今回のベトナム・ハノイ旅行では、旧市街に程近いAUTHENTIC HANOI HOTEL(オーセンティック・ハノイ・ホテル)に宿泊しました。JALパックの格安プランで予約した4つ星ホテルながら、4.2というエクスペディアの高評価を見て安心しきっていたのですが、なんとチェックアウト時に見覚えの無い請求をされて唖然!
部屋の質も、写真で見るよりも大分劣った感じですし、エクスペディアの評価に初めて疑いの念を持ちました。そんなハノイの4つ星ホテルAUTHENTIC HOTELの宿泊レポートをお伝えします。
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JALパックから予約の4つ星ホテル
今回宿泊したAUTHENTIC HOTELですが、場所はホアンキエム湖の東側。旧市街に程近く、観光の中心となるホアンキエム湖もすぐ近くにあって、利便性はとても良い所です。
ホテルは通りに面した12階建てのビル。ファサードだけを見るとやや高級感ありますが、中はそれほどでもありません…。
中へ入るとロビーとレセプション。チェックインの際に英語で色々と説明してくれるのですが、かなり聞き取り難い英語であまり理解できませんでした。愛想は悪くないですが、なにせ今回は不当にミニバー料金を請求してきたレセプションですから、良い印象は持てませんね。
そして不運にも、今回は2階という超低層階を宛がわれました…。上層階へアップしたいと言ったら、「今夜は満室だから明日以降また言って欲しい」とつれない回答…。途中で部屋を変わるのも面倒ですし、今回はここで我慢する事に。
窓なしのスーペリアルーム
今回の部屋がコチラ。JALパックの書類と見ると、“スーペリアルーム”という立派な名前の部屋なのですが、このホテルのルームタイプは
- Lake View Suite
- Premium Deluxe
- Deluxe City View
- Superior Double or Twin
の4タイプとなっており、このスーペリアは一番格下の部屋という事になります。
広さは申し分ありませんが、残念ながら窓なし(正確には、日の光が全く入らない路地裏に面した小窓が1つのみ)。昼も夜も全くわからない空間での滞在は、あまり心地よいものではないですね。このホテルは一種の“狭小住宅”の様な建ち方をしているので、特に低層階は道路に面した一部の部屋以外、皆この様な窓無しの部屋になっているのだと思います。
ベッドの固さはまずまず。枕は2タイプが用意されていますが、高さの高いタイプのものだけでした。
エアコンとデスク周り
エアコンはDAIKIN製。見慣れたコントローラーで安心しますが、“High”にしてもあまり強くなりません。またチェックイン時には冷房が付いていないので、初日は部屋が冷えるまでかなり時間を要しました。
デスク周り、奥行きの狭い机ですが、横に広いので使い難い事は無いです。引き出しにドライヤーが入っているのですが、3日目に部屋の清掃員が持って行ってしまった様で、最終日の朝使えなくて困りました…。
デスクにはコンセントが2口。ベトナムはCタイプが主流ですが、日本のAタイプのコンセントも普通に差す事が出来ました。スマホの充電やPCのACアダプタ等そのまま使えましたが、中には変圧器が必要な機器もあるので、使用の際は要注意!
やや難のある水周り
続いて水周り。バスタブはありませんが、十分な広さと清潔感。シャワーの水圧も問題ありませんが、温度調節にはかなり癖があり、同じ位置にレバーを設定しても使うたびに毎回温度が変わります。
また使っているとお湯が段々温度が下がってくる他、シャワーブースの水はけが悪い点も否めず。まぁお湯が普通に出てくるだけマシですかね…。
アメニティはシャンプー・シャワージェルの他、歯ブラシやシャワーキャップなど、基本的なものは揃っています。
また、洗面台に置かれた水は無料なのですが、その旨が書かれていないので躊躇します。現に、冷蔵庫にも同じメーカーの水が2本入っているのですが、そちらは有料ミニバーのメニューになるので注意!
飲んでないのにミニバー料金請求!
さて本題!冒頭でお伝えしたとおり、今回飲んでもいないミニバーの料金を、チェックアウトの際に請求されてしまいました!内容は、ペットボトル水とカシューナッツの2点。
ホテル曰く、私がこの2点を飲んだ(食べた)と言うのは初日。つまりチェックイン翌日の部屋の清掃時にチェックされたという事になりますが、そんなもの全く身に覚えはありません。
しかし、チェックイン直後に撮った冷蔵庫の写真を見てみると、確かにペットボトル水は1本のみ。これが2日目以降は2本に増えていたので、確かにおかしいなとは思っていたのですが、大して気にしませんでした…。
請求された金額は、日本円でおよそ300円。こんなもの、さっさと払ってしまえばそれで済んだのかもしれませんが、無実の罪に罰金を払わされる様な気がして、私も引き下がりません!何度も「使っていない」と否定するのですが、向こうもあちこちに電話を掛けるなどして強気の態度。
結局10分ほど押し問答の末、この様な文の“覚書”とサインを書かされて決着。不当に代金を支払わずに済みましたが、なんとも後味の悪い話です。I didn’t use anything mini bar.
それにしても、ミニバーの中身を盗った犯人は誰なのか?私がチェックインした時には既に無くなっていたとすると、清掃員のイタズラでも無いですし…。いずれにせよ、ホテルのミニバーはチェックインの際に必ず確認し、少しでも異常があったらその場ですぐに問い合わせる様にすべきですね。
4.2は有り得ない!4つ星ホテルの評価
こうして見て見ると、このAUTHENTIC HOTEL が4.2という高評価なのはちょっとありえないですね!レセプションの対応だけではなく、部屋の質を鑑みても、評価は3.5くらいが相当でしょう。
今回の様な不当請求のケースは稀だとは思いますが、物価の安いベトナム・ハノイなら他にもっと安くて良いホテルは沢山ありますし、ちょっとおススメは出来ないかなぁと。やっぱ東南アジアで泊まるホテルは5つ星に限りますね!
次回は、このホテルの最上階にあるBarレストランをレポートします→ホアンキエム湖が一望できるホテル最上階レストランへ!ベトナム・ハノイ
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