2月のベトナムはこんなにも寒い!真冬のハノイからレポート!

東南アジアASEAN周遊の旅、先ずは最初の滞在地ベトナム・ハノイへやって来ました!ベトナムにはこれまでに何度も訪れていますが、2月の訪問はこれが初。

ベトナムと言えば“常夏の国”というイメージを持っていましたが、実際に来てみるとこれがまぁ何と寒い事!吐く息すら白くなるほど寒いベトナムのハノイからレポートです!

ダウンジャケットが大活躍

いやぁそれにしても、冬のベトナムがこんなにも寒いなんて知らなかった…!数年前に1月のホーチミンへ行った時はウダる様な暑さだったのに、この2月のハノイはまるで別世界!

それこそ吐く息すら白くなる程で、道行く観光客もみな暖を取る格好をして、中には冬物のオーバーコートを着ている人の姿も。

日中の気温は常時12~13度、日が出ればもう少し暖かくなるとは思いますが、私がハノイへ来て数日、一度たりとも晴れる事なく連日曇りや雨ばっかり…。

服屋の店頭にはダウンジャケットが並び、それをセーターを着た観光客が試着に勤しむというこの光景…、何度も言いますが、ここベトナムですよ!

寒さで学校が休みになるハノイ

そんな冬真っ盛りのハノイですが、とあるベトナム現地のニュースによるとハノイでは子供たちの健康に配慮する目的から、気温が摂氏10度を下回る日は小学校への登校を中止にして、休校あるいはオンライン授業に切り替えるのだとか。

たかが気温が一桁になった位でまさか学校が休校だなんて…。それこそ何かの冗談かと思うほどですが、ベトナム人にとってこの時期のハノイはそれだけ異常な寒さだという事でしょう。

ここまで寒いとは知らず、この先のマレーシア行きも鑑みて半袖しか持ってこなかった…。自宅から成田空港まで着ていたファー付きのジャンバーが大活躍です!

人々が大人しくなった?

加えてこれはあくまで私の私感ではありますが、以前のハノイと比べると交通マナー(特にバイク)が若干改善された様な…。

以前は信号無視や逆走、歩道走行などは当たり前で、赤→青の見切り発車は平均5秒前が日常(少しでも遅れるとクラクションの嵐…)。しかしこの数日を見ているとその様な行為は殆ど見かけないですし、見切り発車も2秒程度に縮小。

また以前はバイク同士の衝突事故や喧嘩なんかも連日の様に見かけていましたが、そういう事態に遭遇する事もなく、安心して歩ける機会が随分と増えた様な気がします。

ハノイの街を歩いていた所、突然私の目の前でバイク同士の事故が発生!そして当事者同士の喧嘩が勃発し、警察が駆けつけるま...

人間というものは寒いと気持ちが縮こまって保守的になり易いとはよく言われますが、普段は常夏の下で横柄な陽気な性格のベトナム人も、こう寒くては交通ルールを破る気力すら起こらないのかもしれません。

だって信号に従っているだけの方が楽ですからね。良い意味でも悪い意味でも、東アジアの某国民に通じる所がある様な…。

と言う訳で、異様な寒さが続く2月のベトナム・ハノイからお伝えしました!この後はハノイからダナンへ飛び、世界遺産の街ホイアンへ。