世界遺産「タンロン遺跡」の見所を紹介!アクセスと入口の場所など

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今日から再びベトナム・ハノイの話題です。今回は、2010年にユネスコの世界文化遺産に登録された「タンロン遺跡」を訪れ、その見所を探りたいと思います。

タンロン遺跡は、21世紀になってから発見された遺跡群の一つで、西暦1010年から800年にも渡ってベトナム王朝が置かれていた所です。当時はこのタンロン城を中心に、現在のハノイ旧市街の辺りまで城下町が形成され、非常に栄えていたとの事。

そんな世界遺産の遺跡群がどの様な所なのか、レポートしたいと思います。


ちょっと分かり難いエントランス

「タンロン遺跡」は、旧ベトナム王朝の遺跡群。タンロン城跡を中心とした王朝の敷地内を見学する事になります。

ベトナム・ハノイ

場所はハノイ旧市街の西側に当たるのですが、何せごちゃごちゃした旧市街とは打って変わって、区画整理された広大な土地にあるので、どこが入口だか分からず迷いました!

敷地の北側には「正北門」という大きな門があるのですが、そこから入るとチケットが買えず、遺跡の中の建物に入る事が出来ないらしい・・・。

結局、メインエントランスがあったのはココ。Google Mapで示す“Ticket Office”の辺りに、敷地内へ入るエントランスがありました。

タンロン遺跡の入口

警備員の横を通って中へ。この側には大型バスの駐車場もあります。

ICカードチケットで入場

チケットオフィス/タンロン遺跡

入口を入って右側に“RECEPTION”と書かれた建物があり、この中でチケットを購入します。チケットオフィスには到底見えない、何だか学校の校舎の様な佇まいですね。

チケット窓口/タンロン遺跡

中は意外と(?)綺麗な内装です。窓口がズラリと並んでいますが、稼動していたのは一部の窓口だけ。ここでチケットを購入。

タンロン遺跡のチケット

自動改札/タンロン遺跡

チケット料金は30000ドン(≠150円)。安い割にICカードタイプのチケット、これを持って奥の自動改札口から入場します。

タンロン遺跡への導線

改札を抜けたら建物の外へ出て、園庭の先にある遺跡群へ。本来ここから見ると、シンメトリックに建ち並ぶ建物が綺麗に見えるはずなのですが、特設ステージか何かの幕がかかってしまって台無し…。

出口/タンロン遺跡

尚、最先端のIC自動改札口を導入している割に、出口の導線はかなりアバウト。監視員も誰も居ないので、これではチケットを持たない者が簡単に入れてしまいますね。

一番の見所は「端門」

端門/タンロン遺跡

さて、タンロン遺跡の敷地には幾つもの楼閣が建てられているのですが、やっぱり一番の見所は最初の「端門」。タンロン遺跡のイメージ写真にも必ず使われている建物ですよね。

端門の階段

門を入ってすぐの所には階段があって、石段の上まで登る事が出来る様になっています。

端門/タンロン遺跡/ベトナム

最近になって改修が行われたのか、ペンキが塗り直されていて写真で見るよりもずっと綺麗です。でもその代わり、歴史的な趣きがやや減ってしまっている感は否めませんね。

ライトアップ用の電球があちこちに付いているので、夜はまた綺麗に見えるのかもしれません。

端門の内部

建物の中にも入れますが、特にコレと言ったものは無く。用途不明な回廊があるだけでした。

西洋建築が多い

タンロン遺跡の西洋建築

敷地内を進んで行くと、整備された道に西洋風の建物が建ち並ぶ景観が続きます。フランス統治時代に建てられた建物も残されているそうですが、遺跡群と言うよりは貴族の邸宅という感じがします。

タンロン遺跡の卒業式

この時は、民族衣装(アオザイ)や制服を着た卒業生らしき姿が沢山ありました。口コミを見ていると、タンロン遺跡ではこの様な学生の式典に出くわす旅行者も多い様です。

タンロン遺跡の博物館

土器/タンロン遺跡

西洋風の建物の一部は博物館になっていて、出土した土器などが展示されていました。タンロン遺跡での調査・発掘はまだ継続されている様で、時には入場規制がされるエリアもあるのだとか。

「後楼」の中には祭壇あり

後楼の園庭/タンロン遺跡

その他、見所の一つとしてあるのが、敷地の一番奥の方にある「後楼」。ここはかつて王の側近を務めていた者達が利用していた建物だそうで、ここも広い園庭の先に建っています。

後楼の外観

後楼の入口

建物は2階層になっていて、入口から中へ入って急な階段を登ると、小さな小部屋が3つ。その中央の部屋だけには赤絨毯が敷かれた特別仕様になっていて、ここには祭壇が一つ。

撮影禁止/タンロン遺跡

唯一ここだけは撮影禁止なので内部の写真はありませんが、赤と金の装飾が施されたハノイにある他の寺院と同じ様な色合いの仏壇が祭られていました。

後楼の部屋/タンロン遺跡

この部屋以外は特に内装も無く、殺風景な部屋があるのみ。訪れる人があまり居ないのか、しーんと静まり返ってちょっと不気味…。

あまりパッとしない世界遺産

タンロン遺跡の門

と言う訳で、タンロン遺跡を見て周ってみましたが、石造りと西洋建築の建物が幾つかあるだけで、特に強く印象に残る所はありませんでした。ベトナムの歴史を深く理解している者であれば楽しめるのかもしれませんが、一般的な旅行者が行くとちょっと退屈するかもしれません。

タンロン遺跡の園庭

とは言え、綺麗に整備された敷地内は鳥のさえずりが聞こえて長閑ですし、のんびり散歩するには良い所なのかもしれません。入場料も150円と安いので、気軽に来られるのも利点の一つ!

尚、タンロン遺跡の営業時間は8:30~17:00ですが、途中昼休みで入れない時間帯があるのでご注意を。

タンロン遺跡の詳細

  • 住所:Số 19C Hoàng Diệu, Quán Thánh, Ba Đình, Hà Nội
  • 営業時間:8:30~11:30、14:00~17:00(各々入場は終了の1時間前迄)
  • 休業日:月曜・金曜
  • 入場料:30,000ドン(2017年11月現在)

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