銀座にある「iittala」と「marimekko」の直営店へ行ってみた!北欧デザイン雑貨の2店を比べてみる

北欧フィンランドのブランドメーカーiittalaとmarimekkoは、斬新かつ洒落た北欧デザインの食器や雑貨が揃っていて、特に女性を中心に高い人気となっていますね。

先日の記事で、フィンランド・ヘルシンキにあるiittalaのアウトレットショップ、ならびにスーパーマーケットで売られていたmarimekkoのペーパーナプキンをレポートしましたが、これらのHPを見ると直営店が日本にもあって、首都圏では銀座や渋谷を中心に幾つか店舗が存在する様です。

銀座のマリメッコとイッタラ (1)

そこで、ちょうど銀座に立ち寄る機会があったので、銀座にあるiittalaとmarimekkoの直営店へ行ってみる事にしました。※2017年7月をもって銀座にあるiittalaの店舗は全て閉店、現在は丸ノ内(新丸ビル)に店舗があります。

iittala銀座店(現在は閉店)

場所は数寄屋橋交差点から100mほど裏通りを進んだ所です。銀座駅のC2出口から3分程で着きます。

銀座のマリメッコとイッタラ (2)

ありました!地味な外観で少し分かり難かったですが、iittalaの看板は目に飛び込んできます。

この後、中へ入って少し見て周りましたが、店員のお姉さんがペッタリくっついて大変でした。英語で言うところの「I’m just looking, Thank you.」に代わる良い言葉が見つからなくて、色々商品の説明を受けた後、危うくグラスを買ってしまいそうでした…。

現地のアウトレット価格を知っている者としては、それだけは避けたいものですよね。でもまぁ、とても丁寧な接客対応で好印象ではありましたが…。

松屋銀座のmarimekko(現在でもオープン)

銀座のマリメッコとイッタラ (19)

という訳で、松屋銀座へ!ここにはiittalaも入っているので、初めからこちらに来れば良かったかもしれません。※2020年1月現在、松屋銀座のiittalaは閉店しています。

銀座のマリメッコとイッタラ (12)

ありました!松屋銀座の7階はインテリア雑貨を中心に取り扱っているフロアで、その一角がmarimekkoになっています。

銀座のマリメッコとイッタラ (10)

取り扱い商品としては、バッグやアクセサリー、クッションや小物類が主で、キッチン用品に関しては、実用性よりもインテリアの一つとしてディスプレイされている感じです。

銀座のマリメッコとイッタラ (11)

不運にも、肝心の「ペーパーナプキン」は見つける事が出来ませんでした。基本的に“カワイイ”雑貨を探しに来る女性客向けのショップという感じです。

iittalaのコーナーへ(現在は閉鎖)

銀座のマリメッコとイッタラ (13)

さて、marimekkoの奥にはiittalaのコーナーもありました。

銀座のマリメッコとイッタラ (17)

花柄で溢れていたmarimekkoと比べると、こちらはシックでモダン。白と黒を基調とした落ち着いたデザインには好感が持てます。

銀座のマリメッコとイッタラ (15)

私が3,000円弱で購入した「Gaissa」のLサイズは¥4,500+税。まぁこんなもんでしょう。

銀座のマリメッコとイッタラ (14)

一方、「Ultima Thule」のLサイズは2,500円+税で売られていました。この価格、以前私がフィンランドのロヴァニエミで€1≠¥115のレートで購入した時とあまり変わりませんので、これはなかなかお買い得なのではないでしょうか。

銀座のマリメッコとイッタラ (16)

また、marimekkoには置いていなかったペーパーナプキンがありました。iittalaにもあったんですね!ヘルシンキのスーパーでは見つける事が出来ませんでした…

銀座のマリメッコとイッタラ (18)

こうやって北欧雑貨の2大メーカーが一つの所にまとまっていると、比較しながら見る事が出来て楽しいです。

日本のショップでは、小物を“使う”というより“飾る”事を重視したディスプレイになっていましたが、ヘルシンキのアウトレットショップでは、一種のホームセンターの様な“実用性重視”の陳列方法でしたから、向こうの国では我々が茶碗を買うのと同じ様な感覚なのかもしれませんね。たとえ平凡な物であっても、それを洒落た心で見る日本人の目は、まだまだ捨てたものでは無いと思います。

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