいと思います。
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到着ロビー出てすぐの両替所
今回私が利用したハノイ・ノイバイ空港の両替所は、国際線(ターミナル2)の到着ロビーにある両替所。JALでハノイへ到着した後、手荷物受け取り場を出てすぐ、右側へ行った所にあります。
4店舗並んだ両替商。それぞれ、両替だけでなくSimカードも取り扱っているので、街へ繰り出す前の準備がここだけで済んでしまいますね。一番右の店「mobifone」なんかは、両替商と言うよりインターネットプロバイダーサービスの方が本業の様です。今回は便宜上、左の店舗から順に①~④の番号をつけて比較します。レートの電光掲示板が店頭の見やすい所にあるので、見比べ易くて良いですね!
レートの比較と掲示の見方
それでは、4店舗のレートを比較してみたいと思います。とは言っても、左の2店舗は同じ系列店なのかレートが一緒だったので、実質3店舗の比較です。
- ①194.2
- ②194.2
- ③199
- ④196
左の店舗から順に①~④の日本円への両替レートです。この数字だけ見ると何の事やら分かりませんが、これは1通貨あたりのベトナムドンの値をしてしており、例えば“196”となっていると、1円が196ドンになるという事を示しています。
これだけを見ると、この場合は右から2番目の店舗が一番レートが良いという事になりますね。
両替手数料に注意!
しかし、見落としがちなのが両替手数料。今回比較した4店舗のうち、①②④の店舗では“NO FEE”の表示がありましたが、レートが一番良かった③の店舗には、その様な表示がありません。
ちょっと怪しいですが、試しに今回はこの手数料に関する表示の無い③の店舗で10,000円を両替してみる事にしました!面倒な手続き等は一切なく、お金を渡すとものの30秒で両替完了。
他の国の記事でも記載しましたが、海外の両替所は渡したお金が全て現地通貨に替わってお釣りが出ないので、短期滞在の際は千円札など小さな紙幣を持っておいた方が便利です。
結果は…1,950,000ドン。“199”のレート通りだと1,990,000ドンになるはずなので、やはり4万ドン(≠200円)の手数料がかかっていますね。率にして2%、大した額ではありませんが、3万ドンあれば美味しいバインミー(サンドイッチ)が食べられるハノイにおいては、ちょっと悔しい金額です…。
成田・羽田空港で両替の必要なし!
結局の所、手数料を加味すると、レートが一番良いのは一番右の店舗「mobifone」という事になりました。ただ、他の国の通貨も見比べてみましたが、米ドルやユーロは③が一番良いものの、英ポンドはmobifoneが一番良いレートです。この様に、レートは通貨によっても、また日によっても変わってくるものなので、毎回念入りにチェックする事が大事ですね。
因みに、この日のベトナムドン/円の公示レートは、1ドン=0.005円ジャスト。1円当たりに直すと200ドンという事になりますから、mobifoneの為替手数料は2%。これが成田空港だと15%くらいになりますから、いかに日本の空港がボッタクリかが分かりますね。
ハノイ・ノイバイ空港の到着ロビーに出てすぐの所にある両替所、便利な所にあってレートもそれほど悪くは無く、なかなか使える両替所だと思います。
マレーシアKLや台北もそうですが、東南アジアの多くは現地にレートの良い両替商が沢山存在しているので、くれぐれも羽田や成田など日本の空港で一度に沢山両替してしまう事の無い様に!
以上、ベトナム・ハノイ「ノイバイ空港」の両替所レートの比較をお伝えしました!
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