乗り継ぎで訪れたシンガポール・チャンギ空港。長旅の影響もあってか、どうも風邪っぽい症状が出て鼻づまりになってしまったので、風邪に効くとされる「タイガーバーム」を空港の制限エリア内の店で購入し、鼻の周りに塗って様子を見ていたのですが、それから1日も経たずに患部がヒリヒリと炎症を起こし、やがて皮膚が剥けてきて無残な姿に・・・!
このタイガーバームは人気のシンガポール土産としても有名な万能薬なのですが、どうも日本人の肌には合わないらしい・・・
風邪に効く万能薬の軟膏
「タイガーバーム」と言えば、シンガポール発症の万能薬。軟膏タイプの塗り薬で、患部の血行を促進し肩こりや筋肉痛、また鼻づまりに効くと言われていて、ちょうど日本の「ベポラップ」的なものです。
今やアジア諸国のどこへ行っても手軽に買える様になっていますが、一時期はシンガポールと香港でしか手に入らなかった事もあり、今もなおシンガポール土産の定番として愛用されているのだとか。
私も噂には聞いていたのですが、これまで使用経験は無く、今回ちょうど良い機会だったので買ってみた次第であります。
日本のAmazonや楽天でも買えますが、もちろんチャンギ空港で買うよりも3割ほど割高。それでもバラで買えるので(空港はセット販売のみ)、気軽に試せるのは良いかもしれません。
チャンギ空港で購入
私が購入したのは、チャンギ空港の制限エリア内にあるコチラのショップ。T2かT3か忘れましたが、どのターミナルにも取り扱いの売店はあります。
店頭の一番目立つところにタイガーバームのコーナー。やはりこれが最も売れるんでしょうね。バラでは販売しておらず、最もオーソドックスなセットが6個入りで、お値段$29。
タイガーバームには効能によって異なる「赤」と「白」の2種類存在するのですが、近寄って来た店員に鼻づまりを治したいと伝えた所、勧められた「白」の6個入りを購入する事に。
でも今思えば、赤と白のセット(3×3)を買えばよかったと後悔・・・。
確かに効く。しかし…
購入後、さっそく開封して試してみる事に。蓋を開けて漂う香りはベポラップとほぼ同じですが、その奥に少し唐辛子の様な香辛料の風味が漂います。
これをこの軟膏を鼻の下とこめかみに適量を塗ると、スーッと鼻に通る感覚があり、それから暫くして鼻をかんだ所、これまでに無い鼻の通りを実感。飛行機内で患った耳抜き不良が少し残っていたのですが、これも一気に改善されました!
これは即効性があるのかもしれない。更なる症状緩和を期待し、その後も時間を空けて2度3度塗り足しをしたところ、何時間か経ってから塗った所がヒリヒリと痛む様に…。
鼻のかみすぎかな?と思って気にしていなかったのですが、夜になって鏡を見てみたらビックリ!塗った所が赤くただれ、それが翌日には日焼け後の様に剥がれてきてしまった…。
まさかこんな事になるなんて…。私は特に肌が弱い訳じゃなく、それこそベポラップ等を使った際にもこんな状態になった事は無いので、恐らくこのタイガーバームの成分は相当に強力なものなのか、単に私が合わないだけなのか…。
トリセツを見てみると、このタイガーバームに含まれているのはペパーミントやユーカリ、メントールなどの成分が計6種類。その内のどれが悪さしているかなんて分かりませんが、総じて日本人の繊細な(?)肌には合わないのかもしれません。
使用の際には要注意!
海外の食べ物や薬が合わないというのはよくある話ですが、それは人気のシンガポール土産でも同じ事。やはりこういうものは慎重にならないとダメですね。即効性があるので“よく効く薬”としては正しいと思いますが、その分強力な成分が含まれているのは想像に難くないです。
これから使ってみようと考えている人は、薄めて使うか、念入りにパッチテストする事をおススメします!
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