ベトナムのご当地グルメ、今回はハノイ旧市街にある大衆食堂THANH HỘPで食べた「ブン・タン」の食レポです!
“ブン”とは米粉を使ったベトナム料理の一つですが、同じヌードルの“フォー”とは若干異なります。その違い等も含めて、どんな味なのかレポートしたいと思います。
※この店は既に閉店した可能性があります。
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旧市街の大衆食堂THANH HỘP
今回訪れたのは、ハノイ旧市街にある「THANH HỘP」という食堂。口コミによると、外国人だけでなく地元の人も多く利用する大衆食堂なんだとか。
混沌とする旧市街の一角にあるTHANH HỘP。店先もごちゃごちゃしていて、どこが入口か分からない程…。
ですが、店内は意外とちゃんとしています(笑)。座席数はざっと見で25席ほど、あまり広い店ではありませんが、ハノイの大衆食堂の中では広い方かもしれません。
床は多少べた付きますが、清掃や整理整頓は一応きちんとなされている模様。この辺りも、大衆食堂にしては優秀ですよね。
メニューは「フォー」と「ブン」が中心
この店のメニューは、壁に貼られた掲示から選びます。見てみると、主なメニューはフォーやブン等の麵料理。いずれも35,000ドンが中心で、この他にコーヒーやハノイビール(各々20,000ドン)等ドリンクも用意されています。
ベトナム語の横に英語が併記されているので、どんな料理なのかだいたい想像つきますね。
ただ、店員のおっちゃんには英語が全く通じず、代わりに主要メニューに限っては写真付きの掲示があるので、それを指差して言うとスムーズかもしれません。
まぁ「ブン・タン」や「フォー・ボー」くらいなら問題ないと思いますが。
ブン・タンの味、フォーとの違いは?
今回はBun Thang(ブン・タン)を注文。お値段35,000ドン(≠175円)、注文から1分半というスピード提供です!
“Bun”は“Pho”と同じ米粉を使った麵料理ですが、主な違いは麺の形。フォーは生地をカットして作られた平麺なのに対して、ブンは丸穴の型に通して作られた丸麺。
その為、マロニーの様なつるんとした食感が特徴ですが、麺自体に味が付いていないので、食べた感じとしては殆ど遜色無いかなと・・・。
また、フォーと一緒でアッサリスープが特徴のブンですが、この店も相変わらず超薄味!唯一、鶏肉は美味しいですが、全体としてはいまひとつ・・・。同じハノイでも、ノイバイ空港のラウンジで食べたフォーの圧倒的な美味しさに比べると、足元にも及ばない感じです(参考→フォーが美味い!ハノイNIA Business Loungeのビュッフェを食レポ!)
味はフォーと遜色なし
と言う訳で、ベトナム北部の名物麵料理「ブン」を試してみましたが、食べた感想はフォーと一緒。フォー○○、ブン○○と、後に続く文字で味が変わってきますが、今回の旅行で食べたフォーやブンは、どれも味が殆どしない程の薄味ばかりでした・・・。
もうちょっとダシをきかせてくれれば美味しいと思うのですけどね。私の様に、大阪の美味いダシの味に舌が慣れていると、なかなか満足のいく味には出会えないものです・・・。
THANH HỘPの店情報
- 住所:12 Đinh Liệt, Hàng Đào, Hoàn Kiếm, Hà Nội
- 営業時間:6:00~21:00
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