ロシアのウラジオストクに着いて一晩、先ずは街を一通り練り歩いてみました!ウラジオストクがどんな街なのか?街の印象や見所など、ざっくりとご紹介できればと思います。
♪こちらも合わせてどうぞ→「ウラジオストク」記事一覧と旅行ガイド
坂が多いウラジオストクの街
ウラジオストクの街ですが、広さ的には小じんまりとしていて、主要スポットだけなら歩いても十分周れる広さ。観光日数は、1泊2日もあれば十分だと思います。
街のメインストリートは、金角湾に程近い所を東西に走るスヴェトランスカヤ通り(Svetlanskaya St.)。ここは数多くのショップやレストランが立ち並ぶ他、広場や行政機関なども建つ街の中枢です。
田舎じみた所のあるウラジオストクですが、ここだけは交通量も多く都会的!
街を歩いてみた印象としては、とにかく急な坂道が多い事。ウラジオストクの地形はかなり特殊で、海岸から数十メートル離れるだけで一気に標高が上がる所も多く、その事が影響しているのだと思います。
また、街並みを眺めているとカラフルな建物が多いというのも特徴の一つ。日本から僅か2時間半でこんな本格的なヨーロッパの街並みが見られるというのは、なかなか貴重ですよね。
尚、市内交通はバス若しくはタクシーのみ。街が狭いので利用機会は殆ど無いと思いますが、市街北部、また橋を超えてマリインスキー劇場へ行く場合等には利用のし甲斐があるかと思います。
バスを利用するなら、Google Mapのルート検索を活用するのがおススメ!
モニュメント、教会
街の見所ですが、スヴェトランスカヤ通りを中心に多く見られるのが銅像。これらはロシア革命やロシア聖教の宣教師などの人物が象られたものですが、中央広場近くだけでも3つ、その他街の至る所にも様々な人物の銅像や記念碑が建っています。
中央広場から500mほど東へ行った所にあるのが、ニコライ二世の凱旋門。これは19世紀後半、ロマノフ朝皇帝ニコライ二世の訪問を記念して建てられたそうで、ロシア的なフォルムと外観がなかなかイケてますね!
また教会はあまり数多く無いですが、ニコライ二世凱旋門すぐ側にある「Храм Часовня Андрея Первозванного」など、ロシア正教会の特徴的な建物が幾つか見られます。
中央広場横にも立派な教会(?)が建っていますが、この時は工事中で入れず。どういう訳かGoole Mapにも表示されていないナゾの教会ですが、ウラジオストクの中ではなかなか立派な建物です。
海が見える「噴水通り」
その他、観光客に人気なのが、通称“噴水通り”と呼ばれるAdmirala Fokina通り。ここはキレイに整備された歩行者専用の通りで、沿道にはベンチも設置されています。噴水越しに海が見えるとあって絶好の撮影スポットなのですが、この日は残念ながらあいにくの天気…。
ショップやレストランも数多。ウラジオストクで有名なチョコレート店や、ゆったり寛げるロシア料理店などを利用しましたが、その模様はまた別の記事で!
土産物店を兼ねたスーパーもあって、ここではビールやワイン等のアルコールも手に入ります。コンビニ価格なので値段は若干割高ですが、それでも500mlのハイネケンビールが90RUB(≠153円)など、日本と比べるとお買い得です!
もはやコリアンタウンと化している…
そんなウラジオストクの街ですが、ある意味最も印象的だったのがコリアンの存在。街のどこへ行っても韓国語ばかりが聞こえてきますし、街の至る所にハングル文字の表記。
私が宿泊したホテルAZIMUTも、コリアンの観光客で溢れ返っていました!
もはやコリアンタウンと化したウラジオストクの街…。まぁ地理的に近いので自然な事かもしれませんが、この後で訪れたハバロフスクでは殆ど見かけなかったので、この街だけ異常です。
韓国人が多いからと言ってどうって事は無いですが、ホテルのレセプションやショップのレジ等において順番待ちをするケースでは、この僅か1日の間で彼らに割り込まれる事が3度もあったので、ほんとマナーの悪さだけは何とかしてもらいたい…。
と言う訳で、ウラジオストクの街についてざっとご紹介しました!サンクトペテルブルクにいる様な変に絡んでくる輩などは居ないので、治安は良いと思いますが、バッグを前に持つなど基本的な防犯は忘れずに行った方が良いと思います。
「ウラジオストク」記事一覧と旅行ガイドはこちら↓